高齢の方への接種も始めました。
私のクリニックでも今日から高齢の方へのコロナワクチンの接種も始めました。まだ、来週から84人の医療従事者の方たちへの2回目の摂取が残っているのですが、平行して行うようにということで・・。
医療従事者への接種は、パソコンでVSYSというシステムを入れてそれを使いました。このシステムを獲得するのが一苦労でした。その前のコロナ検査のシステムは、HER-SYSでした。これも四苦八苦でした。そして今度は、タブレットが送られ来て、これを使って、VRSなのだそう。これもやれやれでしたが、私はこの度パソコンのプロの方に週二回来て戴いて、処理してもらったり教えてもらったりで、やっとこさでした。どうしてこんなにシステムを変えて私達に強いるのでしょう。と、うらみたくなるほどでした。
このたびいよいよ始めるにあたって、VRSの不具合がいろいと報道されていて、一体どうなのだろうと、いやだなあという気分と、いよいよこの困難なのを使うのだと、ちょっと期待もあったりして。
そして、いざ使ってみると・・。
今広島市は80才以上の方にクーポンが送られて来ています。クーポンにはバーコードが印刷されています。ここに沢山の情報が入っています。
このバーコードがなかなか読めないと、報道されていました。スムーズにバーコードを読むために何か台が配られるとききましたが、そんなもの来ないし。
いよいよ患者さんに接種した後、タブレットで読もうとしました。実はここまでくるのが、けっこう大変で。二回のIDとパスワードそれも複雑なのを入れてやっとたどり着きました。いざ患者さんのバーコードを読もうとしたら、あら、やっぱり読めません。バーコードでなくその下の番号を読むのだと聞いていました。どうして素直にバーコードでないのでしょう。小さな数字。これを読まないといけません。
7.5センチの距離がいいと書いてあっても、それでも読めない読めないと四苦八苦していたら、ふとそのタブレットの画面の下のほうに書いてあるのが目に留まりました。タブレットと読み取る紙の間に手を入れると焦点が合いやすくなりますと。なんだこれ??パソコンのプロが手の平を差し込むとぱあッと読み取れたのです。ああっ、何これ?なんでこうなるの?です。まるで手品です。
ナースのいろんな人に手を入れてもらいました。どうしても読めない手の人もいるし、スッと読める手の人も。結局は、手の甲を上に向けないで手のひらを読ませるような形で入れるといいということが分かりました。よくもまあ、こんな方法をみつけたものだと感嘆しました。それからは、入れ替わり手を入れてもらって読み取ることができました。なんか変なの。現場はけっこう振り回されています。
当院では、高齢の方の接種が本格的になるのは、再来週からです。予約の方がたくさん来られるのですが、当院の力量には限りがあって・・。当院の患者さんが中心となってしまいます。それまで登録がスムーズにできるようにしておかなければ。
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コメント
QRコードにしておけば、もっと簡単に読み込めたはずですし、iPadのように高度なセンサーを持ったものではなく安いAndroidを使ったのでしょうね。知恵がなさすぎます。いずれにしても、この国の大手ソフト会社にはクズしかいません。有能なら中国や台湾あるいは米国に行きますから。
投稿: 高齢者 | 2021年5月30日 (日) 16時05分