性暴力救援センター全国連絡会研修会・続
昨日は、午前中性暴力救援センター連絡協議会の医師部会で研修をして、午後の全体会に出ないで帰りました。後ろ髪をひかれる思いでしたが・・。とくに、午後、弁護士部会での話を聞きたかったのですが。
タクシーで新大阪に直行、直ぐに新幹線に乗って、そのままクリニックに行きました。
医師部会では、全国のワンストップセンターの状況を聴くことができました。各自治体によっていろいと対応が異なるということもよく分かりました。とくに、被害を警察に訴えるか否かで受診料が異なったりするというのは、びっくりしました。警察に言えない被害者の方たちをも救済するのがワンストップセンターの役目でもあります。
それから、行政からの補助金についても、補助金なしで頑張っている所はすごいと思います。が、これは内閣府の問題でしょう。もっと自治体に指導があってもいいはずです。お金のない中で皆さんが頑張っているということもよく分かりました。
それにしても、いち早く性暴力の被害者救済をしながら、全国連絡会をも組織し、このような研修会を続けてこられた阪南中央病院の加藤治子先生、素晴らしいです。おかげ様でとても役に立つ研修を受けることができました。本当にありがとうございました。
これは、前夜の医師部会でのお弁当です。これを頂きながらの研修でした。私は、大阪に来る新幹線の中で昼ご飯にと思っていたパンを一つ食べたので、後でホテルに入って頂きました。
淡路島の食材でのお弁当。とてもおいしくて。こんなお弁当の手配までして下さったスタッフの皆様の心使いに感謝します。本当にありがとうございました。今回学んだことを活かして、さらに被害者の方たちの救済に努めたいと思います。
それにしても、このような活動は、ひたすらボランティア意識が無いとやっていけないということが良く分かりました。診察だけでなく、診断書、意見書、供述書などを書く労力等は大変なものですし、それに対しての労働としていの対価はほとんどありません。
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