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広島県日韓親善協会忘年・会員の夕べでした。

12月10日は広島県日韓親善協会の忘年・会員の夕べでした。この会は毎年、何があっても参加したい楽しい会です。今回も、診療が終わると、リーガロイヤルホテルの会場まで本当に走って開場時間ギリギリに駆け付けることができました。

今年も、会場一杯の200人を越える人・人。

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駐広島大韓民国総領事館の金宣杓総領事のご挨拶。

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親善協会の会長や県知事や市長などどなたの挨拶にも、今の国レベルでの韓国と日本の状況を憂い、でも地方レベル民間レベル個人レベルでは、交流は変わらず行われている事が報告されました。高校生同士の交流も活発に行われています。私個人でも、韓国好きのことを知っている人から、大変ですね、当分行かれませんね、なんて言われますが、全然、大変ではありません。行ったら皆さんとても親切に対応して下さいますよと答えます。

今回の余興は民団豊田支部メアリー会6人の方による「扇の舞」でした。美しい!!

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お料理もホテルの料理に加えて、いつも李先生などのボランティアの方々による韓国料理が並びます。これが楽しみで。鍋の中にはサムケタンが一杯。ありがとうございます。しっかり戴きました。70人余りの留学生の皆さんも、韓国料理を喜んでいましたよ。こんな時代に韓国から日本に留学してきている皆さんにありがとうと言いたいです。

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ただ、いつもお元気な姿を見せて下さっていた釜山韓日親善協会の李根厚先生はここの所、来られなくなりました。体調がすぐれないそう。寂しいことです。が、新しく韓日親善協会の会長になられた朴洪圭先生と記念撮影。先生は、小児科のドクターです。

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お若いけど、もう70才ですって。私、72才ですと言うとお姉さんですねと流暢な日本語で言われました。これからもどうぞ宜しくお願いします。


そして、この会のお楽しみ。大抽選会。いろいろな景品が皆さんに当たりますが。姉にはRCC賞で、カープのラジオが当たりましたよ。なかなか私は当たらない、今年もダメだなあと思っていたら、何と最後の頃に韓国総領事館賞が当たりましたよ!!一万円の商品券です。この日はクリニックはボーナスの日で、みんなに出しました。私は出す立場で、いいことは全くないのだけれど、こんな商品を頂いてうれしくて。大喜びしました。

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今年も楽しい会をありがとうございました。これからも、日本と韓国、仲良くお付き合いできますように。

私はこの後、自転車を飛ばして遅ればせながら観音高校演劇部OB会の参加しました。これも、私にとっては楽しい会なのです。また機会が在ればお話ししますね。今日は、大阪の中学生に話しに行きます。新幹線で日帰りです。

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「伝統的家族」朝ドラの父親は不愉快。

昨夜は、日韓親善協会の忘年の夕べでした。その後は、観音高校演劇部OB会に遅ればせながら参加。この二つについては、また明日にご報告しますね。とてもいいことがあったので。

昨日の続きです。村瀬先生の対談集、私もその対談相手の一人。1990年の本です。たまたま偶然にヤフーオークションに出品されていて、参加しようとしても、私には、参加資格がないとはねられて。何とかならないかと、それを姪(河野の)や妹たちがいる部屋で話していたら、妹が、〇〇男さんがしているのでは無いの?」と。妹の夫さん、河野の義理の弟です。で、「ヤフオクしてますか?」と聞くと、もう、たっくさんしているよと。パソコンが趣味で、壊れたパソコンを修理しては、ヤフオクに出して、それが売れに売れているのだと。スマホでその画面を見せてもらいました。

で、私が欲しい本を落札してもらえないかと頼みました。義弟のスマホの画面にその本を出して、これをと頼みました。それまでに入札している値よりずいぶん高くしました。とても簡単に入札できました。締め切りはそのよく日、9日です。9日がどきどきでした。そして、10日、義弟から「落札した」と報せが来ました。バンザイ!!です。私の方に送ってもらうようにしてあるそう。待ち遠しいことです。本が手に入ったら、そして読んだら、またご報告しますね。義弟のおかげです。

