「父と暮らせば」の上演について①
一昨日の木曜日、大阪大東中から帰ってすぐにお会いしたのが、8.6ヒロシマ平和の夕べのスタッフの山下徹さんと女優の岡崎弥保さん。少し遅れて待って戴きました。
一緒に食事をしながらお話しました。(ああ、どうして三人の写真を撮らなかったのでしょう。お話と食事に夢中になってしまって。)
岡崎さんは、この7月7日に広島で「父と暮らせば」を上演されます。その準備のための来広でした。

あの、井上ひさしさんの名作。広島では度々上演されますが、岡崎さんは、これまで5年間、 8月6日には、東京・埼玉でこれを上演し続けています。8月6日、広島では大きなベントが何日も繰り広げられます。また、日常的に原爆をめぐって様々なニュースが報道されます。あまりそれらがない東京でも8月6日に何かをしたいけれど、という方たちが、この「父と暮らせば」を観に来て下さると。
そして、今年も8月6日には東京において上演されますが、その前の7月の広島での公演です。
被爆し、その後家にこもっている女性の元に、亡くなった父が訪れます。その父との会話が全ての脚本です。これを見たのは、何年前になるでしょう。
息もつかず観て、その後、深い感動の中で、私、一面、彼女がうらやましかったですね。亡くなった父が訪ねて来てくれるって。私も、今、父と遭えたなら、話したいことが一杯あるのになあと。
この時期にいつも思い出します。被爆者であり、教え子の多くを爆死させてしまった教師であり、でも、あまり原爆について語ってくれませんでした。私たちを懸命に育ててくれ、戦争はいけないと教え込んでくれました。18歳の早春、受験勉強でくさくさしていた私を、縮景園に梅を観に連れて行ってくれました。そんな父と、今だからこそ、話したいことはいっぱいあるのになあと。
この「父と暮らせば」の演出は、私の母校、観音高校の演劇部のOBで東京で頑張っている俳優であり、演出家でもある蒔村三枝子さんです。蒔村さんは、被爆二世で、「チンチン電車の鐘が鳴る」の一人芝居を広島でも上演しています。
私たち、観音高校演劇部OB会の有志も、そして、毎年原爆で亡くなった観音高校の前身の広島二中の一年生全滅の記録「碑」の合唱曲を歌い続けている観音高校合唱部OB会の有志も応援することにしました。
この上演について、もう少しお話続けますね。
岡崎さんは、この7月7日に広島で「父と暮らせば」を上演されます。その準備のための来広でした。

あの、井上ひさしさんの名作。広島では度々上演されますが、岡崎さんは、これまで5年間、 8月6日には、東京・埼玉でこれを上演し続けています。8月6日、広島では大きなベントが何日も繰り広げられます。また、日常的に原爆をめぐって様々なニュースが報道されます。あまりそれらがない東京でも8月6日に何かをしたいけれど、という方たちが、この「父と暮らせば」を観に来て下さると。
そして、今年も8月6日には東京において上演されますが、その前の7月の広島での公演です。
被爆し、その後家にこもっている女性の元に、亡くなった父が訪れます。その父との会話が全ての脚本です。これを見たのは、何年前になるでしょう。
息もつかず観て、その後、深い感動の中で、私、一面、彼女がうらやましかったですね。亡くなった父が訪ねて来てくれるって。私も、今、父と遭えたなら、話したいことが一杯あるのになあと。
この時期にいつも思い出します。被爆者であり、教え子の多くを爆死させてしまった教師であり、でも、あまり原爆について語ってくれませんでした。私たちを懸命に育ててくれ、戦争はいけないと教え込んでくれました。18歳の早春、受験勉強でくさくさしていた私を、縮景園に梅を観に連れて行ってくれました。そんな父と、今だからこそ、話したいことはいっぱいあるのになあと。
この「父と暮らせば」の演出は、私の母校、観音高校の演劇部のOBで東京で頑張っている俳優であり、演出家でもある蒔村三枝子さんです。蒔村さんは、被爆二世で、「チンチン電車の鐘が鳴る」の一人芝居を広島でも上演しています。
私たち、観音高校演劇部OB会の有志も、そして、毎年原爆で亡くなった観音高校の前身の広島二中の一年生全滅の記録「碑」の合唱曲を歌い続けている観音高校合唱部OB会の有志も応援することにしました。
この上演について、もう少しお話続けますね。
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