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性同一性障害の方の性別を変更した戸籍について

性同一性障害の方の性別が無事変わっての話です。どなたもそうなのですが、性が変わるまでに長い厳しい道のりがあります。診断を受け、治療、それも確定診断を受けた後からホルモン治療、そして手術。それには高額なお金もかかります。希望する性で生活をしているという証拠も必要です。そして家庭裁判所に申請を出し、決定をしてもらって、やっと望む性に変わります。

ある人の場合。家庭ではこれまで二人姉妹で、二女でした。その性が変わったので戸籍は二男となりました。長男ではありません。戸籍の男・女のところが変わるだけです。だから、その方のお家は、長女と二男の姉弟ということになります。長男はいません。

「長男になりたかった」とつぶやきましたが、そう法で決められているのでどうにもなりません。仕方がないね、と言わざる得ませんでした。

 家の中に長男、二男、長女、といて、長男が女性になったら、長女、二男、長女となります。だから、一家の中に長女が二人、長男がいないのに二男だけとなります。
 長男、二男、長女がいて、二男が女性になると、長男、二女、長女となって、長女よりも二女の方が年上となります。

戸籍謄本は性が変わった時点でその人単独の戸籍が出来ます。筆頭者が本人の単独の戸籍です。だから、本人の戸籍は特におかしいことはないのですが。元の家族がおかしなことになると、そういうことですね。

まだまだ性同一性障害の性の変更については、変なことがあるものだと気づきます。

でも、一番の問題は、やはり性別を変更するには、手術で精巣や卵巣を取って、子どもを作ることが出来なくなるということが条件であると、そうしないと自分の本来の、望む性にはなれない、これが何より人権侵害であると、そう思います。

先日、久しぶりに「らあめん紺屋」に行きました。いつも「混ぜそば」ばかり食べていたのですが、今回は季節限定の「紺屋レッド」。唐辛子が辛いけど甘くて、細麺がよくスープに絡んで、とてもおいしく戴きました。

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