「原爆が遺した子ら~胎内被爆小頭児をささえて~」①
先週の土曜日、ちょうど一週間前に山梨、甲府の講演に行く時。新幹線の中で、映画やDVDを観ました。いくつか用意して行ったのですが、その一つ。RCC・中国放送作の「原爆が遺した子ら~胎内被爆小頭児をささえて~」を観ました。それについてしばらく書きますね。
2018年3月、偶然車の中で聞いたラジオの番組についてこのブログに書きました。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/rcc-0b7d.html
それを読んで下さった方から、その番組を作られた記者(?ディレクター?)平尾直政さんに伝わり、そして、平尾さんからテレビのドキュメントも作っているからと頂いたものです。でも、恥ずかしながら、私はしばらくDVDを見る機器をもっていなかったし、(パソコンを変えたら外付けになってしまったり、新しく買った外付けで見れるようになったら、そのパソコンが壊れたり、買い換えたパソコンで作動しなかったり・・いろいろとありました)この度の旅で、やっと見ることができました。
またまた新幹線の中で涙ボロボロで困りました。
そして、いろいろな偶然というか、必然なのかもしれませんが、いろんな思いが押し寄せています。
まず、このブログにも書いていますが。この前後三日にわたって書いています、「この世界の片隅で」について。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4a79.html
大変な評判になっている「この世界の片隅に」ではなく、こちらです。
8.6広島平和の夕べで永田浩三さんによって、詳しく語られたこの本について。山代巴さん編のこの本を作るにあたって、これらのラジオ、テレビのドキュメントで語られたのですが、RCCの秋信利彦記者が大変な約束をされたということも改めて知りました。
秋信さんは、この本の中で「IN UTERO」、風早晃治のペンネームで胎内被爆小頭児について書いています。それを書くにあたって、それまで閉じこもってきた方たちから、「利用するんだろう」と不信感を突き付けられます。そして、決して利用するのではない、これからも支え続けると約束されたのです。
ちなみに、この本は、原爆被害に遭った人たちの、本当に片隅でひっそりと生きていた人たちのルポです。
その目次は、次のごとくです。ウィキペディアから。
以下の章で構成されている。カッコ内は執筆者。
- 「相生通り」(文沢隆一)
- 「福島町」(多地映一)
- 「IN UTERO」(風早晃治 - 中国放送記者・秋信利彦の筆名)
- 「病理学者の怒り」(杉原芳夫)
- 「あすにむかって」(山口勇子)
- 「原爆の子から二十年」(小久保均)
- 「一つの母子像」(山代巴)
- 「沖縄の被爆者たち」(大牟田稔 - 中国新聞記者)
この本の中で「沖縄の被爆者」について書かれた中国新聞の大牟田稔記者と共に、胎内被爆小頭児のために、奔走されます。
これにつき、しばらく続けますね。
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