国際養子縁組の話題提供と、コロナワクチンの職域接種
8月6日が終わって、脱力する間もなく、昨夜は診療後ZOOMで講演をしました。
養子縁組あっせん事業所の集まりである「全国養子縁組団体協議会」の勉強会で、国際養子縁組の支援にについて話題提供をしました。以前このブログ国際養子縁組について書きました。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f354f8.html
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-8c8853.html
今回の講演では、国際養子縁組をするためのノウハウも含めてですが。でも、今はあっせん法が変わって、原則他国に養子をあっせんしてはいけないことになっていますので、できません。出来るのは、日本国内に居住している外国人夫妻の場合のみです。
ただ、私が国際養子縁組で学んだことが沢山あるので、今回のお話は、他のあっせん事業者の方たちのお役に立てたのではないかと思います。
これが終わってひと段落。今日日曜日は朝から企業のコロナワクチンの職域接種に行きました。若い人から年配の男女の多くの方たちの問診をしながら、ひたすら私の長女のことを想いました。
長男夫妻は長男は医療従事者であるし、ママは職域で、ワクチン接種をすでに二回とも終えているのですが、娘はどうしても予約が取れないと。東京の感染の状況を見て、本当に早く接種してほしいとやきもきするのですが、そもそもワクチンが足りなくって、募集があっても即座に締め切りになるという状況で。若い人でワクチン接種を拒む人がいるというけれど、打ちたくても打ってもらえない状況にいる若者は沢山いることでしょう。
しかも、都会の一人暮らし。もし感染すると、自宅療養にされ、ほとんど医療の恩恵は受けられないことでしょう。全く、気が気ではありません。もう広島に帰らそうかしらと思うのですが。娘は仕事がある、放り出すわけにはいかないと言います。
政府のコロナ対策の無能ぶり、直接国民一人一人の命がかかっているのにと痛切に思います。
私のクリニックも、もう今は予約が10月になっているので、電話をかけてこられる方たちは悲鳴を上げられます。申し訳ないことですが。広島市の集団接種のほうが早いと思いますと言っても「それが取れないのです」と言われます。胸が痛むけれどこれが精いっぱいです。
明日、残している厚労省に提出する養子縁組についての文章を書いて、それからもう二日診療をすると、夏休みです。それまでもう一息。がんばりましょう。夏休みの間に「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の振り返りをしようと思います。
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