子宮頸がん予防ワクチン:キャッチアップ接種
クリニックは、新型コロナワクチンに加えて子宮頸がん予防ワクチンの接種で忙しいです。
今月は(一週間の夏休みがありましたが)それでも9価のシルガード9人、2価4価41人です。41人の内、34人がキャッチアップの方たちです。子宮頸がん予防ワクチンの積極的推奨を控えて来た間に、うたなかった人達の救済手段です。一回が約16000円。それが三回ですので、5万円弱が無料ぜひこのかんに打ってほしいと思います。
広島市のホームページから転載しますね。
子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種を実施しています
本市では、厚生労働省からの通知に基づき、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的な接種勧奨を控えてきましたが、令和3年11月26日の厚生労働省の検討部会等で最新の知見を踏まえ、改めて子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開することが決定しました。その後、積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う(キャッチアップ接種)こととなり、予防接種法施行令の一部が改正され、令和4年4月1日に施行されました。
1 対象者
平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性
(当該ワクチン3回の接種が完了していない方)
※対象者の方へお知らせと国が作成したリーフレットを令和4年7月中旬に送付します。
2 対象期間
令和7年3月31日まで
(標準的な接種間隔の場合、全3回の接種完了までに約6か月の期間がかかります。)
又、大切なことなのですが。高校一年生を過ぎて自費でワクチンをうった方への費用の返済も行われています。それも、転載しますね。
7 自費で接種した方に対する費用助成制度
接種勧奨を差し控えていた間に定期接種の機会を逃し、対象年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方に対する接種費用の助成を行います。
⑴ 対象者
平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の上限年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方(令和4年4月1日時点で広島市に住民登録があった方に限ります。)
⑵ 申請可能期間
令和4年7月1日~令和7年3月31日まで
⑶ 請求方法
各区保健センターに備え付けの申請様式(本市ホームページでもダウンロード可)を使用し、母子健康手帳や予防接種済証等、接種歴が確認できるもののコピー及び領収書等を添付して各区保健センターに提出
⑷ 助成額
自費で支払った金額と本市が定めた基準額を比較し低い方の金額
この返済があまり知られていないようなので。バカにならない金額ですので、該当する方はぜひ手続きをされます様に。当方でうったけれど、接種証明を紛失したという方は、当方でコピーお渡ししますので、どうぞ。
久しぶりに紺ちゃんのまぜそば。期間限定の最終日にギリギリ間に合って。たっぷりのカイワレ、ミョウガなどの野菜の下には、煮込んだミンチと細麺が。やっぱり最高においしい。ごちそう様でした。
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