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福山市立城南中学校で話しました。

ランチの豪華版は後にして。昨日色々とあったので、そちらを優先しますね。

昨日は、福山市城南中学校の全校生徒に話しました。生徒数735人という大規模校です。保護者の方も何人かいらっしていて、体育館一杯です。

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後で聞いて驚いたのですが、特別支援のクラスが7クラスもあります。生徒は38人。その生徒さんたちも皆さん聞いて下さいました。

生徒さんはよく聞いてくれました。途中、少し騒がしい所があったので、「私と君たちとの出会いは、おそらくこの一時だけでしょう。もう二度と会うことはない、その時間を大切にしたいと、私は一生懸命話しているのだから、聞いて」というと、後は全く静かに聞いてくれました。

後で、生徒さんがお礼の言葉を言ってくれて、花束をもらいました。

「今日は、私たちのために話をして下さってありがとうございました。私が一番印象に残っていることは、何か困ったことがあったら、一人で抱え込まないで。一人でいいから、だれか相談できる大人を探して。その人に相談をしようというところです。それから、これから私たちは、今日聞いたお話を人にも話して広げていきたいと思います。」

何と素敵な言葉、ちゃんと聞いてくれたね、ととてもうれしかったです。お礼を言ってくれた生徒さんと、花束を渡してくれた生徒さんの二人としっかり握手しました。本当は、全校生徒と握手をしたかったですよ。

それから、保健室の先生から、これまで話さなければと思っても、なかなか話すことができないでいたことを、全部全部お話して下さってありがたかったです。生徒たちは、感動していました。お話を聞いている生徒を見ていて、この子たちは幸せだなあと思いました。と言って下さってさらにうれしかったです。

帰る前に撮りました。玄関です。

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右のキャラクターは生徒から募集して決まったものだと。それを保護者の方がぬいぐるみにして下さったと。

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このキャラクターしろなちゃんは、学校の通信等あちこちに出現します。かわいくて、楽しいです。

帰りは、福山サービスエリアのスマートインターチェンジから高速に乗りました。初めての利用ですが、これはとても便利になりました。

広島に帰った後、すぐに久松産婦人科の忘年会に行きました。とても楽しかったので、明日またお話しますね。

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私のランチ②丼、インドカレー

ランチシリーズです。紙屋町の周辺は沢山のお店があって、さて、今日は何を食べようと考えるのも楽しみの一つです。昨日は麺シリーズ。その中に、一蘭を忘れていました。あまりに普通に行きすぎて、写真を撮っていません。でも、美味です。しばらく食べないと必ず食べたくなります。写真が無くてすみません。今日は、まず丼から。

クリニックの隣のサンモールの地下にある中華の「蓬莱」。ここはいつも人が一杯で、行列ができていることも。この天津飯が名物です。私はミニを。これでも十分な量。ちょうど食べている時に、目の前で女性たち二人が卵を割っていました。膨大な量。何百っ個でしょう。これ、どれくらいで消費されるのでしょう。この姿を見ただけでも、ここの天津が本物だと分かります。

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隣の男性が「ねぎ盛り」と頼んでいました。それを見てまたびっくり。山盛りのネギが丼を覆いつくしていましたよ。卵はふわふわ。あんも美味で行列も理解できます。

そごうの10 階には「銀座天一」がありますが、そこが地下に天丼の小さなお店を出しています。カウンターだけで6 人でいっぱいになります。ここのかき揚げ丼です。料理人のしぐさを見ていても、本物と分かります。天ぷらの揚げ方、ごはんをつぐタイミング、たれのかけ方。決まりやこだわりがあるようです。美味です。いつもご飯少な目にと頼むのですが、それでもおなかが一杯になります。

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パセーラの7階の韓国料理シジャン。ここのチゲも、ダッカルビチーズビビンバも好きなのですが、間違えてプルコギビビンバとミニチゲのセットを頼んでしまいました。そしたら、プルコギビビンバが美味しくておいしくて。いつも決まったものを頼むのでなくって、いろいろと変わったのも食べなければと思いました。

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インドカレーです。クリニックから少し下った所にある「カナック」。ここのランチはナンもごはんもお替わり自由です。私たちはお替わりできるほど食べられませんが、若い人、男性も女性もけっこうお替わりをしていますよ。

