紺ちゃんラーメン「まぜそば」
数日前の、あの少女について、どうなりましたか?と聞かれることが多くなりました。
まだ続いています。なかなかうまくいきません。毎日毎日、何度も2回も3回も彼女と話しをしています。でも、一方通行、彼女からの電話は非通知ですし、名前もどこに住んでいるのかもわかりません。とても警戒していても、切羽詰まっていることはわかります。早く何とかしなければ。彼女も必死であることはわかります。あちらこちらに助けを求めては絶望し、その繰り返しでしたし、私が手配した何か所でも、そうでした。彼女がひたすら探し求めた挙句、チャイルドラインに電話をし、たまたま私のことを知っている人が対応して私を教え、そして彼女がとても緊張しながら、夜中にクリニックに電話をした時、たまたま私もそこにいて、電話をとったという、奇跡みたいなことでつながったのでした。
私の携帯の番号を教え、何度も話す内に、少しずつ少しずつ事態は進んでいきました。時には、「もう自殺する」「首をつったら、ちゃんと死ねると分かったし」と言われると、死んじゃいけない、まだまだこれから沢山楽しいこともあるのだし、その大切な命をここで終えてはいけないよ。とか、「広島に行きたい。お金は、SNSで調達する」などと言われると、危ないことをしていはいけない。私が何とかお金を渡すから。振込みができないのなら、私の娘が東京にいるから、あなたに渡すよ、とか。まあ、色々と話しをしています。話をしている内に、彼女がこれまでどんなにしんどいことを乗り越えて生きて来たかということも分かりました。そして、とてもよく調べ、勉強しているということも。
はっきりしているのは、事態は切羽詰まっていること、早くどこかで診察をしてもらわないといけないこと。そして、やっと地域の産婦人科のドクターにつなぐことができました。ありがたいことです。ドクターと彼女が直接話をし、診察を受けるという所まで話がつきました。受診はまだですが、きっと事態は進むだろうと思います。やっとここまで来ました。
ずっと彼女のことが頭にあります。診療をしていても、ごはんを食べていても、寝ようとしていても。ウォーキングの最中に電話がかかってくると、歩きながら話しました。「走ってるの?」。いや、ウォーキングしているよ。銭湯に行こうと車を動かそうとしていても。「ええ?家にお風呂はないの?」歩くのも、銭湯に行くのも、いつも夫と一緒だよということには「仲がいいんだねえ」と。パートナーと共に仲良く暮らす大人のモデルが彼女のそばにいなかったのかもしれません。
どうぞ、これから事態がうまく進みます様に。祈るような気持ちで、日々電話を待っています。
昨日は、土砂降りの雨の中、夫と姉の親子4人で「らぁめん紺屋」に行きました。紺ちゃんラーメン、今、期間限定で「まぜそば」があります。
山盛りのカイワレ、ネギ、みょうがの下には、煮込んだ甘めのミンチ、そして温かいラーメンと汁が少し。よく混ぜて頂きます。それは美味で。初めて食べる姪も、おいしさに感動していました。みんな完食です。お客も次々と来ていました。すっかりコロナの影響からは回復しているようで、ホッとしました。ごちそう様でした。
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