≪原爆の図≫
現代美術館の「丸木位里・俊≪原爆の図≫をよむ」、どう考えても、昨日のお昼にしか行くことができないので、行ってきました。山路さんにお願いして、迎えに来て頂き、待ってもらって連れて帰って頂いたおかげで、ゆっくり観ることができました。
中は撮影禁止なので、入り口です。
結論から言えば、本当に行って良かったです。日曜日のイベントで聞いた時に持った疑問なんか吹っ飛びました。あんなこと、どうでもいいのです。芸術論などどうでもいいのです。芸術家があの絵をどう分析しても、どうぞご自由に。私にとっては、それはそれはものすごい芸術であり、胸に迫りくるものがあって、それでいいのです。
そして、お二人に、よくこれらを残して下さったという感謝の気持ちでいっぱいになりました。世界中の人に、今のような状況が作られている今だからこそ、観て頂きたいと思いました。
ゆっくり鑑賞したくて、本も買いました。
小さな写真でほんとうに申し訳ないことでした。大作を前に、ただ、食い入るように見つめるしかありませんでした。そして、五部の 「少年少女」。これも、胸に迫るものがあります。
そして、本を買って良かったと思ったのは、丸木夫妻の様々な文章と共に、峠三吉にあてた手紙も沢山掲載してあります。その中には、四国五郎さんの名前も何度かでできました。やはり戦後まもなくの、丸木夫妻の広島での活躍を改めて知らされ、感動でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
私は、もうすぐ家を出て、今日は島根に行きます。寒そうです。雪が降りません様に。
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