うれしい年賀状と不愉快な年賀状
今年もお年賀状をたくさん戴きました。ありがたく楽しく読ませて戴きました。
中でも、私のお世話で特別養子縁組をされたご家族の写真が入った年賀状が、ひときわ嬉しくて。みんなとてもかわいがって育てて頂いているのがよく分かります。大きい子のは除いて。でも少しぼかしを入れて。
みんなこれからもすくすく育ちます様に。
とてもいやだったのは。例の河井夫妻から現金を受け取った議員の方たちからの年賀状です。どなたも自分の議会での実績をつらつらと書いてあります。でも、現金を受け取って法廷で証言された、そのことについては一言も触れてありません。ご心配おかけしましたとか、申し訳ないことでしたとか、そんなことが書いてあってもいいと思うのですが。そしたら、まあ大変でしたねとか、大丈夫ですかとかのお声をかけてもいいかもと思うのですが、こう見事に知らんぷりをされると、有権者をばかにしないでよ、と言いたくなります。
特に年末年始にかけて中国新聞の「ばらまき」を読んで(これがむちゃくちゃ面白かったのです)その方たちが法廷でどんなことを言われたのか、つぶさに書いてあって(記者さんはこれらを手が腱鞘炎になるほど必死で聴き書きをしたそうです。そろそろ法廷にもパソコン持ち込んでもいいようにすればいいのに。びっしりと書いた何冊ものノートの写真も載っていました。)知ってますよ、あなたがどういう風にお金を受け取ってどう使ったのかを読みましたよ、もうみそぎは済んだと思ってたら、とんでもない、だってまだまだこの「ばらまき」は多くの人に読まれると思うので、とつぶやきましたよ。
本題からそれて恐縮ですが、この本の圧巻は、だれもが政党助成金から夫妻に1億5千万円が渡されていて、それがばらまきに使われたと思っていることを、明確に否定していること。ではその金は一体・・アッということを暴露しています。決して河井氏が法廷で言った「自分が貯めた金」ではないこと。どこから出たお金か、思わずうなりましたね。ネタばれになるのでこれ以上は言いませんが。
すみません。年賀状の話でした。年賀状からこれら本に書いてあることをまた思い出し、不愉快になりました、ということです。
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