「遺伝子は幸せの違いがわかる」
昨日の出勤は平和公園の川沿いを通りました。楽しみにしている桜の咲き具合を見るために。樹によって違いますが、一番咲いているのは、こんなん感じ。雀が一杯来て、せっかく咲いている花をぼとぼとと落としていました。
私のクリニックのお花見は4月の2日。満開よりは少し前かな?でも、きっといい感じになるでしょう。
夜は、オフィスギネコロジストの会。この会では、毎回三人の人に話題提供をしてもらいます。昨日は、まず中原先生からハーブと漢方について。そして、ハーブのお料理の使い方についても。でも、資料が二人に一枚だったので、私は持って帰られなくって残念。写真は、林谷先生提供です。
川上先生からは、岡山の「吹屋ふるさと村」について。江戸時代からのベンガラの産地。山奥に突然のように集落があるのだと。それも建物がピンクの。これまで、全然知らなかった面白い話でした。ベンガラで染めたTシャツももって来て下さいました。少しえんじががったピンクのTシャツ。素敵でした。いつか行ってみなくては。
井原先生からは、「遺伝子は幸せの違いがわかる」というお話。米カリフォルニアロサンゼルス校と米ノースカロライナ大学の共同研究。
幸せには二種類あると。
1つは、
向上心や目的意識を持って生きている自分」に生きがいを感じているときの幸せ。(生きがい追及型の幸福)
もう1つは、
好きなことをして欲求を満足させている時に感じる幸せ(快楽追及型の幸福)
80人の健康なボランティアにどちらの追求型かの幸せを問う質問と、うつ傾向のテストと、血液を調べたと。
生きがい追及型よりも、快楽追及型幸せに幸福感を感じる人が多いのだそうです。
そして、幸福のタイプが違うと、遺伝子も構成も違うのだと。
そして、これが肝心。生きがい追及型の幸福度が高い人では、体に良い遺伝子の構造を取っていると。そうでない人は、炎症関連遺伝子が多く、抗ウィルス・抗体遺伝子が少なかったと。これは、人がストレスを感じた時と同じ傾向を示すものだったと。
ふうん、どんな生き方をするかというのは、生まれた時の遺伝子にも結構左右されるのだなあと、改めて遺伝子のすごさをも感じましたよ。
そして、話はいろいろと雑談もまじるのですが、先日発売された、緊急避妊薬のジェネリック、いくらで出す?という話。びっくり。私が最安値でした。私、じっくり考えて、せっかくジェネリックで安いのができたので、これであまり儲けようとしてはいけないと思って、熟慮の末、決めたのですが。ちょっとショックを受けましたよ。それに、仕入れ値も、私、高いという事も分かって。二重にショックでした。なんのこっちゃです。
今日は、午後姉といっしょに岡山方面に行きます。
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