湯来南小学校で②
湯来南小学校の低学年の授業を終えて(実は、この後に2年生から、少し深刻な相談がありました。それには、丁寧にお答えしたつもりです。)その後、2年生の教室で、子どもたちと一緒に給食を戴きました。
担任の先生は、懐かしい!!かつて一緒に性教育に取り組んだ先生。女性の先生は、音楽や書写の専科の先生。今はやりの「黙って前を向いて食べること」でなく、楽しくおしゃべりをしながらでした。
一番前の男の子、あのね、去年〇月におばあちゃんがなくなったの。いつも笑っている人だったん。で、ゴキブリは、バシッて、手でたたいてと。一緒に住んでいたの?一緒ではないけどすぐそばにいた。そう,寂しくなったね。うん。どうして亡くなったの?病気?うーん、もう年だったから。88歳だったんよ。私は、話の中に、命の終わりは死という話もしたのです。それがおばあちゃんの死と繋がったのでしょうね。身近に人の死を経験することが少なくなっていると言われます。彼の心におばあちゃんの死が残っているのでしょう。
給食はこうでした。週の内一日だけパンで後はごはんの給食なのだそうです。全てとてもおいしくて、完食です。
そして、家に帰って、写真を見ていて、アッと気づきました。私の後ろの黒板。その時にはきづかなかったのですが。アップしますね。私の顔も一緒にアップされるのが申し訳ないけれど。
担任の先生と子どもたちが一緒に私の話の振り返りをされたのでしょう。見事にポイントが書かれてありました。
・いのちのつながり
・プライベートゾーン
大切なばしょ
その人だけの
・「だれにも話しちゃダメ。」
はいけないやくそく
・人のたまご(らんし)ははりのあなぐらい
先生の指導、本当にありがとうございます。そして、その黒板においてあった絵本。何気なく手に取ったのです。そしたら、子どもたちが沢山寄って来てくれて。あのね、あのねと。
みんなの輝いている笑顔を見てほしいけど、残念ながらぼかしを入れますね。
それは、「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」という絵本でした。「ひいひいひい、ひいが一杯あるよ」と。
私が一生懸命用意した「いのちのつながり」が、見事にここに書かれていたのです。絵本のように、私も「とほほ」です。そして、校長室に戻ると、そこに「いのちのまつり」という絵本がありました。そこにも、また。
あはは、もうしっかり知っているというか、教えてあるのでしょうね。そこの所はまた考えましょう。そして、午後は高学年への授業でした。また、明日報告しますね。
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