文化座「三婆」を観ました。
大分経ってしまいましたが、2月5日の火曜日、広島市民劇場の例会に行きました。市民劇場の私のは、観音高校演劇部OB会の國本さんが世話役で、いつもチケット等を手配して下さいます。全くおんぶにだっこです。この度はOB会の5人が並んで観劇しました。私は、診療を終えて、アステールまで自転車で急げ急げ。
今回は、劇団文化座の「三婆」。有吉佐和子さん原作、脚色小幡欣治さん。
まだ始まる前、上演中の撮影は禁止でしょうが、前なので、失礼して。
舞台は、何と回り舞台になっています。アステールの大ホールは、回り舞台ではないのだけれど、これは劇団の装置が作った物でしょう。機械で音もなくするすると回り、舞台転換が全く時間なくできて、お話が全然途切れません。
可愛いかった佐々木愛さん、初めて見たのは、昔。当時まだ市民劇場を労演と言っていた頃の山代巴さん原作の「荷車の歌」だったと思います。その佐々木愛さんももう75歳。三婆を演じるのに、ぴったりの実年齢になられたけれど、でも、とってもかわいいお婆さんでした。声にも張りがあり、円熟した演技、楽しく、でも深刻に観ましたよ。
戴いたバンフレット「広島市民劇場」から。
三人の婆が繰り広げる、喜劇ではあっても、身につまされる話。劇が済んで、ふと、でもこれ、私たちの年齢よね、と言い合って笑いました。笑い事ではないわね。
フェイブックで、「あなたは何歳で亡くなるでしょう」というのに、沢山の質問に答えてみると、何と、私は後三年で死ぬのだと。まあ、どうしましょう。三年しかないのね。だったら、私、もう、やりたいことをやらなければ。何が一番したいかというと、ぜったいに今の仕事ではないのですね。でも、やめると言っても・・・。
そんなことを観劇後うつうつと考えました!!!
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