今年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」について②
8.6ヒロシマ平和の夕べの今年の被爆体験は、切明千枝子さんにお願いしました。
切明さんは、1929年生まれ、県立高等女学校4年生の時に被爆、ようやくたどり着いた学校で、次々と死んで行った下級生たちを、校庭で火葬にしたという壮絶な体験をされました。その体験の基づいてのお話は重いものです。
被爆屍体 井桁に組みて 焼き棄てし 広島に七十たびの 夏めぐりくる~切明千枝子『現代万葉集』2016年版
以前、切明さんのお話をお聞きした時には、今の社会について、強く警告をされました。このままでいくと、またあの惨劇が繰り返されるようになると。
この証言を聞いた時の記事はここにあります。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-8399.html
①から一日置いて全部で4回に渡って書きました。この貴重な証言をぜひ全国から来られる方たちに聞いて頂かなければとの思いで、今年の平和の夕べでの被爆証言をお願いしました。
今、広島では証言をして下さる方たちが少なくなり、体験の伝承者の育成に力を入れています。いつかは、その方たちに証言をお願いしなければならなくなると考えています。だからこそ、今のうちに、直にしっかりお話を聞いておきたいと思うのです。
今年も、素晴らしい方の証言を聴くことができることをうれしく思います。ぜひ、聴きに来てくださいね。
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