栗原小巻「松井須磨子」
昨日は、お昼時間にアステールプラザでの市民劇場の観劇に行きました。いつもは、夜に観音高校演劇部OB会の人達と一緒に観るのですが、何しろ今週は、夜全部の日に予定が入っていて。あきらめようと思ってたら、待てよ、お昼時間に行けるのではないかと思い付きました。自転車を飛ばして行ったら、開演に十分間に合いましたよ。
栗原小巻さんの「松井須磨子」、一人舞台です。松井須磨子、日本での新劇を作り上げた人。あの明治の時代にイプセンの人形の家のノラを演じた人。共に演劇活動をしていた島村抱月の死後、後を追って自死した人。それくらいの知識しかなかった私も、栗原小巻さんの今回の上演で、そのあふれるような情熱をひしひしと感じました。
栗原小巻さんは、私の二つ上。なのに、相変わらずかわいくて素敵。若い頃、東京バレー学校で鍛えた体で生き生きと舞台上を走り、踊り、歌います。以前、彼女の人形の家を観た時、早口でよくせりふが聞き取れず、さっぱりだったことがあります。今回は、中ホールだったこともあってか、十分に楽しむことができました。勿論、撮影禁止ですので、その素敵な姿を撮ることができず残念。
ちょっと、ネットから。
私は、三時には失礼しなければならないので、二階の後ろの端っこの席で、そっと人に迷惑をかけないように出られる場所に座りました。
トルストイの「生ける屍」の中の劇中歌「さすらいの唄」を悲しく歌っている時で、これから「女であること自体が軽んじられた時代に対する告発」が話される前で、とても残念でしたが、失礼してクリニックに帰りました。それでも、演劇の楽しさを十分に感じ取れて、ありがたいことでした。
入場の時に頂いたチラシしの中に、こんなのがありました。
8月8日木曜日。バンザイ、私の休診日です。行かなくっちゃ。
夜は、ワンストップセンターの会議でした。いろいろと深刻なこともあります。
今日は、県立河内高校の生徒さんに講演に行きます。栗原小巻さんは私より二つ上、奈良岡朋子さんなんて、今年90才!!私なんて、ひよっこよ。頑張りましょう。
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