ところで、昨日、遅くにたまたまテレビのニュースで一人親家庭、母子家庭について、税の差別のことをしていました。離婚や夫との死別の場合の母子家庭については税の優遇があるけれど、一人で産んだ人には、それは適応されないと。単に税のことだけでなく、私の身近の患者さんでも「母子手当が出ない」とのシングルマザーがいます。死別、離別には母子手当や母子医療があるけれど、初めから一人で産んだ人には出ないのだと。そんなバカな!!と思っても、その通りでした。私の患者さんたちで、一人で産む人はほとんどが「男が逃げた」場合です。初めっからそれを望んで一人で産む人はまれです。

そして、今朝の新聞。出生数が90万人を切るとの報道です。女たちが本当に子どもを産まなくなっています。

昨日のテレビではあほな政治家が「一人で産むことを認めると、伝統的家族の形態をくずすおそれがある」と言っておりましたね。「伝統的家族の形態」むかつきます。

フランスが、何とか出生率を上げようとして「結婚にこだわらず一人で産む人も同じように優遇する」政策をとると、出生数が上がったというのは、よく知られた話。こんな時だから、どんな状況でも産んでくれる人には、「産んでくれてありがとうございます」と感謝するべきなのに。

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「伝統的家族」。私、朝のドラマは何となく見ていますが、あの親父は、ほんとうに嫌いで。ちょっと気に入らないことがあると、ちゃぶ台をひっくり返す、怒鳴りまくる。娘には「女に学問はいらん」と高校に行くことも許さず。あれが「伝統的親父」の姿なのでしょうね。家の中に強い父親がいて、妻や子どもはその人のいうことを聞いてと。あの父親の姿を見ると、朝からとても不愉快になるので、それを愚痴ると、いやなのなら見なければいいのにと夫は言います。

家族のあり方、パートナーと共に生きるというのはどういう事なのか、男も女も(どちらでもない人も含めて)みんなが家事をしながら、ともに子育てをしていくという方向での教育をしなければ、まだまだこれからの女たちは子どもを産まなくなるでしょう。

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義母の本だなの本

義父と義母の本棚で見つけた本。頂いて帰ったのですが。どうしてこれらの本が母の手元にあったのか、さっぱり分かりません。私の著書は何冊かお渡ししたことはあるのですが、それらは見当たりませんでした。こんな雑誌をお渡しした覚えはありません。

これらは、私の手元には実は無いのです。中を見ると、これはとても面白くて。読みふけりました。

1993年の本・健康教室の増刊号です。エイズでまだ大変な時代でした。エイズ時代の性と教育の特集です。性教協の西日本の大会を広島でした時と思います。その時のパネルディスカッションが再現されています。

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私がその司会をしています。まだ若い、なんかアフロヘアですね。

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髪型は忘れていましたが、この時のディスカッションはよく覚えています。当時、輸入血液製剤によりHIVに感染させられた血友病の方たちのことが大変な状況でした。そんな時に、性感染症としてのHIVの感染をカミングアウトしたのが平田豊さんでした。それはそれは大変なバッシングが彼に対して起こりました。そんな中で、平田さんをお呼びして、話していただきました。平田さんは、その後しばらくして亡くなりましたが、とても大きなものを私たちに残して下さいました。しゃべって下さった詳細がここに残っています。これはとても貴重な本なので、母に感謝して頂いて帰りました。

そして。これらの本の中で、こんな広告が目に入りました。

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うん?村瀬先生の対談集に私が出ている??それどころか、スウエ―デンの性教育についてずっと前から発信して下さっているビヤネール多美子さんとの対談、それから新宿の性風俗の方たちにずっと寄り添っていらっした兼松左知子さんも。今、これらを読みたい!!と思いました。今から30年近く前に私が何を話しているのかも興味があります。私の手元にはこの本はもうないのです。

アマゾンだ!!で探しましたが、ありませんでした。ヤフオクは?そしたら、なんと12月4日にこれが出品されていたのです。12月9日までの期限付きで。わあ、すごいタイミングだと。そして直ぐに入札しようと思ったら、それは入札者の制限付きで、私は入札できないと。どうして?私は、ヤフオクで入札したおぼえが無いので、初めてだと評価の点数がないので、入札資格が無いのだと思いました。ガッカリなのですが、何とかしたいと思いました。また明日に続きますね。

