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妊婦と新型コロナワクチン・宮坂先生のフェイスブックから

妊婦さんにワクチン打っています。希望が沢山あるのですが、一般の方と別に妊婦枠を作って予約を取り、順番に打っています。沢山の方ですので、大分お待たせしてしまっています。それに、10月11日以降は、国からのワクチンの配分がどうなるかわからないのでその後の予約を取らないようにという通達が市から来ました。

「妊婦さんもですか」と問い合わせをしました。そしたら、「妊婦も」だそうです。そんな。早くくうってあげたいのですが。それに、河野さんは大丈夫だと言われたはずなのに。

それから広島にも「妊婦は打つな」という産婦人科医がいます。なんの根拠もなく、科学的データもなく。困った妊婦さんからの相談が沢山来ます。本当はどうなのかと。

私が尊敬する宮坂昌之先生、新しい情報をフェイスブックで沢山紹介して下さっています。9月12日のフェイスブックの先生の記事を転載させていただきます。アメリカの雑誌JAMAのデータが載せてあります。一部だけここに載せますが、先生のフェイスブックにリンクしてある論文にとても詳しく書かれています。

https://www.facebook.com/masayuki.miyasaka.9






新型コロナワクチンについて、反ワクチン派は「ワクチンは毒。妊婦には悪い」と言っています。中には「卵巣炎が起きてもおかしくないとか、流産、不妊がどうのこうの」とか言っておられる方もいました。


 この点、アメリカ医師会雑誌(JAMA)の最新号に、アメリカ国内で登録された約25万人の妊婦についてワクチン接種の有無と自然流産率の関係を検討した結果が報告されました。


 それによると、妊娠6~8週、9~13週、14~19週のいずれの時点でも、ワクチン接種者と非接種者の間で自然流産率に有意の差はなく、さらに全妊娠期間を通じても流産率に有意差はありませんでした。

この結果はファイザーワクチンでもアストラゼネカワクチンでも同様でした。


 つまり、「新型コロナワクチン接種によって流産が増える」という反ワクチン派、嫌ワクチン派が言っていることは、アメリカの大規模調査では観察されていない、つまりほぼ根拠がないということになります。

一方、妊婦さんがコロナ感染をすると重症化することがあることがいくつも報告されているので、以上のことを併せて考えると、妊婦さん、あるいはこれから妊婦さんになろうとする方には、ワクチン接種が必要と考えるのがむしろ普通だと思うのですが。

Photo_20210914003701


このような情報を発信して下さることはとてもありがたいのです。

子宮頚がん予防ワクチンも、根拠のない宗教的な動きで政治が動き、日本だけほとんど接種されないままに来ています。WHOは「世界中でもっとも安全なワクチン」と言っていますし、10年以上経つて、接種している国々は、次々と「子宮頸がん克服宣言」をしています。

子宮頸がんは今や日本も含めた「アジアの病気」とされています。「アジア人がかかりアジア人が死んでいく、早期発見で死なないまでも、若くして子宮がなくなっていく・・」。

今や、子宮頸がんと新型コロナと、反ワクチンの人々の全く同じような動きが起こっています・・。


 

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