出雲へ。④
私は昨夜無事大分から広島に帰っております。今日はその大分のことではなく、もう少し出雲の話を。
出雲古代歴史博物館を見学した後、お昼を軽く食べましょうと大社の近くの食事処を探したのですが、これがどこも超満員。名前を書いて延々と待たなければなりません。いくつか待つ人が少なそうな所に名前を書いたのですが、15組待ちとかで、とても時間がかかりそうです。もう、あきらめましょうとなりました。
ねえ、島根ワイナリーに行ったら、なんか食べられるのではない?となって、そこに向かいました。ところが、外はそうでもなさそうなのに、中に入ると、ここもものすごい人です。とにかく、出雲に人があふれているのですね。ワイナリーの中は広大ですが、どの売り場も人がごった返していました。
一旦外に出て、お食事処に入りました。ここでは、島根牛のバーベキューなどもしていますが、私たちは普通の食堂へ。出雲そばとぜんざいの両方があることを確認して入りました。ここでは、それほど待たなくて済みました。
姉と夫はそば。私はぜんざいです。
ぜんざいについては、お墓参りをした教会の先生に面白いお話を聴きました。出雲は旧暦の10 月は神無月ではなく、神様が出雲に大集合する神在月。「かみあり」が「じんざい」で→「ぜんざい」としたのだと。ああ、何となく、出雲ぜんざいと言っていたのは、「じんざい」なのですかと分かりましたよ。
実は、私はここで「野焼き」を一本買いました。あご・トビウオを使った・昔から出雲の名産のちくわ型のかまぼこですね。これを大分の兄にもって行こうと思って。闘病をしている兄は食欲も落ちていると義姉から聞きました。兄は大学時代は島根で過ごしています。少しでも懐かしい物だったら、口にしてくれるのではないかと。短めのを一本買ったのですが、それが。家に帰ると三本になっていたのです。不思議。姉のかと思って聞いても、姉は買ってないというし。勿論、夫も買ってないと。私は一本持ってレジに行ったのに、不思議不思議。レジが混雑していたので、どなたか他の人のと入れ替わって渡されたのでしょうか。おかしなことがあるものです。おかげで兄に二本渡して、一本は我が家のにしました。お金は一本分払ったのか、三本分払ったのか、レシートもなくって分かりませんでした。
こんなおまけもあって、出雲への短い墓参り兼旅は楽しく無事終わりました。両親のお墓参りは年に二回は行きたいのですが、これから先、どうなりますか。何しろお墓が遠すぎますね。島根と、夫の両親のは大分だし。私が運転ができなくなったら、とても難しくなりますねえ。
以上で出雲のご報告はおしまいです。長々と読んで頂いてありがとうございました。
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