急に神戸に来ました。
お早うございます。ここは神戸です。
昨夜診療を済ませて、急きょやって来ました。例の厚労省に提出する特別養子縁組の文書の作成がまだ終わらず、その補充のために来ました。今日は元々木曜日で休診日なのですが、今日から一週間夏休みを取ります。その為にも必要な文書の提出はすべて済ませておきたいのです。
今日は朝から近藤紘子さんに会いに行きます。「8.6ヒロシマ平和の夕べ」でお話頂いた時の写真です。
近藤さんはもっぱら被爆証言やその後の父谷本清牧師の被爆者救済の活動などについてお話されているのですが。今日伺うのは、特別養子縁組の一人ずつのすり合わせが必要と考えたからです。
今は法律が変わったので海外に特別養子として送り出すことはできないのですが、以前は近藤紘子さんと一緒に国際養子縁組のお世話をしていました。谷本清牧師が原爆孤児の養子縁組のお世話をされて以来、近藤さんは、アメリカの大学で心理学と国際養子縁組を学び、お父様の活動引き継いで来られました。
今も多くの子どもたちとその養親がよく訪ねてきてくださいます。このたび、厚労省からその国際間養子のすべても提出するようにというお達しです。書類はそれだけではないのですが。緊急点検なのだそうです。
特別養子縁組については、本来家庭裁判所が決定する物。でも、民間の特別養子縁組のNPOが続々とできて、結構お金も動くようになってから、厚労省や地方自治体の動きの方が多くなっています。私は特別養子縁組のお世話は、全くいとわないのですが、これらの要請に応じるのが、本当に大変で。このたびは、医療法人の理事の一人ずつの本籍まで提出するようにと言われています。暴力団とのかかわりがないという宣誓書も再提出だそうです。それに、医療法人の登記まで提出するようにということなので法務局に行かなければならなかったり。それらがとても大変なのです。
そもそも養子縁組という赤ちゃんの命でお金が動くこと自体がおかしい、私はそう思って全く自腹でやっているのですが。厚労省の指示に従うと、おのずから当方の自腹での負担が大きくなっています。まったく。
でも、怒っていてもそれでは情けないので、少しでも楽しみましょうと、昨日の午後急にホテルを予約してきました。大きいお風呂があって、朝ご飯のおいしい所と。昨夜は、夜鳴きそばがサービスされましたし、ジュースやアイスキャンデーもサービスでたっぷり戴きました。宿泊客はほとんどの方が若いカップルです。
今から朝風呂と朝ごはん。その後近藤さんに会いに行きます。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント