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特別養子縁組・家庭裁判所の上申書②

一昨日の、家庭裁判所に提出した特別養子縁組の上申書の続きです。

「 〇〇さんから電話で特別養子縁組の養親の希望のご連絡があった時、一度、当方に患者さんとして受診して頂きたい旨お話しました。私は、特別養子縁組のあっせん事業者ではありますが、本業は医師であり日々の診療があります。自分の患者さんのうちで、困った状況にある人の赤ちゃんと実母のためにのみ斡旋をしていますので、全く宣伝もしていませんので、あまり知られてはいません。〇〇さんは、厚生労働省のサイトで当方のことを知られたそうです。
(個人のことが含まれますので、略します。以下、ところどころ省きます。)

(いろいろとご事情をお聞きした後)とにかく、一度、いらっしていただきたいとお話ししました。原則、養親希望の方には、患者さんとして来院していただいて、お話することにしていますので。



ご夫妻とがクリニックに来られ、受診されたのは、2018年〇月〇日でした。お二人には診察室でご事情を伺いました。

 ご夫妻は〇〇年に結婚され、子供がたくさんいる家庭を築きたいとの希望があったそうです。が、不妊治療を受けるも挙児に恵まれず、今後も妊娠は不可能との診断をされたそうです。そして、〇〇県の里親研修を受け、〇月に里親登録をしたそうです。


ご夫妻は、お二人ともやさしそうで穏やかで、また子ども好きであり、子どもの多い家庭を望んでいるので養子縁組を希望しているという事がよくわかりました。

 私は、順番を持って頂きたいこと、でも、その順番はいつ来るか全く分からない事。当クリニックでは、時々育てられない出産があるけれど、それはいつも突然のことで、予測はできない事をお話し、待って戴くことにしました。

まだ順番を待っている人もあるので、どこか他のあっせん事業者にも登録して、早い方にされたらとお勧めしました。(事業所によっては、同時のほかの事業所に登録するのを嫌がられるところもある様ですが、当方は、まったく困りません。早い方にお世話になったらいいと思っています。)

 私は、前述したようにあっせん事業をしていますが、本業の診療がありますし、宣伝はしていません。診療の中で出会った人だけにやむを得ずあっせんしていますし、経費は一切頂いていません。ですから、あまり知られることもなく、他の事業者よりは特別養子縁組の成立は少数と思います。

私としては養子縁組をするのにはこだわりがあります。

 やむを得ず育てられない出産をする人たちは、とても苦しみます。ほぼ100%の人が、何とか自分で育てたいと言います。では、何とか育てられる方法を一緒に考えましょうと。例えば、学生さんであれば、児相に相談して、学校に行っている間は施設にあずかって頂いて、時々会いに行って、そうして自活できるようになったら子どもを引き取るかとか。何とか、実母の両親と一緒に育ててもらえないかとか。それがどうしてもかなわない時に初めて、養子縁組についてお話します。

 それから、妊娠の相手の男性とはどうなのか、破綻しているのか否かも大切なことです。まだ付き合いが続いている間は、決して養子縁組をしてはなりません。もうずっと以前、もちろん私があっせんしたのではありませんが、養子縁組で子どもを手離した後、その二人が結婚して、子どもを返してと訴えたというニュースに接したことがあります。二人が続いている場合には、そのようなことも考えられますのでしてはなりません。

 それから、特に女性が若い場合、本人が自分で育てたいとの気持ちをもっていても、周りが強引に手放すことを勧める場合があります。これも、絶対にしてはいけません。生んだ本人の将来の立ち直りを考える時、本人が十分に時間をかけて冷静に考え、自ら結論を出すこと、それが何より重要と思っています。

そのような姿勢であっせんをしていますので、そう数もあるわけではありませんので、いつまで待って頂くかは、全く分からないと、その旨をお話しました。


この項、まだ続きます。

バンコクのジム・トンプソンの家に行ったとき、黄色の繭を煮て糸を取っていらっしゃいました。私は、繭というと白と思っていたので、びっくりしました。あとで調べると、食べる桑の葉によって、色のついた繭ができるという説と、遺伝子によるという説もあるのですね。ぴかぴかして、美しいです。

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