障がい児の性教育の実践
少し前のことになります。いつか皆さんにお話をと思っていて、すっかり遅くなりました。手をつなぐ育成会で「障がいのある人の性」のお話をして帰りに多田直子さんから修学旅行で広島に来ているという連絡が入りました。何かの因縁を感じ、直ぐに用意をしてお話しに行きました。
生徒たちは青少年センターの地下で被爆者の証言を聞いていました。多田さんは、ちっとも変わらずかわいくてお元気で。
というのも、障がいのある人の性の話をする時に、障がいのある人の性教育について、私のスライド原稿のプリントの他に、私自身が勉強した参考図書の表紙のプリント、それから友人の性教育仲間の実践のプリント、さらに七生養護学校で性教育を受けた軽度の障がいのある生徒の感想文等をプリントして配布して頂きました。その中の実践のプリントが多田直子さんの実践だったのですね。
多田さんには、皆さんにお配りした資料全てをもって行きました。そして、使わせて頂いているとお話をして、事後承諾をいただき、さらにうれしいと言って頂きました。なかなか、こうして系統立てて性教育を実践している特別支援クラスや学校はないのです。すごい実践であり、とても参考になると思います。その一部を。
他にも、多田さんが丁寧に作って保護者に配布する保健だよりの何枚かもお配りさせて頂きました。障がい児の性教育に迷っていらっしゃる方々の参考になれば幸いです。
今日は楽しみにしていたミカン狩りです。そろそろ出発します。
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被爆73年:先週、私の手元に雑誌が届きました、レイライン出版社:arc22号。ここも経営が厳しいながら編集長はじめスタッフの皆さん頑張っています。さて今回の特集の一つに「金平茂紀と東郷編集長との対談」、その中に金平さんが最近見た映画で感動した作品として、「タクシー運転手と1987」を上げていました。私も再度、見たいと思います。また年に一度の雑誌「アーク22号」、一度手に取って読んで頂けたらと思います。お薦めです。第三四半期に入り仕事も忙しくなりました。ミカン狩り行ってみたいですね。
投稿: 小倉っ子 | 2018年11月12日 (月) 09時22分