河井夫妻の起訴について分からないこと二つ。教えて下さい。
今朝の中国新聞一面です。
2面3面。
社会面見開き。
とても読み応えがあります。
私、どうしても分からないことが二つ。どなたか分かっている方があれば、教えて下さい。
河井夫妻の事件は、広島が舞台です。二人の住まいも広島、選挙区も広島、お金をもらった議員、首長も広島の人たち。それなのに、なぜ東京地検であり、東京拘置所であり、東京地裁なのでしょうか?
広島地検が頑張っていて、そこに東京地検が応援に来てと思っていたのですが。いつの間にか、東京地検が主力となって。逮捕は国会の直後だから東京で、そして広島に連れてこられるのかと思ったら、東京拘置所で。そのまま裁判も東京なら、私たちはほとんど傍聴に行けません。私、東京が主力になって来た時、いよいよい1億5千万円を渡した自民党の本部、そして政権の中枢に迫るかと思ってワクワクしていたのですが、これで捜査は終わりなのですね?
だったら、せめて裁判は広島でやってもらいたい。広島の事件ですから。なぜ東京なの?これが疑問の一つ。
もう一つ。多くのマスコミやネットで言われているのですが、なぜもらった側は無罪放免なのでしょうね。だったら、このままだったら、「私はお金をもらいました。すみませんでした。」と謝った人は損して。なんにも知らないと口を拭った人が偉かったということなのですね。
でも、せめて起訴状の中に、もらったという人の名前は出てくるのでしょうか。それを記者さんはどんどんメモをして、起訴状に名前が出た人たちの名前を報道してもらえないでしょうか。法的に問われないのであれば、せめて名前を知って、それを次の選挙に生かす。有権者としてそれくらいはしたいですよね。要するに、起訴状に、お金をもらった人の名前は出て来るのかという疑問。これが知りたいことの二つ目です。
どなたか、教えて下さいませ。
今日の中国新聞の三面の東京大学名誉教授御厨貴さんの記事の中の野党を経て自民党は「いつまで与党でいられるかわからない」となった。中枢に近づかなければ駄目だ、権力をもたなければ何もできない、との感覚も生まれた。克行被告はそれがむき出しだったイメージだ。
それに強く共感します。権力の中枢にいてこそ、何かができるというのは、幻想。いつも権力のそばにいると、それだけ国民の姿や想いがわからなくなってしまう。そうして支持者を裏切って党を変わる人、またはとてもそんな人ではないのに自民党から立候補する人、そんな人たちの姿を見てはがっかりしてきました。
すっきりしない思いです。せめて、私のクリニックに青野さんが活けて下さったアジサイを見て下さいませ。
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