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「災害からの命の守り方」森松明希子さん

樋口さんの本を読んで、今日やっとお礼のお手紙を書いて、ブログに書いた感想文と、福島の甲状腺がんの青年のことを書いたプリント等送りました。ホッとしました。

そして、次の本はこれです。4センチもある分厚い本です。福島から関西に避難している森松明希子さん著。

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タイトルがいいですねえ。「災害からの命の守り方-私が避難できたわけ-」です。福島の放射能からの避難だけでなく日本中に発生している災害。それらを通して、すべての被害者に共通の課題と、要するにこの国の為政者たちの国民の命に対しての考えが透けて見えるような。まだ全部読んでいませんが、あの日、激しい地震、でも、福島の中通りに暮らしていたご一家が、原発の事故で追われるようになるなんて夢にも思わなかったこと。高濃度の放射線から逃れて、当時3歳とまだ5か月の二人の子を連れて関西へ。お連れ合いはそのまま福島でお仕事。以来、ずっと家族が離れ離れの生活が続いています。その間、訴訟もあるし、国連でのスピーチ。そして、なにより多くの方々に福島の被害、原発の非人間性を訴え続けています。子どもたちは、もう13歳と10歳になりました。お父さんとはずっと離れ離れで成長しています。

 「8.6ヒロシマ平和の夕べ」には、二回来て戴きました。

2016年の講演。この時、まだ名前は出せない、東京に避難している中学生を連れて来て下さって、その彼のスピーチも聞きました。東京で福島から来たというだけでいじめられて、という話に聞いているみんなが涙しました。その中学生は、昨年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」に来て、スピーチをしてくれた鴨下全生さんだったのですね。


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その後出された「母子避難、心の軌跡」のご本。

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国連スピーチの後。2018年です。お子さんと一緒に。

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その時の交換会でイマジンを歌うナンシーさんの後ろで、横断幕を掲げる森松さん。その前には小出先生の姿です。

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今回のご本は、これまでの森松さんの生活、活動の集大成といってもいいものと思います。これだけのものを書きあげた森松さん、ただただ尊敬します。早くご家族みんなで暮らせる日が来ます様に。

これからじっくり完読しますね。

 

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