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尾道「レスポワールドゥカフェ」

尾道にてご一緒したのは、浜中和子先生。皮膚科のドクターですが、もうずっとリレーフォーライフ広島の実行委員長として頑張っていらっしゃいます。今年も、9月19・20に両日、広島大学医学部広仁会館にて、リアル開催とオンライン配信のハイブリットで行われます。そのホームページはこちらにあります。


https://relayforlife.jp/hiroshima/

この中の浜中先生のご挨拶はこちらです。

https://relayforlife.jp/hiroshima/#aisatsu

この「ご挨拶」あんまり素晴らしくて、皆さんに読んでいただきたいので、ここに転載させていただきますね。2018年に書かれたものと思います。

リレーフオーライフ(RFL)への思い
RFLJ広島 実行委員長     浜中和子

私が乳がんを体験して早くも25年近くの年月が過ぎました。その体験によって私の人生は大きく変わりました。皮膚科医として生きて来た人生にがん患者としての人生が加わりました。医者からがん患者の立場になった時、それまで気付かなかった患者の不安や弱さを実感し、この貴重な体験を役立てて、これからはがん患者支援を自分の使命として取り組んでいこうと決意しました。
R F Lとの出会いは、2 0 0 5年がん患者大集会でRFLが紹介された時からです。2006年に日本で初めてのRFLがつくばで開催された時に、たった一人でつくばまで出かけて行きました。そこで大変感動的な体験をしました。「がんでもいいじゃん」というフラッグの中に、がん患者の辛さ、葛藤、決意、希望が表されていると思いました。RFLの会場において、多くの人と出会い、またルミナリエに記された沢山のメッセージに感動と勇気と生きる希望を得ました。
2009年にリレーフォーライフ(RFL)広島実行委員会を立ち上げ、実行委員長を務めています。これまで広島市、尾道市、福山市で、広島県東部、西部と交互に開催して、2018年の今年は10周年を迎えます。
RFLではがん患者と家族、支援者が24時間グランドを歩き命のリレーをつなぎます。夕方、グランドに並べられたルミナリエに灯りがともされると、がんで亡くなった家族や仲間へのメッセージや、がんと闘う決意などが書かれていて、それぞれの深い思いが心に届きます。講演会場では先生方にがん関連の多数の講演をしていただき、参加者にがんについて勉強して理解を深めていただくようにしています。ステージでは歌、踊り、太鼓演奏など多彩な催しをして皆に楽しんでもらい、生きている喜びを実感して貰いたいと思っています。
とても大きなイベントなので、準備等が大変ですが、実行委員や協力して下さった方々と共に、このRFL広島の灯りの輪を更に大きく輝かせて行きたいと願っています。
がんになった患者さんが、これまでと変わらない生活が出来るような社会を実現するために、がんを正しく理解しがん患者への支援を勧めるために、RFLは大変意義のあるイベントだと思います。私の人生における大事なミッションの一つとしてこれからもRFLを推進していきたいと思っています。
がんは今でも厳しい病気で、多くの仲間を奪われました。活動半ばで倒れたその無念さを思うと彼女達の分までこれからも頑張って活動を続けようと決意を新たにしています。今生きているありがたさを実感しながら、今年もリレーフォーライフ広島開催へ向けてまた忙しい日々を送っています。

今年は私も「子宮頸がんワクチン」についてお話させていただきます。それから、無料で乳がん検診もあるのですが、今年はなかなか人が集まらないのだそうです。無料で健診を受けられるめったにない機会ですのでぜひ多くのかたに受けて頂きたいとのことです。今から出申し込みは間に合いますよ。ぜひ。

その浜中先生が連れて行って下ったのが、「レストラン尾道レスポワールドゥカフェ」。尾道駅の近く、海に面した道路沿いにありました。

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中もとてもおしゃれで広いお店です。二階にも席がありますよ。

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イタリアンですが、それは素晴らしくて。まず前菜で、うわっ❣でした。16もの手の混んだかわいいお料理が並んでいます。説明を聞いてびっくりです。スモークサーモンやベーコンや。上から三段めの右端のは茄子、その隣はニンジンをこまかく切ったもので作られてるし、その隣、これはズッキーにと小エビのミルフィーユ。

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カボチャのスープは、いつものねっとりではなくサラッ、すっきりと、でも甘くて美味です。ウニのパスタ。

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リースパン。ホカホカと暖かい、手作りの焼き立てです。飲み物はジンジャエールにしました。

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サラダの写真を撮るのを忘れました。これも手作りのリンゴと蜂蜜のドレッシングをかけて戴きました。そしてメイン。黒毛和牛のステーキです。ならんだお野菜もかわいい。

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デザートは、お店にならんでいる中から三つ指定するのですって。

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浜中先生が悩んでいます。

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私が選んだのはこの三つ。でも、もうお腹が一杯なので、これらは持ち帰りにして戴いて最後の飲み物コーヒーだけ戴きました。

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こんなごちそうを戴きながら、話が弾みました。私もいろいろとしんどいことはあるけれど、浜中先生も、本当につらいこともありながら頑張っていらっしゃる、心から尊敬します。お会いしてよかったです。お腹が一杯で苦しいけれど、心はさわやかに広島に向けて運転しましたよ。

素敵な養親候補にもお会いできたし、映画も見たし、浜中先生とごちそうを戴きながらお話できたし。とてもいい尾道行きでした。浜中先生、本当にありがとうございました。感謝感謝です。

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