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終了!広島に帰って来ました。

昨夜遅くに広島に帰って来ました。義母の三回忌無事?終了。帰る途中も帰ってからも、ずっと夫は落ち込みと愚痴が続いています。私は慰め役。要するに、地元に帰って来ない長男ですので、そこの土地や家をどうするのか、お墓をどうするのかという問題が残っています。それが根底にあるので、義姉や義妹に夫がいろいろと言われても仕方がないので。でも、もう済みました。後は七回忌。4年もあとのことですので、無事できるかどうか分かりませんし。おわり、終わりです。

庭の皇帝ダリアです。この地では、あちこちでこの花が見られます。

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法事前に、夫と墓参りをして、お母さんを家に連れて帰りました。法事の後の食事会はいつものホテルで。窓からの別府湾が美しい。

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義母は、末っ子で他の兄妹はみんなすでに亡くなっていますし、いとこも高齢の方が多く。こうして親族の方たちが集まる機会ももうあまりなくなるのでしょう。

私は両親が神道だし、教会の共同墓地に葬って頂いているので、時々お墓詣りに行くだけですし、何年のお祭りという時には、兄弟が集まるだけです。兄妹は、全く同じ立場なので。

まあ、終わりました。

義父と義母と本棚から、こんなのを見つけて、びっくり。もらってきました。中に私の記事などが載っていました。

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これについて、また明日書きます。

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三回忌の準備

昨日は、義母の三回忌の準備。お寺さんとの交渉、出席者の方々への案内、食事会のホテルとの交渉、お土産の準備などは、広島で夫(と私)がしてきました。家や家周りの整備や掃除、お花の手配などは義姉が。その他もろもろ、地元にいらっしゃるのでとてもお世話になっています。墓掃除や部屋の掃除などは、一足先に帰ってきた義妹夫妻が。

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お土産は、男女別、大分県外か県内かで異なります。入れる商品券が、県内の方には、地元のデパートやスーパーで使えるものを。県外の方には、デパート共通券だったのが、前回からJCBの商品券の方が使える所が多いので、そうしていました。それを私は失念していました。前は、広島でそれらを買って用意していたのですが。私はデパート共通券を別府のデパートで買うものと、夫は、デパートでJCBの件が買えるものと思っていたと。

ああっ、で、即調べても、もう土曜日でJCBの商品券は買うことができません。では、VISAの商品券はどうかと調べると、大分市のエディオン本店で買えることが分かりました。高速道を飛ばしてそこに買いに行きました。無事買えてやれやれです。県内の人用のも地元のデパートに買いに行きました。

出来上がったお土産です。

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全く広島と異なる風習ですので・・。今日が無事終わりますように。

 

 

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別府の我が家です。

昨夜7時半に広島を出発し、午前1時に無事別府の我が家に到着しました。さすがに疲れました。

明日義母の三回忌で、今日はその準備です。

我が家の庭には、私の亡き父が植えてくれたナンテンの実がいっぱいです。そして、父が亡くなった時に祈念にと思って私の実家の熊野の植木屋さんから買って来たレモンの実も沢山ついています。もう一つ。私の実家に父が植えていた椿を父の死後、兄弟が分け合ってそれぞれの庭に植えました。私がここに植えたのは枯れてしまって。でも、次兄の所でちゃんと育ったのを分けてもらって植えた、白い椿が清楚に咲いています。考えてみれば、どれも父がらみの木々です。

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今日の朝ごはんは先日の庄原特別支援学校で戴いた生徒さんが作ったマドレーヌとクッキーです。無添加です。(それにヨーグルトとミカン、紅茶です。)
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これから二日間、働きます・・。診療は四方先生が頑張って下さっています。感謝です。

