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広島市の区役所の結末です。

広島市中区の出生届の続きです。フェイスブックだけでなく、個別にもいろいろと感想、アドバイスを戴きました。ありがとうございました。一応、けりがつきましたので、ご報告を。戸籍がまだできていないと言われて帰った日、ふと気づきました。私は実母の委任状を一通しかもらっていません。それを出しても戸籍が出来ていなかったので帰ったのですが、その委任状を返してもらっていません。改めて戸籍が出来た時に取りに行くのに、委任状がないと出してもらえないかも。しまったなあと。で、翌日8時半になるのを待って、電話をしました。委任状を返してもらわなかったので、返して下さいと。そしたら、その前日対応された方が電話を変わって、それは預かっていますと。廃棄されていなくって良かったとホッとしました。心配して下さった方も書かれていましたが、窓口の人は、よくわかっていない人もいるし性格的にもいろいろだから、そんな時には上司、責任ある人に変わってもらったほうがいいと。はい、私が窓口の方に話したのは三人。13日と15日と17日です。うち、15日と17日は、責任ある立場の方が対応されました。というか窓口の人が良くわからなかったのでしょう。SOSで代わられたのです。その二日とも同じ方です。電話もはじめに対応された方からその方に変わられました。だから、電話で委任状を預かっていると言われたのも、同じ人です。

そして、その時にさらに尋ねました。

昨日、松江市役所から出生届について問い合わせがあったはずですと。その時に「まだ出生届が出ていないと答えられたそうですね。それは間違いですね。私は、提出しています。それを提出されていないなどと言っては、養親さんは不安に思うではないですか。」そしたら、「それは間違いですね。保留にしているというべきでした。」と言われました。「そう答えたはずですが、少しニュアンスが異なること言ったかもしれません。」だそうです。本当にそうなのですか?と聞くと、私は松江から電話がかかって来て、そう答えたと聞きましたと。だから「では、電話がかかって来たことご存じなのですね。」と言いました。「はい、ですから電話がかかって来てすぐに昨日松江市役所に住民票の関係の書類を速達で送りました」と言われました。ええっ、もう送られたのですか。いつですか。「電話をもらってすぐです」と。「何と、催促があったからすぐに送ったのですか。それまで、届けがあってすぐにどうして送って下さらないのですか」というと、「いろいろと不手際が重なってすみませんでした。」と初めて謝られました。だから私はすぐに養親さんに、昨日送ったそうですからと連絡を入れました。

そして、午前9時。職場について診療を開始しようとしたら、電話です。「戸籍がご用意できました。」と。本当に、何と、です。その前日まだ(旧)戸籍が届かないからできないと言われてたのが、翌日、朝9時にはもうできたと。訳が分かりません。お昼時間に取りに行き、(区役所に行くのはこれで4回目です)出来上がった新戸籍を受け取りました。そして、夕方には無事、書類一式を養親さんに送ることができました。そしてびっくり。私が新戸籍を受け取って帰ると、養父さんから連絡がありました。松江市役所から、住民票ができたからと連絡があったと。広島市が木曜日の松江市役所からの電話の後すぐに速達で送ったのが、金曜日に松江市役所に届いて、速攻で住民票を作って下さったのだそうです。受け取った住民票の写真がラインで送ってきました。私からの書類一式が届くのが翌日の土曜日ですから、結局は、裁判所の特別養子縁組申し立てや市役所での国民健康保険や乳児医療などの諸手続きをされるのは、週明け27日になりますね。御用納めの28日の前日、年内ギリギリで何とかできそうです。松江の方たちが急ぎいろいろと手続きをして下されば、のことですが。養親さんによると、市役所の方はとても丁寧に対応して下さっているそうです。

改めて、今回のことは一体何が問題だったのかと考えました。13日に赤ちゃんが生まれて、15日に出生届を出しに行って、赤ちゃんの戸籍ができたのが、結局24日です。こんなに時間がかかったのはほんとうに初めてです。早い所では、翌日に戸籍ができましたと連絡をくださいますし、住民票が入る所の役場に市役所から、そちらの住民の〇〇さんの住民票に同居人として赤ちゃんが入りますので、よろしくお願いしますと、電話してくださるとこもありました。やはり「特別養子縁組」という制度が知られていないこと。様々な手続きを受け付ける窓口が、ルーチーンではない、ちょっと変わったことへの拒否感があること。それについて、謙虚に尋ねてくだされば、いくらでも丁寧に事情をお話しますのにあっちの窓口、こっちの窓口でも、いきなり尋ねることはせず、「ここに書いて下さい」とこれもまた紋切り型に対応されること。その結果ひどく時間がかかってしまって、それにより様々な都合が悪くなる人への配慮がなされないこと。すなわち、「思いやりのなさ」に尽きると思います。

それにしても。私のクリニックで「市長の許可証は必要ない。その代わりに私の両親の名前を書けといわれたわ」というと、スタッフはびっくり。「ずいぶん前に亡くなった両親の方が今の市長の証明より信用できるんですねえ」と。そしたら、一人のナースが、「そういえば私、つい最近、銀行で、私が小学生の時に死んだ父の職業を書かされましたよ」と言ったので、まあそうなのと、あらためてみんなで爆笑しました。

昨日は、クリスマスイブ。プレゼントを送った孫からテレビ電話があり話しました。送った洋服や本を喜んでくれて、ささくれ立った心が和みました。そごうで買って帰ったごちそうを姉の家で四人で食べました。マリオのパエリアとローストビーフのお弁当とチキンの照り焼き、夫にコーンスープとケーキを頼んでいたのでそれらも。姉がとても喜んだので、良かったです。

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