カナックランチ、880円。好みのカレー二つなので、海老とチキンにしました。それにラッシー110円をつけて。ナンがとてもおいしい。これはバターたっぷりのお味でしょうか。

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土曜日限定のランチがあります。チキンテッカと飲み物がついています。 これを食べている時、隣のお兄さんが、ナンを食べて、ごはんを大盛りのおかわりをして、その上にもう一度ごはんを食べていて、びっくりしました。ついつられて小さなごはんを下さいと頼んでみました。サフランライス+カレーも美味でしたよ。

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アンデルセン、今仮住まいですが、ここのランチ。電車道を見ながらカウンターで戴きました。スープランチ。本日のスープは、コーンスープだったりパンプキンスープだったり。パンがお替わり自由で、度々いろいろなスライスしたパンをもって、お替わりを進めて下さいます。パン好きにはいいですねえ。

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スペースが一杯で、ランチの豪華版がアップできませんでしたね。また改めて。

今日は、車で福山の中学生に話しに行きます。生徒に話すのはうれしいことです。帰って、久松産婦人科の忘年会に参加させて頂きますよ~。いつもゲームや景品が一杯の楽しい忘年会です。



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私のランチ①麺シリーズ

今日は日頃のランチを。どうしても麺が主になります。忙しい時には、買い置きしているカップ麺ですが、時間があれば出かけます。今日は麺シリーズ。

本通りのむさしで季節限定の松茸うどんをしていました。松茸の天ぷらが三つも入っていました。トルコ産らしいけれど、十分に松茸の香りと味がしましたよ。

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時間がある時は、足を伸ばして法善寺へ。ここの京うどん、ツルツル感 が好き。だしの塩気もやさしくて。お昼には、京むすびと小さなデザートがつくランチにして。これは、卵うどん。デザートは温かいぜんざいで。

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これは、別の日のなべ焼きうどんで。やはりデザートは温かいぜんざいで。

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本通り「ちから」がリニューアルしてしばらくトッピングサービス。中華そばミニに煮卵をトッピング。

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クリニックから直ぐ近くの讃岐でのにゅうめん。ここのそうめんが好きだけど、夏しかしていないので、替わりににゅう麺です。でも、ここの出汁が塩辛くて。仕方がないので、お水で薄めます。そうすると温度が下がってつらいのですが。

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今、そごうで宮城展をしています。そこのえびそば810円。本当は牛タン定食を食べようと思って行ったのですが、一番安いので1700円。高過ぎ。なので、一番安い海老そばです。エビの香り(だけ)がおいしかったですよ。

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明日はちょっと豪華シリーズのランチをご報告しますね。

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講演のお知らせです。

自分は健康と思いこんでいたら、何と帯状疱疹になってしまいましたよ~。ここの所、体がなんとなく変だなあと思っていたら、バストがくちゃくちゃになってしまいました。昨日から薬を飲み始めたので、その内おさまるでしょう。体がしんどいのは、もうおさまっていますし。後は、痛いのとかゆいのを耐えればいいだけです。

少しお知らせを。

12月20日、  京都教育大で午前中は学生さんに性教育について話し、午後は一般の方に向けて話します。

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その前、12月16日には、広島の性教協で、例会です。久々にCMについて。城さんの報告です。きっと「はずきルーペ」も出てくるでしょうね。

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どちらの会でも、多くの方にお会いできますように。

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出雲へ。④

私は昨夜無事大分から広島に帰っております。今日はその大分のことではなく、もう少し出雲の話を。

出雲古代歴史博物館を見学した後、お昼を軽く食べましょうと大社の近くの食事処を探したのですが、これがどこも超満員。名前を書いて延々と待たなければなりません。いくつか待つ人が少なそうな所に名前を書いたのですが、15組待ちとかで、とても時間がかかりそうです。もう、あきらめましょうとなりました。

ねえ、島根ワイナリーに行ったら、なんか食べられるのではない?となって、そこに向かいました。ところが、外はそうでもなさそうなのに、中に入ると、ここもものすごい人です。とにかく、出雲に人があふれているのですね。ワイナリーの中は広大ですが、どの売り場も人がごった返していました。

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一旦外に出て、お食事処に入りました。ここでは、島根牛のバーベキューなどもしていますが、私たちは普通の食堂へ。出雲そばとぜんざいの両方があることを確認して入りました。ここでは、それほど待たなくて済みました。

