風工房・斎藤洋さん③
おはようございます。島根県江津です。ホテルの部屋から遠く日本海が見えます。
今日は午前中に高校の先生たちに講演をします。
そして、広島に帰って福岡に行きますよ~。
昨日もカープは負けちゃったけど。でも、大丈夫。今日は私が行くから勝ちます。で、五分になって広島に帰って来ますよ。それにしても、監督は新井さんを使いませんねえ。せっかくのDH制なのだから、何とかならないのかと思いますが・・・。
さて、京都の斎藤さんのがら紡の展示会です。フェイスブックで見ていて、惹かれていたのが、真っ先に目に飛び込んできました。もうどなたかが持って帰ってられるのではないかと思っていたのですが。
纏わせて頂きました。
もう、素敵すぎて。これは、斎藤さんのフェイスブックでの説明です。
玉糸入りがら紡の大判ショールです。
ラックダイの赤を何回も重ねました。たくさんの命が重なっている布です。線の赤は弁柄です。
★玉糸・二匹のお蚕さんがそれぞれ糸を出しながらひとつの繭・玉繭を作ることがあります。その糸は絡み合いながら通常より太い節糸・玉糸となります。光沢は劣りますが丈夫で厚手の織物に適します。その玉糸と木綿を紡ぎ織られたこの布は本当に貴重なものです。
★ラックダイはラックカイガラムシがその分泌物で木の枝に作った巣です。硬くなったその巣を木槌で叩き粉状になったものを水につけておくと赤色が出てきます。私はラオス産のラックを使っています。
それに。作品が展示してある多くの衣文掛けが、木の枝に糸を巻き付けて作ってあります。これは、以前斎藤さんに連れて行って頂いた法然寺の樹の枝なのだそうです。先日の台風21号で、法然寺の木々も沢山倒れて、悲惨なことになってしまったと。それは、斎藤さんのフェイスブックで存じていました。斎藤さんもも呼びかけて、多くのボランティアの人たちが集まって、修復していると。その枝なのだそうです。本当に斎藤さんらしい素敵な衣文掛けです。
それから、前掛けと、ショールで舞い上がってしまって、大切なことを忘れてしまいました。がら紡の糸。カンボジアのがら紡のオーガニックコットン、それに草木染のとても貴重な糸たちを買って帰ろうと思っていたのに、忘れてしまいました。後で連絡して、送っていただくことにしました。これで、暫く封印していた帽子を作ります。

斎藤さん、束の間でしたが、本当に素敵な時間をありがとうございました。また、機会があったらお伺いしますね。今度は、また遠方で野染めなのですね。お互い、若くなくなりました。気を付けながらもう少し頑張りましょうね。
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コメント
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投稿: ⑦パパ | 2018年11月 1日 (木) 09時53分