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県立庄原特別支援学校で。

昨日は、県立庄原特別支援学校の保護者の方たちにお話しに行きました。学校に着くと、こんな張り紙と校長先生と保護者の方たちがお迎えして下さいました。

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講演の準備ができた所です。講演はパワポを使いながら2時間ぶっ通しで話しますので、途中の写真を撮ることができませんので。ボツボツ人が集まって来られています。お母様だけでなく、お父様も来られているのがうれしいですね。

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しっかりお話しすることができましたし、本の紹介をすることもできました。質疑でも、皆さま様々な問題を抱えて悩んでいらっしゃることが分かりました。少しでも、これからの皆様の子育てのお役に立てれば、うれしいことです。後で、お父様が来られて話をしました。

「私たちの時代は、女性だけが集められてなんか話を聞いていて、私たちは外で運動をしていました。でも、今日の話を聞いて、やっぱりしっかり話をしないといけないということが分かりました」と。そして、自分の携わっているグループでも話をして欲しいと言われました。ありがたいことです。

「私が偉そうにこんなことを話していますが、でも、これまずっと子育てをして来られた皆様が一番お子さんについて分かっていらっしゃるし、教育に携わって来られている先生方のほうが、うんと障がいについてお分かりのことと、そう思っています。ただ、私は、これまで47年間、ずっと診療をし、性教育に携わってきて、患者さんや家族の方たちに色々と教えて頂き、また自分でもずっと勉強もしてきて、性教育の分野では、多少は皆様より分かっていることがあるかな?と。それらをお話しさせて頂きたいと思っています。」

と、そんな立場でお話しさせていただきました。講演が済んで、帰りしたくの生徒さんたちが沢山「こんにちはー」とあいさつしてくれました。元気一杯です。

廊下の生徒さんの作品です。学校に行くと、こういうのを見るのがとても好きで。

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下の段の太鼓のは、小さく切った張り紙で描かれています。

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パンダの絵、これも切り絵ですが、光が写ってしまってごめんなさい。

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楽しいひと時をありがとうございました。

行く時、この道は昔ねずみとりに引っかかったことがあるし、少し前には、覆面パトカーに追っかけられて、パーキングエリアに連れていかれて、しかられた事がある道です。罰にはなりませんでしたが。以来、気を付けているのですが。後ろの遠くに走っていたグレーの車が、突然、赤色灯をつけ、猛烈なスピードで追いかけて来て、肝を冷やしてブレーキを踏みました。が、そのまま私を追い越して行ったので、やれやれでした。怖い怖い。

今日の夜は、大分に向けて走ります。義母の三回忌です。明日の診療は四方先生にお願いしました。気を付けて走らなければ。

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知的障がいのある人の思春期と性

今日の木曜日は県立庄原特別支援学校のPTAに話しに行きます。このごろ、県北に行くことが多いのですが、今日もです。とても寒いですね。ナビで見ると2時間かかるみたいで、早めに出ます。パンを一個と飲み物を持って、それを車の中で食べながら行きます。

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この頃、養護学校や手をつなぐ育成会など、知的障がいのある人の性教育について話すことが良くあります。そして、保護者の方たちの困った話を聞くことが多く、その対応法など、具体的にお話しする必要らに迫られます。また、軽度障害のある人の、性暴力の被害者に接すると、これも胸が痛みますし、加害者に障がいがあることを知ると、やはり同様です。

今の社会だから、風俗に関わることも出てきます。彼女たちが自活するためのお金を稼ぐ必要もあって、でも、あまりに無防備で、事件に巻き込まれたり、やはり利用されるだけされて後は、使い捨てのように放り出されたり。

自分自身に誇りを持って生活していけるようにするには、どんな学びをしなければならないのか、とても難しいことですが、私は性教育にとりくむことが何より必要だと思っています。

それらを保護者の皆様や先生たちにしっかり話をしてこようと思います。

中村哲さんが亡くなって、悲しいことです。先日、安田純平さんの講演を聞いた時、ふと中村哲さん大丈夫かしらと思ったことが現実になってしまって。私は中村哲さんこそ、ノーベル平和賞にふさわしいと思っていたのに、ほんとうに残念なことでした。中村さんは福岡で、兄と同じ教会のクリスチャンで、昔からその活動について聞いていました。つらくて。大切な人が次々と亡くなります・・。

 

