「セクハラ・サバイバル」無事終了しました。
昨日の午後は、「セクハラ・サバイバル~セクハラは労災です~」の講演会、研修会沢山の方が来て下さって無事終わりました。
「セクハラ・サバイバル わたしは一人じゃなかった」の著者佐藤かおりさんと、よりそいネットを行っている社会的包摂サポートセンターの事務局長・ジェンダー政策アドバイザーの遠藤智子さんをお迎えしての会でした。
佐藤さんのお話、自分の壮絶な体験を淡々と話下さいました。それに加えて、粘り強い闘いで「セクハラ労災行政訴訟」に勝訴した事、今苦しんでいる人へ向けてのメッセージ、闘いにはどんな手段があるかなど、幅広くお話下さいました。
この一人の女性にこんな力があるなんてと思わせるものでもありました。
続いて私の話は20分、意外と短くて、大変でした。
弁護士の寺本先生の、今全国の裁判所で出されている性暴力の加害者がなぜ無罪になるかということの解説、法律の何処に問題があるのかという分かりやすい解説も貴重でした。
そして、シンポジウムは、遠藤さんの司会で行いました。遠藤さんは、元シェルターネットの事務局長でもあります。DV法を作ることに奔走され,今も行政の中枢や全国の様々なジェンダーや性暴力を支援する活動へのアドバイスなど、全国駆け回っていらっしゃいます。
その豊富な知識と活動に基づいたアドバイスはとても適格で、本当に勉強になりました。よりそいネットホットラインはここにあります。
http://279338.jp/yorisoi/
私は、本当に末端の現場で地べたをはうようにしてサポートをしている身ですが、このような大局に立ったお話を聴くのは、とても参考になりました。
それにしても、私は、性被害のワンストップセンターができて、本当に良かったと思います。弁護士さんやカウンセラーや支援員の方たちが強力に支えて下さるのですから。
会の後でも、懇親会で様々なお話を聴くことができて、さらに勉強になりましたしうれしかったです。沢山の方が来て下さってありがとうございました。
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コメント
被爆74年:同意ない性行為に継ぐ「無罪」判決、「故意立証」ハードル高い 刑事司法の限界指摘。第三十八条「故意」。:4/21西日本新聞電子版より。
昨日この記事を読んだばかりでした。参考まで。
投稿: 小倉っ子 | 2019年4月22日 (月) 09時38分