「被爆者はどこにいても被爆者だ」
今週の木曜日、4月25日の午後5時から、「被爆者はどこにいても被爆者だ」の会が開かれます。主催は、「韓国の原爆被害者を救援する市民の会・広島支部」。会の会長である市場淳子さんも大阪から来られます。
会の主催での、昨年12月に開かれた「広島・三菱の強制連行の実態」についての報告は、ここから三日間にわたって私のブログに書いています。
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-5f1f.html
25日の会のチラシです。折り目がついていてすみません。
今回の会のチラシから。韓国からの郭貴勲さんは、1944年21歳の時に第一期徴兵で広島にあった西部第二部隊に徴兵されました。8月6日に被爆し、重症を負いましたが、「生きて故国に帰る」ことに希望を持ち続けました。帰国後、教職に就き指導にあたりながら韓国原爆被害者援護協会(現・韓国原爆被害者協会)の設立にかかわり、被爆者の救済と日本政府への援護の交渉の先頭に立ってきました。元徴用工の問題にも深く関わり、1974年には三菱重工本社で三菱徴用工未払賃金など交渉を行いました。
1998年に日本政府を相手に被爆者確認訴訟を起こし、2002年に勝訴。その闘いの言葉が「被爆者はどこにいても被爆者だ」です。これにより、海外在住被爆者に閉ざされていた「健康管理手当」の支給を勝ち取ることができ、今日の医療援護までの状況を切り開くことができました。現在94歳になりますが、今日も韓国の被爆者の支援活動の先頭に立ち続けています。
午後5時からという難しい時間からですが、ラッキーなことに私は木曜日の休診日。聴きに行くことができます。実は、その日はカープにいくことにしていました。この会が終わってから行きます。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント