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DaiGo氏と駒崎弘樹氏、謝る時に母を持ち出すこと。

長い間ブログをお休みしていました。夏休みの初日は近藤紘子さんに会いに兵庫県まで行っていました。その翌日の13日に大分に行き、そこでコロナワクチンの話をアップしその後は書いていません。とても忙しくて。

昨日、大分から帰ってきました。帰ってすぐにクリニックに行きました。ベランダの植物たちが心配で。夏休みの間の水遣りに悩んでいましたが、どうもずっと雨らしいとの予報で、一応、軒の下の直接の雨は防ぐけれど、横からの雨は鉢にかかるだろうという位置に並べて置いていました。行ってみると全ての鉢は大丈夫でしたみんなシャンとしていました。ホッとしました。これからはまた肥料や水遣りこまめにして、大切に育てようと思います。

今日は朝からコロナワクチンの集団の職域接種に行きました。沢山の方たちの問診をしました。後はまたクリニックに行って、鉢の世話と郵便物の整理。その後で、マッサージを受けに行きました。片道5時間の運転ですっかり右の肩から腕が痛くなっていたのです。夏休みの最後の日、マッサージで体を癒しました。

又ブログに復帰するにあたって。書いておきたいことがあります。8.6や終戦記念日にかかわる沢山のドキュメントについても書かなければならないことが沢山あります。

 しかし、今日は、DaiGoさんの路上生活者や生活保護の人達に対する差別発言について。これはもうあまりにひどくて、よくもまあこんなことを堂々と言えたものだと、怒りましたが。その彼を擁護する人もいたりして唖然とすることも。

その怒りはこの抗議文に尽きると思います。

生活保護問題対策全国会議」「一般社団法人つくろい東京ファンド」「新型コロナ災害緊急アクション」「一般社団法人反貧困ネットワーク」の4団体。「メンタリストDaiGoのYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」

ここに全文が出ています。いろいろな所に全文が出てていますが、私は反貧困ネットワークのサイト載せますね。

まことに正論だし読んだ私自身でも怒りがふつふつと沸いてきます。

https://www.hanhinkon.com/info/

これ以上の文はないと思うので。繰り返すよりもみんなにこれを読んでもらったほうがうんといいと思います。

その上で。私がDaiGo氏の二度目の謝罪のYouTubeを見ていて、アアッと思ったことを書きます。YouTube゜昨日の謝罪撤回いたします。【改めて謝罪】はここにあります。

https://www.youtube.com/watch?v=Eai84ynVtko

それは、彼が謝罪するのに「お母さん」を使ったことです。がんにかかりながら苦労して四人の子ども育ててくれたお母さん。もし、お母さんが生活保護受けていたら、と、そこに想像力を働かせたと。

それが、この人の謝罪と全く同じだったのです。

フローレンスの駒崎弘樹氏が、仁藤夢乃さん深く傷つけた、その謝罪です。この方も、DaiGo氏と同じで、一度謝罪をして、その後また謝罪のし直しをしました。その二度目の時にお母さんのことをもちだしたのですね。あまり豊かでない中、お母さんが苦労して自分育ててくれたと。(豊かでないにしては、私立の中・高・大学に行きアメリカ留学までしているのも??ですが。)

駒崎氏のその文章私の発言についての心からの反省とお詫び「Twitterでの仁藤夢乃さんに関する不正確な情報の拡散のお詫びと経緯」はここにあります。

https://www.komazaki.net/activity/2018/07/post8441/

男たちは、自分が謝罪する時に母親を持ちだすんだ。なぜ?お母さんが苦労したということが免罪符になるのでしょうか。私だったら、そんなことは恥ずかしくでできないですね。もし私が心から悪かったと反省し、謝罪することになったなら、その時には、もしも母親を持ちだしたら、こんな私に育てた母親の責任をさらすことにもなるのだから。DaiGo氏の愛する母親は、DaiGo氏をこんな風に、とても弱い立場にある人を叩き潰す、殺してもいいようなことを言う人間に育てたということでしょう。

これについて、田中俊英さんは、こんなことを書いています。
「謝る時、なぜ男性ジェンターは家族の話するのだろうか~駒崎弘樹氏の再謝罪~」で、

なぜ、「自分の幼少期」の話をするのだろうか。なぜ、自分の「母」の話をするのだろうか。

こうした、自分の子どもの頃の苦労話をすることが、現在の権力者である自分の行為の何かの免罪符になるであろうと、どういう心的メカニズムが誘導するのだろうか。

今回の二度目の謝罪文を受けた仁藤氏のコメントが前回よりもだいぶ冷静なのは、僕の推察ではあるが、僕と同様、ある意味「びっくりした」のではないだろうか。

何にびっくりしたのかというと、共依存オトコ、DVオトコたちの語る「事件後の反省姿勢」とあまりに重なること、である。(中略・ごめんなさい)

実は、今回の駒崎氏母親エピソードの一部は、駒崎氏の初期の単行本をリアルタイムで(当時は僕も応援していた)読んで、僕はある程度知っていた。

が、今回の仁藤氏からの自らを賭けた問いかけに対して出てきたのが、これだった。

これを誠実と思えてしまうのが、男性ジェンダーであり、権力(パワー)とパターナリズム(過剰な博愛主義)とジェンターバイアス(偏見)が混在した、「オトコ」の典型的あり方だ。

僕も含めて誰もがこうした典型例ではあるものの、だからこそ自らの暴力性に敏感になる。そしてだからこそ、自らは現実事業のオモテに立つことに慎重になり、スーパーバイズだったりメタな批評だったりと、権力からできだけズレる行為を模索する。

これらをまったく意識せず、あまりにティピカルに無邪気に、自らは誠実だと思い実はその行為そのものが権力(上から目線)だと気づいていない今回の事象は、かなり一般性をもつので、あえてブログ記事化しました

田中俊英さんのこの記事はここにあります。

http://toroo4ever.blogspot.com/2018/07/k.html


私は、このことについても含めて、駒崎氏への批判、「駒崎氏のフローレンスの特別養子縁組が、赤ちゃんの命を救うとしながら、実は、お金儲ける手段となっているのではないか」という疑問から書いたことですが。ここから三回にわたって書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/npo-423e.html


この度のDaiGo氏については、駒崎氏と全く同じ匂いがして気持ちが悪いです。しかし、フェミニニストたちと共に、ケロリとして(私には歓喜してと見えますが)シンポジストとして登壇している駒崎氏と違って、DaiGo氏はこれから先相当苦労することでしょう。

それは駒崎氏が傷つけたのが、仁藤さん一人だけだから?いいえ、その仁藤さんに対して言ったことによって、秘かに傷ついた女性たちは数知れずいるでしょう。私も、自分に歯向かう女は容赦なく攻撃し叩き潰すとするその姿勢に戦慄を覚えた一人でもあります。

DaiGo氏には、手を差し伸べる人達がいるようですが、やはりそう簡単ではないでしょう。あのDaiGo氏が実はそんな思想・権力の持主だったということ、そんな彼がここまでもてはやされていたということの気持ち悪さ、裏切られ感、怒りは相当なものですし、コマーシャル・テレビはダメですね。私ももし彼が出る番組があったら、見たくありませんもの。少なくとも、彼は今や全ての仕事から締め出されて、YouTubeも凍結されて、無収入になって、生活保護を受けなければ生活できなくなって・・。そうして初めていろいろとわかることが分かるのではないか、と思ったのですが。ダメですね。彼は、十分、一生生きていけるだけの蓄えがあるほど、稼いでおられましたね。失礼しました。

別府の庭で、ひっそり一凛、一人だけでヤマユリが咲いていました。びっくりしました。植えたおぼえがないのです。けなげでした。


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コメント

お盆休みも休みにならず、でしたね。
お疲れ様です。先生の怒りの記事に元気をいただきます。

投稿: 前田耕一郎 | 2021年8月23日 (月) 13時20分

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