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三浦さんのごちそう

初めにお知らせです。芸北での三浦さんの呼びかけで集まった方々に、話題提供で私が話した「木内みどりさん」のこと、というか、原爆の画家であり、詩人であり、絵本作家である四國五郎さんと木内みどりさんの出会いについての番組「ヒロシマで出会った二人」が、今日の夜24時、本当は8日の午前0時からNHK・BS1で再放送されます。全国放送です。

シベリアに抑留され、ひどい状況から生き延びて帰国した四國五郎さんを待っていたのは、弟の原爆による死でした。その四國さんの絵本「おこりじぞう」の朗読を重ねていた女優の木内みどりさん。そのみどりさんが、いま広島の原爆死没者追悼平和祈念館での企画展「時を超えた兄弟の対話」~ひろしまを描き続けた四國五郎と死の床でつづった直登の日記~のナレーションを終えた夜、広島のホテルで亡くなりました。そのお二人のことを描いた作品です。素晴らしい番組です。ぜひ全国の多くの方に見て頂きたいです。

 私は、この番組のことと、みどりさんの遺灰の散骨のことを述べました。死んだら、どうなるのだろうと。三浦氏は死後の世界はあると。ほかの出席者の方も、死後の世界があると考えたほうが楽だという人やぜったいないとは言えないという人や。散骨は、帰っていく場のなかった人だとか、いろいろと意見が出て、それは私の考えの一助になってありがたかったです。スライドを作って行って、父の被爆直後の写真や、戦後の広島の学校の写真や、それから私のクリニックのデータ等も見てもらいました。データにはびっくりした人もあって。それから、私の中学校での講演を聴きに来て下さった方もあったり・・。皆さんとの会話は有意義でした。

三浦さんの力作のごちそうです。

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大鍋一杯のシチューは、ダチョウのお肉。筋肉だそうですが、長い間煮込んだとのことで、お肉も柔らかく、それは美味でした。

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右の写真のずいきは、自分で育てたものだそう。干したり皮を剥いたり、とても手がかかると。左の写真はイタドリです。赤カブの酢漬けはとても甘いのだけれど、それは自然の素材の持つ甘みだと。

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これ何だ?当てたら偉いと言われて。お豆腐はわかったのだけれど黒いのが何か分かりませんでした。香茸なんだそうです。

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大皿に二皿、沢山作られているのは、むかごや銀杏や菊芋やニンジン、ゴボウ等の何と、塩炒め。お塩だけでこんなうまみが出るなんて。

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地域の方のお子さんも。写真は、子どもさんの顔がみえないのにしました。下の男の子は、タケノコ芋の煮たのがお気に入りで盛んに食べてました。

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そして、朝。7時に起きると、もう三浦氏は朝食の準備をしていました。豆をゴリゴリ引いたコーヒーをまずいただいて。朝食は、雑炊と前夜の残った物。前夜から、お鍋一杯に昆布やいろいろな魚の煮干しで出汁を取っているのを見ていましたが、それで作った雑炊です。

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出汁を取るいろいろなお魚の干物。鯖、ママかり、カマス、うるめいわし・・。そのまま食べても美味なのをたっぷり使っての出汁。もらって帰るのを忘れて、残念。写真も撮るのを忘れてしまいました。

それから、三浦氏の個展でほしいと言った絵。頂いて帰ろうとしたら、そこの文化センターの玄関の白い壁にピッタリの絵で。管理の女性と話をして、そこにかけてもらうことにしました。その方が、多くの外国の方にも見てもらえるのでいいかな?と。その写真を撮るのも忘れて残念。またいつか、行った時に撮ります。

本当にいいひと時をすごすことができました。三浦さん、ありがとうございました。それに、津和野で林業をしている人や、作業療法士をしながら、多機能の作業所を運営している人や、カフェをしている人や・・。いろいろな方たちと繋がることができました。これも、三浦さんの人徳のおかげです。感謝の一言です。

 

 

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