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性教協中国ブロックセミナー②

私は昨日島根から帰って来ました。これについては、また機会があればお話ししますね。


性教協中国ブロックの寺本先生のお話しの続きです。

強制性交で加害者を罰するために検事が立証しなければならないことは、次のごとくです。


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この抗拒不能、暴行・脅迫のため、または心神喪失で抗うことができなかったということの証明と故意があったことの証明。これがとても難しいことだと。

岡崎事件については、実の娘に対する長年にわたる実父による性交が、父親による殴るけるなどの暴行があったにも関わらず、一時性交を拒めていた時期もあったなどとして「抵抗不能な状態であったとは言えない」として無罪にしたものです。

そして、こんなことも。

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これは、鹿児島でゴルフ教室を主宰する男性が指導を口実に教室の18才の教え子の家に車で迎えに行き、ホテルに連れ込み、そこで準強姦罪に問われたことです。これは、信頼していた男性の行為に少女は混乱し、抵抗できなかったことは裁判所は認めているのです。でも、それでも男性は「心理学上の専門的知見を何ら有しておらず、弱者の心情を理解する共感性に乏しく、むしろ無神経の部類に入る」ので、故意は否定し、無罪としたものです。「心理学上の専門的知見を何ら有しておらず」なんて、そんなん、ほとんどの人が心理学なんて勉強していないし。これは、加害者が無神経なら、無罪放免なのかという事です。これが故意の立証の限界なのでしょうか。

そして、このデータ。

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これも、もう、かなわんなあ。食事をしただけで性交の同意があったと勘違いする男たち。

やっぱり「性的同意」についての教育が必要なのだと思います。私が言ったことなのですが。こんな教育を全く受けていないのでしょう。慶應大学、東京大学、千葉大医学部などのエリート校の大学生たちが、集団強姦をして実刑判決を受けるなど、自分たちの人生も大きくゆがめることになったりしています。(なんか、うまく罪を逃れた学生たちもいるみたいですが) 結局は、教育の問題、そして、法律の問題。この日本の社会が如何に女性の人権を大切にしていないかという事だと思います。

もう少し続きますね。

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