 

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トラウマとPTSD・私の場合

人生はトラウマに満ちているという村本先生の言葉で。そうね、なんのつらいことも無く、スイスイと生きている人ってないわよね、と改めて自分を振り返ることになった今回の講義。私自身のトラウマについてのその後ですが。

中学は生徒会で、高校は演劇部でそれなりに教師にも仲間の生徒や先輩にも恵まれ、楽しく過ごすことができました。進路を巡っては、東京に出たい私と、絶対に広島から離れさせないという親との間での確執はありましたが、親のいう事についてはあきらめなければならないという習性がもうついておりましたので。

そして、大学。高校に続きサークルは演劇研究会に入部。そこでの先輩たちとの豊かな会話、議論。いくつかの舞台に上がらせていただきました。さらに当時は全共闘運動の真っ盛り。当然のごとく、学生運動にももまれ。でも、セクトには入らないままでした。

 そんな中での初めての恋愛は、相手はものすごい嫉妬、束縛、暴力の人で。今なら、ひどいデートDVですが。その頃は、DVという言葉もなく、さらにフェミニズムという言葉もない時代。「女性問題」と言っておりました。殴られても、それは「怒らせたお前が悪い」という言葉を本当ののようにそう思っておりました。今なら、あの頃の私に、そうではないよと声をかけてあげるのに。

 何年もの確執の末にやっと別れることができたのは、恥ずかしながら、親の力を借りてのことでした。私が患者さんにも言うのは、「一人では無理だと思ったら、誰かの力を借りて。誰か一人でいい、信頼できる相談相手を探して」と言うのはこのあたりに原点があるのでしょう。その後、患者さんがDVの夫に殺されるという事件が起きて、私のこの持論は「だれかに助けてもらってでも、殺されないように、上手に逃げて」となります。

「女を殴るなんて、サイテー。絶対にしてはいけない」というやさしい夫と結婚し、二人の子どもにも恵まれました。夫は、前の人のように、私がすることへの嫉妬・束縛は全くなく、しっかり応援してくれました。ところが、今度は子どもが2才3才の時に夫の大病。あの頃は、がんは本人に告知してはいけない時代。何とかごまかしながら、治療を受けさせなければならないことが、本当にきつくて。おまけに、夫の両親からの(まあ、一人息子が癌で死ぬかもしれないとなった時の両親もそれはつらかったことでしょうが)治療についての神さま・仏さまを引き連れての介入も、それはしんどいものでした。あの当時一緒に入院していた同室の方たちはみんな亡くなりましたが、夫はほんとうにありがたいことに生き抜きました。

何とか子育てをしながら仕事は続けましたが、ある患者さんの味方をしたことで、あるドクターの怒りをかい、ひどい嫌がらせを受けました。その人の病院のスタッフで、「気をつけて下さい。内の院長が先生に興信所をつけています。先生は、尾行されています」という報せをしてくれた方もありました。それは、何年も続き、私はほんとうにつらい裁判を抱えることにもなりました。あんまりつらくて、お寺の門をたたき、修行をさせてもらいもしました。長い間かかって、その裁判に全面的に勝つことができました。以来、その判決文は私が落ち込んだ時には、それを読んで励みにしています。

まあ、子育てをした人なら誰でも経験することでしょうが、子どものこととか、まだまだいろいろとありましたね。

でも、何とかここまで生きてこれたのは、そして今、孫の成長を楽しみに夫と二人穏やかに生きているのは、常に私を励まし、支えてくれた人が回りにいるからの事。私は、自分の子どもや孫も含めて、患者さんも友人たちからでも、必要とされた時には、何らかの支えになりたいと思っています。

それが、数々のトラウマがあっても、周りの人からの支えでPTSDにもなならず、ここまで来れた私の役目でもありましょう。いつか、もっと詳しく、小説にでも書ければいいなあと思っております。以上です。

 

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トラウマとPTSD

12月1日の日曜日、トラウマとPTSDについての講義を受けました。講師は立命館大学教授・女性ライフサイクル研究所の村本邦子さん。子育て支援、虐待・性暴力・DVなど女性と子どもの支援、コミュニティのトラウマ、歴史のトラウマなどに取り組んでおられます。