姉と夫はそば。私はぜんざいです。

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ぜんざいについては、お墓参りをした教会の先生に面白いお話を聴きました。出雲は旧暦の10 月は神無月ではなく、神様が出雲に大集合する神在月。「かみあり」が「じんざい」で→「ぜんざい」としたのだと。ああ、何となく、出雲ぜんざいと言っていたのは、「じんざい」なのですかと分かりましたよ。

実は、私はここで「野焼き」を一本買いました。あご・トビウオを使った・昔から出雲の名産のちくわ型のかまぼこですね。これを大分の兄にもって行こうと思って。闘病をしている兄は食欲も落ちていると義姉から聞きました。兄は大学時代は島根で過ごしています。少しでも懐かしい物だったら、口にしてくれるのではないかと。短めのを一本買ったのですが、それが。家に帰ると三本になっていたのです。不思議。姉のかと思って聞いても、姉は買ってないというし。勿論、夫も買ってないと。私は一本持ってレジに行ったのに、不思議不思議。レジが混雑していたので、どなたか他の人のと入れ替わって渡されたのでしょうか。おかしなことがあるものです。おかげで兄に二本渡して、一本は我が家のにしました。お金は一本分払ったのか、三本分払ったのか、レシートもなくって分かりませんでした。

こんなおまけもあって、出雲への短い墓参り兼旅は楽しく無事終わりました。両親のお墓参りは年に二回は行きたいのですが、これから先、どうなりますか。何しろお墓が遠すぎますね。島根と、夫の両親のは大分だし。私が運転ができなくなったら、とても難しくなりますねえ。

以上で出雲のご報告はおしまいです。長々と読んで頂いてありがとうございました。

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出雲へ。③

古代出雲歴史博物館はとても見ごたえがありました。

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私たちが見たのは、常設館だけでしたが、それだけでも、もういっぱいいっぱいで。あちらこちらで動画、例えば、古代、出雲大社の柱はどうやって建てたかや、古代の人々の生活等、それに発掘の様子の写真のパネルなども豊富で。それらを見るだけでも、楽しい物でした。

それに、中に映画館があり、歩き疲れた時に豪華な椅子にゆっくり座って神話の映画を観るとか。それから、各部屋の入口の足元には、部屋の展示物を表す様々な形の明かりが照らされています。例えば、銅鐸のとか、勾玉とか、神話のお面とか。

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写真撮影O.K.も、こういうさりげなく楽しい試みも、感性の若い人達が考えるのでしょうね。

それでも、何と言っても、展示物の数の多さ、様々な遺跡から出土した古代出雲の豊富なものたちが、本当に素晴らしくて。沢山の国宝も惜しむことなく見せてくれています。

中でも圧巻は、荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣。

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銅矛。

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銅鐸。

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勾玉などの宝物。

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それから、古代の人々の生活品も。

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ただただ圧倒されて。古墳時代、弥生時代、中には紀元前と考えられるものも。気が遠くなるほどの昔の人々が生きていた証を見ている内に、私が今生きていることが、歴史の中では一瞬にもならないほどで、何とちっぽけなことなのかと。一生懸命悩んでいることも、歴史の中にかき消されるものであると、なんかバカバカしくなってきましたよ。いえ、だからこそ、この命を大切に生きなければとも思えました。

相変わらず、しんどいことはそのままですが。もう少し、出雲の旅、こぼれ話を続けますね。

私は今大分にいます。今日は墓掃除。来週母の一周忌でその準備です。夜中の1時に着きました。冷え切った家に、今風を通しています。今日の夜はまた広島に帰って明日からまた仕事の一週間です。

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出雲へ。②

出雲二日目。夫が博物館に行きたいというので、そうすることにしました。これまで何十回と出雲に来ていても、博物館は行ったことがなく・・。ところが、今の出雲は神在月。出雲大社にものすごい人が詰めかけていて、大渋滞です。道理で、ホテルを取るのも苦労しました。

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私たちが行きたいのは、大社のそばの博物館なのですが、なかなかたどり着きません。やっと車を停めて、大社の中までは入りませんでしたが、お参りをする人々が、ずっと奥の神殿から鳥居をくぐってすぐの屋台がある所まで、延々と続いてていましたよ。外では、奉納の菊展が行われていました。美しかったので、その写真を。

