8月5日。
昨夜無事講演を済ませて、室蘭から広島に帰って来ました。9時間かけて行って、何にも観光なしに帰るのも、あまりにもったいないと。講演は午後1時半から。ホテルへは0時40分頃お迎えに来られるとの連絡がありました。ところが、ホテルのチェックアウトは11時。延長してもらうか、どうしようと考えながら。結局、ホテルのフロントの方にお尋ねして、観光タクシーに来て頂きました。そして、1時間半のチャーターで、「地球岬」に連れて行っていただきました。
室蘭の一番飛び出た所の岬。太平洋に向かって白い灯台がありました。この景色を観ただけで、もう満足しました。結局空港でも何も食べられませんでしたが。しっかりお話できたと思います。なぜ室蘭まで行くことになったか、またお話しますね。
今広島には世界中から沢山の方が来られています。原水禁世界大会、昨日から始まっています。夫が参加していて、話を聞かせてもらいました。
「8・6ヒロシマ平和の夕べ」は、今年も内容ある集まりになると思います。
核兵器は現在も世界に1万5千発以上あるとされ、しかし、誰もその数やどのように置かれているのかさえ知ることもできません。「広島、長崎」よりも、はるかに大きな威力を持ち、また小型化した「使うための核兵器」としても保有され、更新され続けています。7月29日の共同通信ニュースは、「アメリカが、使うことを前提に核兵器使用下での戦闘マニュアルをまとめている」と報じました。「原子力発電」も福島事故がなかったかのように、再稼働がすすめられようとしています。
私たちは広島、長崎、ビキニの惨状を知っており、チェルノブイリ、劣化ウラン弾の被害、あるいは1999年東海村の臨界事故による大量の放射線被曝、原爆製造過程や原発による被曝者が世界中にいることも知っています。
リニューアルされた原爆資料館は大勢の人でいっぱい。長い時間並びやっと入れたけど、人、人、人で展示に近寄ることができず、やっと後の方から見てきました」と言った方がいました。5日、6日に広島に来られる方々も入館は、難しいかもしれません。
来年は被爆75年です。「核兵器と原発の廃絶」にむけた節目の年としなければなりません。「8・6ヒロシマ平和の夕べ」に賛同をいただいているみなさん、参加されるみなさんは、その思いを共有し全国に持ち帰り、「核廃絶に力を尽くされる人たち」です。毎年、「参加し、力をもらった」という声を聴きます。
頑張っていい会にしますね。多くの方の参加をお待ちします。
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