性教協夏期セミナーのご案内です。
今年の性教協夏期セミナー、チラシ第一号から。いつもは三日間ですが、今年は二日間で。それもハイブリッドで行います。大会テーマからしてサイコーです。「いま、広島で考える平和に生きる権利-個人の尊厳とジェンダー平等実現する権利ー」ですよ~!!
そして、内容です。
記念講演は、RCCの平尾さんですよ~!!これがうれしくて。記者さんではありますが、原爆小頭症の「きのこ会」の事務局長でもあります。私は平尾さんのドキュメントのファンです。何本ものきのこ会を中心にしたドキュメント。これには、平尾さんだけでなく数々の方たちが築いてきた歴史があります。もっとも安全な場であるべきお母さんの胎内にいて被爆。ただただお母さんのおなかの中にいたというだけで、それだけで、重度の障害を持って生まれてきた方たち。と、その家族の方たち。この方たちの存在を世に問うた人達もまたこれまでに沢山いました。ABCCからそっと名簿を提供して下さった人もいました。昭和天皇に戦争の責任を問うた人もいました。この方たちも含めてのドキュメントをラジオで聞き、またビデオで見て、毎回涙が止まらなくなっていました。
全国の性教協のメンバーにこれらの話を聴いていただけるのが、本当にうれしいのです。
そして、二日目にはまた、半ばこれも強引にプログラムに入れて頂いた河口和也先生のお話です。ランチタイムセミナーになってしまいましたが、シンポジウムの一員でなく、お一人でしっかりお話頂けるので、これで良かったと思います。
今や、河口先生のことを知る人は多いでしょうが、まだまだ全国の方に知って頂きたいのです。広島に河口先生がいるよ~と。当事者としても闘い続けた先生の「性の多様性を巡る日本社会の変化とこれからの課題」。
私が広島に来られたばかりの河口先生を知ったのは、1990年に広島エイズダイアルの活動を始めてすぐでした。なんとも素敵な先生がいらっしゃるもんだと、感嘆しましたよ。以来、時々、様々な場での先生との交流がありました。きっとまだまだ私が知らない所で、傷つきながらも、強く生き抜いてこられたことでしょう。その先生の思いを全国の人達の前で思いっきりお話いただけだらと思います。
もちろん、このお二人だけでなく、理論講座もシンポジウムもそれから模擬授業、分科会も、すべて胸を張って提供できる、すべての人に感動と共に学習していただけることと思います。
もう今からワクワクしています。多くの方が参加されます様に・・。それまでにコロナが克服できます様に・・。
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