吉田での講座とひまちゃんに会ったこと
吉田の人権福祉センターに行って来ました。「親子で学べる性教育」。コロナのために予定していた会が延期、延期で結局昨年度中にはできなくって、やっと年度が代わって実現しました。前年に予約していたのは、年度が変わったので、また新たな予約を取ったそうです。前に予約したからとそのまま来られた方たちがおありだったようです。沢山来られて、配布資料を持って行ったのが足らなくって大慌てしました。
親子さんに話した後、主催者さんから皆さんへのプレゼントとして「性教育トイレットペーパー」が。四種類の中から一人一個ずつ好きなのを選んで持って帰って頂くと。「体の仕組み」「性的同意」「性暴力」「セクシュアリティ」の四種です。親子さんだと二個ですね。
私も二個戴いて帰りました。
沢山の方がアンケートを書いてく下さっていました。その中の15歳の方の感想です。点数は100点満点中100点を点けて下さっていました。
「満足した理由があればお書き下さい」では「知りたかったことが分かったから。丁寧な教え方で性についてしっかり理解することができたから」
「今日の講座の中で印象に残ったことは何でしょう?」では「ビデオを見て新しい命が誕生する喜びや、親への感謝の気持ちがあふれました。望まない性交もあるので、その注意法なども知れて良かったです。何かあったら必ず相談電話をかけたり、知人に相談したり一人で抱え込まないようにしようと思ったり、もし自分が相談された場合、しっかりその人の気持ちになり、自分が出来ることをせいいっぱい頑張り、少しでもその人の役に立てるようになりたいと思いました。」
こんな感想、本当にありがとうございます。12歳の人からは「分からない言葉があった」から10点減点という感想もありました。そうね、年代がみんな違うと、どうしてもこういうことが起こってしまいます。5歳から高校生までだから。うーん、難しい。どこに焦点当てようかと悩み続けながらでした・・。
でも、まあまあかな?二週間後には同じ所で、「子宮頸がんの現状と予防ワクチン」について話します。
帰りに、吉田なので、ひまちゃんに会いに行きました。前はよく会っていたのに、ここのところ、特にコロナになってから長い間会っていませんでした。メールをしたのですが、目に留まらなかったようで、留守かもと思いながら行きました。でも、家にいらっしたし、丁度お母さんも来ていらっしゃいました。ひまちゃんは、「会いたかった」と、私の手を取って抱き着いて泣かれました。「もう歩けなくなった」と。電動車いすで家の中の移動だけで、殆ど外には出ないままだと。手も動かなくなったから、パソコンも難しくなったしと。ブログやフェイスブックもあまりアップがなくなっていたので・・。みんなにも会いたいということですので、コロナがすんだら、みんなで会う会をしましょうね、と話しました。一緒に食べようと思ってお菓子を持って行ったのですが、お母様と食べられた方がいいと思っておいて帰りました。
しばらくいて、サヨナラしたのですが。以前は、ひまちゃんの最愛の人、とらきちさんがお具合が悪くなって、何度も家に行っていました。とらきちさんが亡くなったのは、2012年の二月。もう10年経ちました。しばらく活動していたひまちゃんを支える会も、すっかりなにもしなくなって。ひまちゃんが今弱っている姿に接して、泣きながら運転して帰りました。しばらく会わなかったことを後悔しました。昨日は姉のことで、今日はひまちゃんのことで・・。もう少し暖かくなったら、どなたかと一緒にひまちゃんと遊ぶ会をしましょう。ひまちゃんの部屋の中はカープグッズがいっぱいでした。カープがいいかな?
そんな一日でした。
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コメント
安芸高田市で講演会…とあったので
ご一緒させてもらえないかな
ひまちゃんに会いに行けないかなぁ
でも講演会だし無理かな?
…なんて思ってました。
次回チャンスがあったらぜひ誘ってくださいね〜
投稿: 音♪ | 2022年4月 3日 (日) 20時57分