イノシシ肉の鍋について
昨日、私はフェイスブックで職場に夫が電話で、イノシシ鍋をするけれど、ポン酢がいいか味噌がいいかと問うてきたことを書いたら、思いがけず、たくさんの皆様から「いいね」やコメントを頂きまして。恐縮です。
その続きをブログに書きます。昨日は、あの後、ストレッチ健康体操に行き、帰ってから食事(いのししなべ)、それからから、ゆーぽっぽにお風呂に入りに行ったので、深夜になってしまって、パソコンに向かうことができませんでした。
その際、皆様から圧倒的に「味噌でしょう」とコメントをいただいたのですが。それについて。
私が初めてイノシシ鍋を食べたのは、大学病院に勤務していたまだ医師としてぺいぺいの時。染色体研究室の忘年会で、「深山」に連れて行ってもらいました。それが味噌のしし鍋、いわゆる「牡丹鍋」でした。もう、とってもおいしくて。特にお餅がおいしくて、いくつも食べたことを覚えています。
それから、10年以上経って。また「深山」に連れて行って頂いてそこで戴いたたのが、いのししの「しゃぶしゃぶ」でした。きれいなお肉、それのポン酢で戴いたのが、もう、衝撃だったのです。おいしくって。る何より牛肉のしゃぶしゃぶのように「あく」が出ないのです。いのししをきれいに血抜きをすると、あくが出ないと聞きました。お肉は甘くて上品で。
あまりにおいしくて、それからは家族や東京からのお客様等、次々とお連れしたものです。ここの亭主が猟師さんで、いのししを仕留めてくると。入口の奥には、いつも段ボールに隠されていのししが一頭眠っていました。次に捌かれるのを待っているのでしょう。娘を連れて行ったとき、その亭主がいろいろと話してくれて。猟は波があるので、養殖ができないかと考えたと。で、瀬戸内海に無人島を買って、そこに捕まえたイノシシを何頭か放したのだそうです。そしたら、イノシシはぜーんぶ泳いで逃げてしまったと。娘はその話に大喜びして、喜ぶ娘に亭主が喜ばれて、クマの肉等いろいろともってきて出して下さいました。
そんなことがあって、私はイノシシのポン酢のしゃぶしゃぶも好きなのです。でも、それはあくまでもちゃんと処理してあるきれいなお肉の場合ですが。でも、イノシシの肉はふつうお肉やさんでは売っていなくて。
そんなきれいなお肉を見つけたのが、高野の道の駅です。ここでは、ヒバ牛も売っているのですが、いのししのロースがとてもきれいで、食べてみるとおいしくて、それからは通るたびに買い続けて、鍋にしています。
ポン酢にしたり、味噌にしたり。先日本を読んで映画も見た「僕は猟師になった」でも、イノシシの肉について詳しく書かれていましたし、映画では、子どもたちも一緒にそれはきれいなイノシシの肉を焼き肉で食べているシーンが出て来て、つばを飲みました。
先日高野の道の駅に行ったとき、私は、イノシシの生姜焼き定食を食べました。姉はヒバ牛のカレー、夫はオムライス。写真は、私の生姜焼き定食です。イノシシ肉のしょうが焼きがそれは美味でした。
昨日は、夫がイノシシ肉を解凍してびっくり。いつものきれいなロースではなく、小さな細切れみたいで、これはポン酢では無理。で、味噌にしたと。そういえば、高野ではなく他の道の駅で買ったものでした。それなりに美味でしたが、これからも高野で買わなければと思いました。
ということで、コメント下さった皆様、ぜひイノシシのきれいなお肉で鍋をするとき、ポン酢食べてみて下さいませ。それは美味です。勿論、私はお味噌の鍋も好きですよ。
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