注意として、講座で配られた資料や講師が話した内容、講師名などを無断転載しないでくださいと注意されていますので、でも、講師名はいくらなんでも、書かない訳には行かないからと、主催者の許可を得ました。

授業は素晴らしかったのですが、中でも私の心に残ったこと。それは

「人生はトラウマに満ちている、それでも人は生きている」
被害体験を身近な人に話し、受けとめてもらえたかどうかが、その後の状態に影響する。

「被害そのものを話せなくても、信頼できる他者の存在の有無がその後の人生に影響する」

と言いうものです。

これらがずっと頭にあって。診療の場だけでなく、性暴力ワンストップセンターや特別養子縁組のお世話など、いろいろと他の人のお世話をしてきましたが、その私自身の人生をつらつら振り返りました。

いろいろとトラウマに満ちて来たなあと。

幼い頃の知らない男からの性被害、これはまだ入学前の本当に幼い頃ではあっても、しっかり頭に残っているものです。もしかすると、殺されていたかもしれない事だけれど、決して親にも誰にも言いませんでした。

そして、何より繰り返しつらかったのは、小学校に入学してからの、一・二年の教師。えこひいきがひどくて、私はその教師の嫌われ者でした。親の前では、猫なで声で私のことをほめるのですが、でも、数々のいじわるとしか思えないような仕打ちがありました。どうしてそうされるのか、分からないままでした。もっと嫌だったのは、それを近所の々クラスの女の子が家に帰って、自分の親に必ず話す事。そして、その母親が家の母に話します。私には、教師のいじわるとしか捉えられない事を「叱られた」と捉える大人たち。私は母から重ねて叱られる。だから、また後で母に叱られることが憂鬱で憂鬱で、とてもつらくて。家に帰りたくない、このままどこかに行きたい、真剣にそう思っていました。だって、母から「先生にどうして叱られたのか言いなさい」と言われても、自分には思い当たることが無いのですから。ただ、泣くしかできなくって。布団の中では、いつも死ぬことばかり考えていました。それが二年間続きました。

これはつらかったですね。自分でもよく生き延びたと思います。

それでも、これは三年生になって次の担任になって、私は救われました。とても穏やかで、公平で、作文教育をしっかりして下さる方でした。この先生になって、はじめて私は学校が楽しいと思えるようになりました。いじめがあると、必ずそれについてクラスでの話しあいをさせる方でした。いちど私もクラスの男の子から怪我をするほどのひどいいじめにあって、給食も食べずに家に帰ったことがありました。それについて、先生の指導でみんなの話しあいがありました。私ははじめっから終わりまでずっと泣いていました。その間、心の中で「コスモスの花」を歌い続けていました。

正に、その先生は、「信頼できる他者の存在」であったと思います。

中学時代。私の通った学校は「荒れる学校」でした。入学と同時に、先輩の女性たちに取り囲まれ、殴られ、上履き入れをびりびりにされ、怖い思いをしました。でも、そこには尊敬できる先生方が沢山いらっしゃいました。私に「差別」を教えて下さったのは、この中学の先生方です。生徒会目標は「差別をなくそう」でした。その生徒会で役員をすることで、生徒同士も先生方とも本当に豊かな会話を交わすことができました。

中学校の先生たちは本当に「信頼できる他者の存在」でした。

こんな事をつらつら書いてもどうってことはないのですが、でも、「トラウマ」ということでここで振り返ってみるのも、一つの心の整理になると思って。ご迷惑かもしれませんが、もう少し続けますね。

やはり写真が無いので、クリニックの青野さんのお花です。今回のは、とてもかわいいお花です。

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「さしのべられた救いの手~原爆孤児たちの戦後」

皆さまにお知らせです。

今週の金曜日12月6日(金)23時から、NHK・BS1スペシャルで「さしのべられた救いの手~"原爆孤児"たちの戦後」が放送されます。不思議なことに、NHH・BSスペシャルの放送予定には、この前後の予定は全部出ているのですが、この日のこの時間の予定だけは「BS1スペシャル」とだけで、タイトルもなにも出てきません。でも、放送はありますので、ぜひ見て下さいませ。

