NPO「とりで」のスタッフの皆様にお話しました。
昨日は、岩国のNPO法人「とりで」の職員の方に講演をしました。「とりで」は、子どもの貧困対策としての子ども食堂、学習支援事業、ファミリーホーム、義務教育終了後の子どもたちの自立援助事業、養護施設などの退所後の子どものアフターケア等々、いろいろな子どもたちへの幅広いサポートをされています。職員の方々も若い人が多く、活気があります。この様な方たちへ、性教育のお話させていただけるのは、大変にありがたいことで、張り切って行きましたよ。
天気予報では、かなり冷え込んで雪が降りそうということで、前の晩から会場のホテルに入りました。これが大正解。広島では、前夜の雪と冷え込みで地面が凍って、橋などの坂を登れない車で大渋滞だったと、ニュースでやっていました。私の車はこれはもうお昼の日が照っている時なのでだいぶ溶けてましたが、雪をかぶっていました。
講演は、今の若い人達は、きっと性教育を余り受けていなくって、体の基本もあまり知っていないのではという思いがあったので、それら体についても、そして妊娠、避妊や人工中絶や性的同意、DV、性暴力、それからLGBT、学校における性教育の現状など多岐にわたって総論をお話しました。総花過ぎて話が薄くなってしまったかもしれません。その分、本をいろいろと持って行って置いてきましたので、埋め合わせとして戴けたらと思います。
これで終わらず、もう少し、例えば、私が中学や高校で話していることを、自立援助の子どもたちとスタッフと一緒に、話をさせてもらえればなあという思いももっています。又お話してみましょう。
スタッフの皆様には本当にありがとうございました。皆様が明るく子どもたちに向き合い、頑張られているお姿に接して、私も力を戴きました。又ご縁がありましたら宜しくお願いします。
お話を終えたのはお昼過ぎでした。せっかく岩国まで来ているので、ちょっと足を伸ばしましょうと、雪は舞っていましたが錦帯橋まで行きました。久しぶりです。コロナだからでしょう。お店も閉まっていますし、人もちらほらとしかいませんでした。河原に車を停めて、川の流れを見てきました。雪は時折激しくふりました。写真の山の上にお城が小さく写っているのですが、ちょっとぼけましたね。
寒いので、少しだけ河原で休んで車に戻って。この後、せっかくここまで来たのだから、もう少し足を延ばして、山賊に行きましたよ。ここも本当に久しぶりでした。明日、そのお話をしますね。
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