映画「ユンヒへ」
今日のお休みは、午後はエソールの相談事業に行きました。いろいろなジャンルの方たちが、様々な相談に一斉に乗るというエソール初めての試みで、私は4人の方の相談に乗りました。それについては、ここでは話せないので。
その前午前中に映画を観に行きました。前から日韓親善協会にご案内を頂いていたのですが、やっと今日行くことができました。韓国映画の「ユンヒへ」です。
韓国映画は好きでよく行きますが、強烈で激しく感動する映画が多くて。でも、今回の「ユンヒへ」はしっとりとしてじんわりと感動があり、いつの間にか涙が出ていました。かつての女性同士の恋愛、これが美しく描かれます。舞台は小樽の冬。雪の景色がとても美しくて。ネットから写真を頂きます。
これもネットから一部頂きますね。
韓国でシングルマザーとして暮らすユンヒと、日本で伯母と暮らすジュン。20年前のふたりの初恋が、北海道・小樽を舞台に語られる。
韓国の地方都市で高校生の娘と暮らすシングルマザーのユンヒ(キム・ヒエ)のもとに、学生時代をともに韓国で過ごした友人で、いまは小樽で暮らすジュン(中村優子)から1通の手紙が届く。20年以上も連絡を絶っていたユンヒとジュンには、互いの家族にも明かしていない秘密があった。手紙を盗み見てしまったユンヒの娘セボムは、そこに自分の知らない母の姿を見つけ、ジュンに会うことを決意。ユンヒはセボムの計画を知らずに、誘われるがまま小樽へと旅立つ。
とても薄いガラスでできたような映画だ。驚くほど美しいのに、簡単に壊れてしまいそうで、大切に扱わなければと思わされる。イム監督は、これまで韓国映画で取り上げられることが少なかった中年女性の同性愛を、特殊なものにすることも、性的なものにすることもなく、抑圧された社会に“ただ”生きる女性たちの物語として描いた。
劇中で、ユンヒとジュンの恋は、直接的な言葉や表現を一切使わずに描かれる。ふたりが恋愛関係にあった20年前の韓国では口に出せなかった強烈な思いを、陳腐なセリフで語らせない演出に、キムと中村の静かに燃えるような演技が光っていた。
サロンシネマでは、「ユンヒへ」はほとんど満席でしたが、私は、少し早く行ったので、かつかつ一番前に座れました。ここでは午後からもう一つの韓国映画「声もなく」も上映されていましたが、これは行ったときはもう満席となっていました。もう明日までなのでこれは見ることが出来ません。残念。耳が聞こえない男性と誘拐された少女の、ちょっと怖くとも切ない映画の様です。いつか機会があれば・・。
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