 子どもの内に、被爆し、同時に両親も亡くした人が、どうやって戦後を生き抜いたか。

峠三吉の「墓標」。その一部です。

「・・・
仆れた母親の乳房にしゃぶりついて
生き残ったあの日の子どもも
もう六つ
どろぼうをして
こじきをして
雨の道路をうろついた
君たちの友達も
もう黒々と陽に焼けて
大人に負けぬ腕っぷしをもった

負けるものか
負けるものかと
朝鮮のお友だちは
炎天の広島駅で
戦争にさせないための
署名をあつめ
負けるものか
まけるものかと
日本の子どもたちは
靴磨きの道具をすて
ほんとうのことを書いた新聞を売る
・・・」

原爆で両親が亡くなり、生きるのに精いっぱいだったという仲間もいます。
この番組は、初めNHKの海外版で英語で作られ海外で放映されました。大変評価が高く、日本版として作り直したそうです。

ご案内まで。

昨日は、「トラウマ」の研修を受けました。それについて、思う事がありますので、また明日。

今日の記事には映像が無いので、これは今のクリニックの青野さんのお花です。初めはユリがつぼみでしたが、一輪咲くと、ぐんと華やかになりました。今日は、きっと、二輪か三輪咲いているでしょう。どうなっているか楽しみです。

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「i新聞記者ドキュメント」

「i新聞記者ドキュメント」を観てきました。以前映画「新聞記者」を観て、それは怖くて面白くて、ありうることだと思いながらも、大変なショックを受けて。今回の「i新聞記者ドキュメント」は、もともと河村光庸プロデューサーが、ドラマ版「新聞記者」とドキュメント「新聞記者」の両方を創りたくて、それを実現させたものだと。だから、「新聞記者」と対になるものだと聴きました。

 これは見なければと思いました。パンフレットです。

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東京新聞の望月衣塑子記者。私は、この方の講演も聴きに行き、それは感動したものです。その彼女を追ったドキュメントです。


本来、ジャーナリストが持つべき姿勢、力をいかんなく発揮して行動する彼女を本当に強いなあと感動しましたね。菅官房長官を初めとして、あれだけバッシングされれば落ち込みもするでしょうに。臆せず、彼女は行動し続けます。それにしても、政権の場にいる男たち、それににすり寄る男たち、よくもまあ、こんなウソを言うものです。それらが思いっきり暴露もされます。

 私も、覚えがありますね。よくもまあ、こんないやらしいウソ八百を言うものだと、あきれもし、名誉棄損で訴えもしましたが、彼女は強い。
そして、その強さで、粘り強く、大スクープを遂げたりもします。

辺野古の埋め立ての赤土。その写真を撮り、官房長官の記者会見で指摘もし、原稿も書き。赤土をまぜるのは10%以内という契約を完全に破っていること。

宮古島に、ジェット燃料の保管地のすぐそば、100メートルしか離れていない所に「弾薬庫」を作る事。これは、全く住民には知らされていませんでした。この一面トップの大スクープで、結果的には防衛大臣の謝罪まで取っています。

 それに、安倍首相にきわめて近いジャーナリストによる強姦、逮捕直前に安倍首相の側近の警察庁トップから逮捕ストップの指示が出、それを世間に訴えた詩織さん。その彼女へのインタビューも対寧に行い、彼女の声を国民に届けもします。

とにかく行動的です。

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映画監督森達也さんは、彼女に振り回されながらも、撮り続け、そして現在日本のメディアがいかに政権に飼いならされているか、丁寧に告発し続けます。

何しろ、桜を見る会のその国会追及の真っ盛りに各メディアの総理付きのキャップを集めてごちそうする、それにのこのこ出かけ、オフレコの安部氏の言うことをたっぷりきかされ、それは全く報じないという、そんなマスコミですもの。

望月さん、どうぞ殺されないように。私たちもめげずに頑張らなければね。大いに力をもらったのと同時に、この国に絶望的になって、やっぱりどこかに脱出しましょうかね、と思わせられる映画でもありました。


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