日本産科婦人科学会学術講演会
昨日は、名古屋の「日本産科婦人科学会学術講演会」で一日中良く勉強しました。
会場は巨大。自動の受付では、並ぶことも無く、参加費は二万円でカードですぐ。即領収証まで出て、本当にアッという間でした。ランチョンセミナーも無事受け付けしてもらって、昼ご飯確保。
しばし会場の地図とプログラムとにらめっこ。沢山の演題の中から、何を聴くかは大体決めていましたが、それらがどこであるのか何時に受けつけに並べばいいのか、次の講演までどのように移動すればいいのか、オリエンテーションをつけてから、コーヒーを頂いて飲んでからいざ!。
午前中は会長特別企画「最新研究成果から得られた未来指向型医療への展望」。「子宮移植」、「生殖医療」などの最先端の先生たちの講演五題です。子宮移植では、もう世界中で移殖された子宮で50人を越える赤ちゃんが生まれていると。日本では、慶応大学で、今猿での出産までできていると。人の出産も近い内でしょう。
体外受精は今もはや一般的な医療となっていますが、世界中で日本がもっともよく行われているという事。その時の受精卵の異常の有無の検査について厳しくいさめられてはいますが、それでも多くの機関でなされていることも。
びっくりしたのは、「大気圧プラズマを用いた医療応用の最前線」。オーロラや雷のあのプラズマが今や医療に応用されていて。それも癌治療に最も力が入れられておりました。卵巣がんや脳腫瘍や・・・。
「ゲノム解析に基づいた個別化医療」と「婦人科領域における卵巣がん個別化医療への一歩」は特に、遺伝性の卵巣がん、その遺伝相談、抗がん剤のそれぞれの使い方など。これらの情報は、もちろん私が行うことはありませんが、情報を広くとらえて、患者さんにお話をすることはできます。
この話、もう少し続きます。
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