宇野千代さんの生家に行きました。
昨日の日曜日。どこか空気のいいところに行きましょうと、姉と共に。まず、岩国の「宇野千代さんの生家」で薄墨桜が満開との情報で、そこに行くことにしました。宇野千代さん、私がまだ30代だったと思います。新聞に連載されていた「生きていく私」を読むのが楽しみで楽しみで待ちきれなかったものでした。
そこでは、「宇野千代展」が開かれています。
生家に行くのは、初めてですが、ナビですいすい行くことができました。
庭の薄墨桜は、もう散りはじめていましたが、もう少し残っています。風に乗って、はらはらはらはらといい感じです。
おうちの中にいろいろな展示がありましたが、それらは撮影禁止です。庭だけ撮影O.K.です。しっとりと落ち着いたお庭です。千代さんが縁側に座ってお庭を眺めていらっしゃる写真があって、私もそこに座ってながめたかったのですが。なんか、成人式の前撮りとかの写真を撮る一団がいらっして、その方たちが縁側を独占していらっして、いくら待ってもあれこれされて動かれず。結局縁側に座ることはできませんでした。
庭の井戸のところで千代さんと記念写真です。私、千代さんの肩に手を置かせてもらいました。
縁側から中に入って家の中を見学するようになっていたのですが、その撮影の人たちがいて中に入れず、結局生家の方にお願いして玄関から入らせていただいて、見学しました。
家の中には、直筆の原稿や、たくさんの本や、千代さんが使われていた懐かしい感じのタンスや鏡台や、お召しになっていた桜の着物など、いろいろと展示してありました。
ゆっくり見学させていただいた後、これらを買いました。桜のハンカチと本です。本は、東郷青児さんとの恋愛を描いた「色ざんげ」で、とても色っぽい小説です。それと「宇野千代の箴言集」は、例えば「欠点は隠すものではない。利用するものである」とか、「私は死なないような気がするのです。ははは」とか。ホッとなごむことがたくさん書かれています。落ち込んだ時に見るために買いました。
実は、義母が存命中、母の日に宇野千代さんデザインの桜のハンドバッグや財布のセットとか、また違う年の母の日には、宇野千代さんのデザインのパジャマだとか、いろいろと買ってあげてとても喜ばれました。そんなのが生家にないかなあと思って行ったのですが、ハンカチとお香、線香などしかなくって残念でした。
ゆったりとした気分になって、次は、錦帯橋に向かいました。もう少し続きますね。
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