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湯来南小学校で①

 今日は、朝から佐伯区の湯来南小学校で子どもたちにお話しをしました。午前中は1・2・3学年に。午後は4・5・6年生に。どちらにも、保護者の方にも来て頂きました。性教育の講演は、8月10日の比治山大学で、教師になる希望の大学生にお話しして以来、ひと月ぶりです。まるで孫のような小さな子どもたちにお話しできるのは、とてもうれしいことでした。いろいろと工夫して、かなりしっかり準備して今日を迎えました。

メダカの受精、誕生を見てもらった後、人の場合は?と。男性と女性の性器の絵を見てもらって、卵巣から卵が出て、精巣から精子が出て、その精子が卵に入ると、受精卵になること。その受精卵が子宮の内膜に潜り込んだら、妊娠で、赤ちゃんができるよと。そして、人の受精卵から子宮の中で段々と成長していく胎児の動画を見てもらいました。そこで、人の受精した卵はどれくらいの大きさだと思う?と質問しました。メダカの場合は、肉眼で見えるほど大きいのですね。人は?いろいろな大きさを言ってくれましたよ。中には、とてもお腹に入らないような大きな卵をしめしてくれた子も。一番多かったのは、人差し指と親指で〇を作ったくらいの。そこで、あらかじめ配っていた紙、それぞれの紙の真ん中でコンパスでアナを開けていました。それを窓に向かって見てみてと。小さな点の穴を見て、わア、小さい!!と。写真はそういっているところです。



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そんな小さいのが、こんなになるんだよ、と、赤ちゃん人形を見てもらって、何人かに抱いてもらいました。

そして、命のつながり、おとうさんの精子とお母さんの卵子があって赤ちゃんができる、そのお父さんにもお母さんにもお父さんとお母さんがいて、そのまたおじいさんとおばあさんにもお父さんとお母さんがいて・・・ずっとずっとつながって、今のあなたたちがいるのだと。その人たちみんなこんなにいて、その中の一人でもいないとあなたたちは今ここにいなかったと。こんな写真を使って。

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それから、赤ちゃんが生まれる動画を見て、生まれるのはどこからだろう。おしっこが出る所とうんちが出る所の間に赤ちゃんが出てくるところがあるよ。で、プライベートゾーンの話。プライベートとは、自分だけのもの。自分だけが見てもいい、さわってもいい、人に触らせたり、見せたりしないこと。人のプライベートゾーンは見ようとしたり、触ろうとしたりしてはいけないこと。

 もしも、触られそうになったら、とにかく頑張って逃げなさい。イヤーと言って逃げて、そしてそのことを誰か大人に言ってね。大人が触ろうとすることもあるよ、それから知らない人だけでなくって、知っている人のことも。その人たちは必ず「誰にも言うなよ」と言います。「誰にも言うなよ」という約束は守ってはいけません。誰にも言うなよと言われたら、そのことを早く誰かに言いましょう。だれか、いえる大人を探しましょうと。


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そんな話をしました。そして、質問・感想コーナー。質問というより、沢山の感想を言ってくれました。赤ちゃんの始まりはすごく小さいということが分かったとか、赤ちゃんがどこから生まれるかわかってよかったとか。

その後、2年生の教室に行って、一緒に給食を食べさせて頂きました。明日はその続きを書きますね。


 


 


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