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原民喜展

昨日は、午前中は電話当番をしながら書き物。午後はクリニックにこもって続きの書き物。この二日で、来週と再来週の講演の準備も全て済ませました。難しかったけど・・。お歳暮のお礼のはがきの印刷も、これには尾関山の紅葉の写真を使いました。着々と済ませても、まだ残っています。大きな書き物が。

そして、ギリギリの最終日になってやっと行きました。原民喜展。その後は、姉や甥の一家の甥の奥さんの誕生日のお祝いに一緒に行かせてもらいました。

という一日で。原民喜展。ほんとうに行けて良かったです。

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ほとんど無機質の白と黒の空間で。沢山の著書や詩や文章が展示してありました。

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優しくも透明で悲しい詩、文。

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恩師柿手春三先生の絵もありました。

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彼の自殺の後の追悼の文。佐藤春夫氏と埴谷雄高氏のを読んでいると、不覚にも涙が出てきました。

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遺書の中の「貞恵と死別れて六年あまりも生きてまいりました。もう後に思い残すことか何もありません」というのを知って、ああそうなのかとかってに納得しました。


この純粋な方が被爆後6年間、ひたすら絞り切るように書き、そして自ら命を絶ったことは、やっぱり必然なのだろうと。ただただ生きて書いて下さってありがとうとしか言えませんね。

私の感想、これだけしか書かなくてすみません。

展示会、ありがとうございました。

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