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「誰がために憲法はある」

ここの所、まあ、本当に一体どうしてというほど、映画漬けになっています。昨日は、診療後、またまた雨の中、自転車を飛ばして横川シネマへ。今回の映画はこれ。

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この映画の上映前は、「主戦場」。終わって沢山の人が出て来て、良かった!まだ沢山の人が観てるんだと嬉しかったです。横川シネマの支配人に「新聞記者」、ここで上映しないのですか?と聞くと「しませんよ」と。よそで上映しているのは、ここではしませんよ、と。そうでした。それこそ横川シネマでした。でも、イオンシネマはいつ終わるか、「終了未定」て、ハラハラするのでというと、調べ来て、まだ当分するでしょうと言われました。はっきりしたら、はっきり出すでしょうと。

そこで、「誰がために憲法はある」です。ものすごい映画、「新聞記者」を観て深い感動をまだ引きずっている時なので・・・。

それでも、「憲法」と原爆、広島二中の一年生の全滅の記録「いしぶみ」、女優さんたちの朗読劇「夏の雲は忘れない」がリンクして、感動を覚える作品でした。

私は、谷本清賞の受賞式で「夏の雲は忘れない」を聴きました。33年間も、ずっとずっと続けられた朗読劇、それがこの夏に幕を閉じるという無念。本当にお疲れ様でした。この方たちは、多くの物を沢山の子どもたちに与え続けたことでしょう。今日も、今、この私がいるすぐそばのアステールで演じられています。行きたいけれど、ほんとうに残念、貸し切りなのですね。広島では、明日7月5日、三次市民ホールきりりでの上演が最後です。

その主催者でもある渡辺美佐子さんが広島二中の碑で、麻布の小学校でひそかに思いを寄せた彼の名前を撫でる場、持って行ったひまわりの花束を置いたそこに竹田さんの弟さん、あのお弁当箱の持ち主の名前がありましたよ。

ああ、この場面で、亡くなった教師と子どもたちの名前、全部をざっと映してくれたなら、いかに沢山の生徒たちが「学徒動員」の場で殺されたか、もっと強く訴えられるのに、なんて思いましたよ。すみません。

抹消な事を言うようですが、まだ、もうすこし時間をかけてこの映画のロケハンをなさっていたら・・。少なくとも、映画の中の合唱曲、毎年毎年広島や東京で広島二中の後輩たちが歌い続けている合唱曲「いしぶみ」が流されたなら・・・。なんて、これもすみません。

もう少し、明日、この続きを書きます。

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