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映像詩「オシラ鏡」の試写会

「父と暮せば」の後の夜。八丁座での「オシラ鏡」の試写会に行きました。写真家の新井卓監督の映像詩です。岩手県遠野に伝わる「オシラさん」の伝説と現代の融合、不思議な世界でした。お昼に「父と暮せば」を強烈に堪能して、夜にこんな不思議で美しい世界を漂う、そんな贅沢な一日でした。

そもそもは、新井監督が、広島の「ギャラリー交差611」にて三人の若者に出会った時から、この映画の構想が一気に実現したのだと言われました。映画の後の挨拶の場です。確かに、そんなすごい雰囲気のある若者たちです。やさしい馬の目と共に、民話としっかり融合していました。司会はギャラリー交差611の主催者の方。ごめんなさい、お名前が分からなくって。

ギャラリー交差は、以前」「原民喜展」を観るためにうかがった、これもすごい雰囲気のあるギャラリーです。ここではきっと様々な人達の出会いがあるのでしょう。

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男性に挟まれた方は、中村穂湖さん、着物のアトリエを持って活躍していらっしゃいます。この中村さんが二人の着物、手書き友禅で白に染めて作られたのだと。

この作品は、イタリアの「第72回国際サレルノ映画祭短篇部門最高賞」を受賞しました。若い人たちは、映画の撮影のために遠野に連れて行ってもらったし、イタリアにまで連れて行ってもらってうれしかったと語っていましたよ。

ところで、私がなぜこの試写会に行ったかというと。

これなのですね。

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この若者、映画の主役の高山太一君は、約20年前、私が帝王切開で取り上げた子です。ママにいろいろとあって結局緊急に帝王切開になったので、取り上げた瞬間も良く覚えているのです。

そして、その8年後、いまから12年前、私が街頭でマイクを持っている時に寄ってきて、私をハグしてくれたのです。彼は、そのことを当然覚えていなくって、そして、この場で改めてまたハグしてくれました。なんと、まあ、私のうれしい顔。太一君のママが写真を送って下さいました。

しかしまあ、この顔が思いっきり小さくて背が高くって、この雰囲気がまた映画の主役にぴったりでした。チョッとない雰囲気を漂わせているのです。

忙しい一日の締めくくりにこんな時間を頂いて、この映像を作られた皆さんと、案内して下さった高山さんにも感謝します。

私は今日の診療後、島根県に移動です。明日の朝高校生に講演しますので、今日のうちからの移動です。学校の寮に泊めて頂くのです。これも楽しみです。ただ、Wi-Fi環境がどうなのか分からないので、明日のブログは、午後になるかもしれません。

 

 

 

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