なぜ特別養子縁組のあっせんをするのか。
ここのところ、ずっと特別養子縁組の書類を作っています。今、進行中の赤ちゃんは尾道に行きましたので、広島市に出すもの、尾道市に出すもの、家庭裁判所に出すもの・・。カルテゃ出生届を見ながら、一気に作り上げようと思って頑張るのですが、なかなかです。もう少し。作りながら考えました。私はなぜこのようなお世話をするのかと。
結論は、やっぱり私は好きなのだということです。とてもしんどいお母さんから生まれた赤ちゃんが、実母の決断によって、ものすごく望まれて夫妻の元に行き、最高にかわいがられて、大切に大切に育てられて行く、それを見るのがうれしいのですね。同時に、実母さんがしっかり立ち直ってシャンと生きていく、また新たな出会いもあったりして幸せになっていく・・そのお手伝いもしながら、その姿を見せて頂くこともうれしいのです。
私はこれまでいろいろとボランティアをしてきました。ボランティアというのは、どなたかのためにするようでいて実は自分自身の喜びのためにするもので。だから金銭的には持ち出しになるのが当たり前なのです。これまでの養子縁組もひたすらボランティア意識でやって来ました。コツコツと。その中で、いろいろな人に触れ合って、自分自身の勉強になって、私自身も大きく成長させて戴きました。
特別養子縁組のお世話をして高額のお金を戴く方たちを見て、それはいい気持ちはしませんでした。赤ちゃんの命でお金が動くなんて、と。でも、その方たちは、ボランティアでなくプロなのだから。そのことでお金を戴くプロフェッショナルなのだと、そう思うことにしました。
私はボランティアで自分の喜びのためにやっているのだから、もっと楽しもうと思います。今度またあらたな赤ちゃんが生まれます。その赤ちゃんを受け入れて下さる方の家庭訪問に行きます。そしたら、そこに行くことを楽しみましょう。お金を出して楽しんで、そして養親希望の方の家庭訪問や研修をしたら、うんと充実するではないかと。そう思いました。
と言っても、ボランティアである私がプロの一部の方たちよりもはるかに丁寧にあっせん事業しているという自負はあります。新たな研修のスライドもつくりました。明日は、それや手作りの教科書やプロジェクターを持って家庭訪問と研修をしに行きます。
今日のお昼、そごうの4階のカフェテラス「トリコロール」に行きました。昔からの友人の娘さんがそこで働いているからと、割引券を戴きました。期間限定の秋の新作「栗と洋梨」のワッフルを戴きました。紙屋町の交差点を見ながら。うわあ、モンブランがどっさり。その下には、バニラのアイスクリームと洋梨のシャーベットが隠れていました。お昼ご飯代わりなのでワッフルにしましたが、とても美味なのに、年寄りの私には少々多すぎました・・。おなか一杯です。二人で戴くと丁度いいのかもしれません。
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コメント
縁あってこの世に生を受けた命を愛おしみ、その幸せな未来に尽くそうという貴方は、「神の域」近くに想えます。でも食い気にハマったり、しょうもないカープに現を抜かす所を観ると「神」と「俗人」を行ったり来たりですか?
投稿: 無冠の諦王 | 2021年10月 2日 (土) 21時58分