湯来南小学校の子どもたちの感想文③
湯来南小学校の子どもたちの感想文、今日で最後です。5年生、6年生の「ようこそ思春期」です。自分のことと照らし合わせて、話がとても具体的になっています。
ああ、かわいそうに。お兄ちゃんに「でぶ」や「ぶた」と言われて、運動して3キロもやせたって。それはかわいそうだし、よく頑張ったねと言いたいけど、でもね、思春期には、やせてはいけないんですよね。しっかり食べてどんどん大きくなろうねと言わなければならなかっけど、それを言い忘れました。
5年生の感想が続きます。
「ぼくは何かがあんしんできました。もしかしたらもう思春期に入っているかもしれません。理由はきのうもだけど親とけんかしているからです。だからさい近イライラします。だから河野さんのおかげで安心しました。ありがとうございます。」
「ぼくは今日、九月十日木曜日に『ようこそ思春期』の話を聞いて安心しました。なぜならどことは、言わないけど皮がずっとかぶっていたから心ばいしてました。でも話をきいたら大丈夫だと分かったからよかったです。お話を聞かせていただいきありがとうございました。」
ウフフ、かわいいですね。「どことは言わないけど」だそうです。わたしは、男の子の性器は皮をかぶっていても全然かまわないこと。でも、トイレに行ったときには、皮を根元に引っ張っておしっこすること、毎日お風呂でちゃんと引っ張って少しでも頭を出して石鹸で洗って戻しておくことなどの話をしました。
6年生の感想です。
「今日は、思春期のことについてお話をしてくださりありがとうごさいます。自分は、母さんとよくけんかをするんだけど、自分をうんでくれたことに感謝したいと思います。自分は今日赤ちゃんがうまれてくるのがどんなにつらいことなのか自分は男子だけどよく分かりました。今日のけいけんをわすれないようにします。ありがとうございました。」
「このたびは、いろいろな話をしてくださいましてありがとうございました。自分がどれだけめぐまれて、命をいただいたということが改めて分かりました。先生が最しょにお話ししていただいた、親子の悲しいお話などもとてもいんしょうに残っています。自分で心のせいちょうは先生のお話してくだったことと、あいての気持ちがわかるということもあると思いました。ほんとうにいろいろなことをおしえて下さってありがとうございました。」
「河野美代子先生とてもきちょうなたいけんをさせてくださりありがとうございます。ぼくが一番心にのこったものはんないつくるかわからない思春期でからかったりわらったりする人がいるという話です。たしかに子をつくるのはむずかしいことでそのじゅんびができているというじょうたいをわらったりからかったりする人はおかしいなと思いました。自分は友だちのなかでそういう人がいたらその人をからかったりわらったりするのではなくいつもどおりせっしてあげたいと思いました。」(生理というのは、いつくるかわからないので、スカートが汚れたりすることがありうること、そんな時には絶対にわらったりからかつたりしてはいけないことなどを伝えました。)
「河野先生、いろいなお話をしてくれて、ありがとうございました。お話を聞いて、今まで悩んでいたことも、楽になりました。話が終わった後先生に、「先生が子どもの時は、男子と女子別々に話を聞いたから、男女いっしょに聞けたのは、ラッキーだったよ」と言われました。きちような話を聞けてうれしかったです。」
ほんとうは、みんなの感想文を全部アップできればいいのですが。選ばなければならなくて、それは苦しかったですよ。中には、まんがを描いてくれた人もいました。それも楽しく見させて頂きましたよ。ほんとうに皆さんと一緒に学ぶことができて、私もうれしかったのです。またいつかお会い出来たら声をかけて下さいね。
関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました。
これで、湯来南小学校のことは終わります。
私は今日、出雲の両親のお墓参りに行きます。
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