パーキンソン病と片頭痛についての講義を受けました。
今晩の晩御飯です。昨日の残りや、帰ってすぐにどさっと作ったメンマなどタケノコだらけです。それに鯛のアラ炊き。何もかもおいしくて。ご飯はお替りをしましたよ。いつも晩御飯は一膳だけなのですが。
残ったタケノコでどさっと作ったメンマです。こうしておいて冷凍保存します。これを白ごはんに混ぜると即席のたけのこご飯にもなるし。何よりおいしくて、おやつがわりにまみ食いしています。
まだタケノコゆでたのが残っています。さて、明日にはすべて使わなくっては。タケノコをくださった人は、ゆでたタケノコに砂糖をまぶして冷凍するといいと教えて下さいました。そのまま煮ものにするのだそうです。塩をまぶすのは知ってるけれど、砂糖って??でも、してみようかと思います。
さて、昨日は広島市中区医師会の総会でした。総会は人事などであっさりしたものですが。その後で学術講演会がありました。
「神経疾患治療の進歩—パーキンソン病と片頭痛ー」というタイトルで、広島逓信病院内科の山脇健盛先生の講演でした。パーキンソン病、脳梗塞、多発性硬化症、重症筋無力症、そして片頭痛などの神経内科のお話です。他科の医療の進歩の話はとても新鮮です。知らないことがいっぱいありました。私達は、女性の更年期、熟年期の様々な訴えを聞くことが多いのです。その患者さんたちに適切にアドバイスするためにもこのような他科の勉強をしておかなくてはと痛烈に感じました。聞いて良かったと思いました。
まず、パーキンソン病は、ドーパミンの不足によって起こると。だから、ドーパミンを投与すると、とてもよくなって皆さん喜ばれるのだと。ところが、そのうち薬が効かなくなって、進行してしまうのだと。単なる身体的な症状だけでなく、うつや認知症、睡眠時行動異常などの神経症状を伴いますが、アイソトープによって診断力は飛躍的に良くなったのだそうです。これからは、IPS細胞による治療が期待できるらしいです。
とても興味があってこの講演を聞かなくはと思ったのは、タイトルにある「片頭痛」です。子どもの時から前兆のある片頭痛に苦しんで来た私です。試験中に発作が起こると、目が見えなくなるのでとても困りましたし、運転中だと、視野欠損ががまだ少しの間に早くどこかに停めて、見えるようになるのを待たなければなりません。前兆が起こると直ぐに一刻も早く鎮痛剤を飲んで痛みを押さえないと、視野が見えるようになるころから、それはそれは激痛になるのです。ひどい時には、連日のように発作が起きてそれはつらかったのですが、ここに来て頻度は大分治まってきました。ひどい寝不足だったり疲れると、今でも起こります。
おかしかったのは、この片頭痛は、天才に起こると。女性だったら、美人、首がほっそりしてなで肩の人に起こるのだそうです。芥川龍之介、ダーウィン、ピカソ、女性だと樋口一葉などが、自分の症状について書き残しているそうです。私は首は細くないは、と苦笑しました。
お話を聞いてびっくりしました。今は予防の注射があるだそうです。薬によって打ち方はちがうのだけれど、大体一月に一本の注射をうてば、かなりの確率で予防できるのだそうです。もしこれからあまりに度々起こる様なら、注射の相談に山脇先生を尋ねようと思いました。出来ればこのまま治まってほしいのですが。
有意義なひと時、ありがとうございました。そうそう、山脇先生は、広島旧市民球場の近くの出身ですが、東京、横浜、名古屋、大阪で仕事をなさり、そして広島へ帰って来られたのですね。すべてセリーグの球団の本拠地。話し始められる時には、カープが3対0で勝っていますと言われたのですね。所が、お話が終わった時には、5対3で負けておりました~。
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コメント
被爆77年:願平和 点滴穿石。
サンショウウオの「モトヤス」亡くなるの報道。中国山脈の上流から原爆ドームの下流域まで、頑張ったねでも疲れたね、汽水域が更に拍車をかけたね。貴方の「核兵器共有、否!」の思いはシッカリ先生はじめみんなに引き継がれているからね。安心して安らかに眠ってください。
そうですよね 河野先生!(涙)
投稿: 若松っ子 | 2022年4月22日 (金) 18時34分