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全国シェルターシンポジウム④と私たちは買われた展

高齢者のDVの分科会では、全体会のシンポジウムで話して下さったシンガポールのハムザ アブダル ムタリブさんが、自分たちが取り組んできたことの報告をして下さいました。

何よりも、虐待を開けた多くの高齢者は、自分は価値がないと思いこんでいます。その彼女たちに自尊心を取り戻してもらうこと。そして、自分がどうしたいのかを明確にしてもらう事などの支援をします。

離婚であったり、和解であったりそれぞれですが。ケースレポートでびっくりしたことがありました。

65歳の方が夫からの性的虐待で、病院から「Family Violence SpecIalist Center」に報告があったと。

、彼らのシェルターにいる間に、彼女とも彼とも話をしたと。夫婦間の支配関係があり、それを是正するために、彼女のエンパワメント、力をつける様にしたと。ケーキやクッキーを作るプロジェクトで働いて、お金を得ることができるようになって、自信を取り戻していったと。


私は、産婦人科医なので、このような高齢の方の性的なトラブルは沢山見て来ています。高齢者の離婚は性的な理由が隠れていると言われています。妻が、性的には全くその意欲もなく、痛いし、したくない、でも夫に迫られると。

しかし日本では、なかかな夫婦間の性的なDVは暴力としては対応されたり、取り上げられません。


それが、シンガポールでは医師が通報すると。これにびっくりしたのですね。で、質問をしました。

答えがまた素晴らしかったです。


実は、シンガポールの法律でも、夫婦間の性的なことは免責されるのだそうです。それは、今、やはりよくないのではないかと、論議されていると。それに対して、変えるなという反対の声を出す人達もいると。イスラムの法では、性的な暴力は離婚の理由になるのだそうですが。


そして、性的な暴力をする人は何らかの暴力もする物ですと。診察をした医師は、暴力を感じたら、それはソーシャルワーカーに報告してもいいことになっているのだと。


うーん、日本だったら、少しでも苦痛を緩和するために女性ホルモンやぜりーがあるよとかの方に向かってしまいます。あなたも、セックスをしたいのであれば、こんな方法があるけれど、でもしたくないのなら、無理に応じることはないよ、と言います。でも、家庭内での立場の問題や、経済的なこと等、いろいろと大変なのですね。

やはり日本はまだまだだと思いました。

まだ札幌でのご報告、とくに食べたもの、美味しい味噌ラーメンとか、パフェとかのことがあるのですが、明日にして。

昨日、私たちは買われた展にやっと行きました。滋賀での展示と全然違って、ますます進化していました。壮絶。少女たちの性的虐待、これはなんといっても大人の問題です。あまりにひどい。胸が痛みます。日本って、こんな社会なんだと改めて情けないし、怒らなければと思いました。全ての人が見るべきです。もう広島の展は終わってしまいましたが、まだ他の地域で次々と行われますので、ぜひ。

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