特別養子縁組あっせん事業についての勉強会
昨日は、午前午後と二つの特別養子縁組についての会議に参加しました。
全国の特別養子縁組あっせん事業者18団体が集まり、厚労省の方や法務省の方たちのお話を聞き、参加者全員が発言をしました。この度、特別養子縁組の法律が変わり、子どもが6才までだったのが、15才まで特別養子縁組の申し立てができるようになりました。まだその法律の施行の時期は不明ですが、来年の6月までには施行されそうです。
私は、原則生まれたばかりの赤ちゃんにつき養子縁組をしていますので、あまり影響はなさそうです。それにもう少し、特別養子縁組の申し立ての方法が変わることもありますが、それはあまり問題はないと思います。
ただ、養親希望の方たちの研修につき、厚労省の方が言われたことでびっくりのことがありましたので、これは広島市の方とお話をしなければなりません。少し憂鬱です。
午後の全国養子縁組団体協議会には、午前中の会に出席した方たちの中から12人の方が集まって話し合いをしました。この会は、静岡大学の白井千晶先生が中心になって、特別養子縁組についてこれまでいろいろと活動をしていらっしゃいます。私は参加は初めてです。
私と札幌の方が話題提供をし、養子縁組の当事者の子どもにどれだけ真実を伝えるか、その方法、時期等、嘘のない養子縁組について、熱心に語りあいをしました。
皆さんの熱意が感じられた、とてもいい会でした。私は初参加でかつ話題提供の役は皆さんに申し訳ないような思いでしたが。ただ、私が初めて養子縁組のお世話をしたのは、1985年。まだ特別養子縁組の民法もできていない時からです。長い歴史でありますので、最近始めた方たちに参考になるからという事で白井先生から勧められたものです。
参加してみて、改めて皆さんがとても熱心で、この方たちなら、私もいろいろと繋がっていきたいなあと思いました。
これは、初めの白井先生からのお話で、韓国の「中央養子縁組院」のお話も聴きました。白井先生やメンバーの方たちと、ここに視察に行かれたそうです。韓国では、2012年に中央養子縁組院を作り、子どもたちや実親、養親についてのデータベースかをしているとの事です。そのデータは、こんなものです。
学ぶこことの多い会でした。白井先生がもって来られた著書を買わせていただきました。
ああ、まだまだ勉強しなければならないことが多すぎます。
もう8月。6日がすぐです。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
| 固定リンク
コメント