菊で描かれた富士山です。

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そして。菊を使った盆栽もあるとは知りませんでした。

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そして、いよいよ博物館です。「古代出雲歴史博物館」。これが、ものすごい迫力で。いろいろと工夫も凝らされていて、楽しかったです。

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何よりうれしいのが、写真撮影自由という事。フラッシュは炊かないでということでしたが、国宝が沢山あっても、アイパッドでの撮影には、全く制限がありませんでした。本当にうれしいことでした。

入ってすぐのロビーに展示してある古代出雲大社の本殿の宇豆柱、2000年に発見された物です。


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まだお知らせしますね。多分、あすの朝は大分からのご報告になるでしょう。今日の夜のうちに移動です。

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出雲へ。①

今日のブログが、今日のうちのギリギリになってしまいました。いつも朝書いているブログですが、今日はちょっと寝坊して。というか、昨夜眠れなくって、結局午前3時にハルシオンを飲んで、その30分後ごろでしょうか、眠ったの。ちょうど薬の効果が切れる4時間後の7時半に目覚めて。それから、お風呂に入ったり、朝ごはんだったり。終わると直ぐに出かけなければならなくって。とうとう今までパソコンを開くことができなかったという事です。

昨日の朝10時に出発して、出雲に行ってきました。泊まったのは、玉造のホテルです。

まず、高野ま゛て一気に走りました。雨です。

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これは、高野の道の駅のレストランから、外を写しました。ここで、今日かいに持っていくお土産を買いました。イチゴを4バック入ってひと箱。高野産のとてもきれいで大きなイチゴです。やはりとてもきれいな大根やリンゴが格安で売っていました。

ここのレストランでお昼ご飯。私は日替わりのランチ。ポークのソテー、姉はいのししのしょうが焼きです。私は、ここの所、お昼は麺ばかりでしたので、ほんとうに久しぶりにごはんを食べました。夫は、お昼は食べないので、コーヒーだけです。


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そこから、一気に出雲市の平田へ。両親のお墓参りです。午後2時からお願いしていたのですが、その10分前に到着しました。まず、祝詞を上げて頂いて、それから外の  お墓の前で。

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雨がまだ降っていて、寒くて。お父さん、お母さん、お久しぶりです。いろいろとね、本当に大変なんよ。と胸の中でお話しました。今の困難を相談すると、父はどう答えてくれるかなあと考えました。きっと、「美代子が悩むことではない。」と言ってくれるでしょう。

暫く、教会の先生と、大先生と、奥様とお話して、辞しました。そこから、お気に入りのスーパーマーケットに行ったりして時間を使い、大渋滞の中、そろりそろりと玉造に行きましたよ。


もう少し、出雲のお話をしますね。

明日は、私は診療後、夜車で走って大分に行きます。河野の両親の墓掃除です。

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≪原爆の図≫

現代美術館の「丸木位里・俊≪原爆の図≫をよむ」、どう考えても、昨日のお昼にしか行くことができないので、行ってきました。山路さんにお願いして、迎えに来て頂き、待ってもらって連れて帰って頂いたおかげで、ゆっくり観ることができました。

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中は撮影禁止なので、入り口です。

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結論から言えば、本当に行って良かったです。日曜日のイベントで聞いた時に持った疑問なんか吹っ飛びました。あんなこと、どうでもいいのです。芸術論などどうでもいいのです。芸術家があの絵をどう分析しても、どうぞご自由に。私にとっては、それはそれはものすごい芸術であり、胸に迫りくるものがあって、それでいいのです。

そして、お二人に、よくこれらを残して下さったという感謝の気持ちでいっぱいになりました。世界中の人に、今のような状況が作られている今だからこそ、観て頂きたいと思いました。

ゆっくり鑑賞したくて、本も買いました。

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これも、買ってよかったです。

「幽霊」「火」「水」「虹」「少年少女」の五部作。「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の今年のフライヤーの一番上には、「火」を使うことを許可して頂きました。

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小さな写真でほんとうに申し訳ないことでした。大作を前に、ただ、食い入るように見つめるしかありませんでした。そして、五部の 「少年少女」。これも、胸に迫るものがあります。

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そして、本を買って良かったと思ったのは、丸木夫妻の様々な文章と共に、峠三吉にあてた手紙も沢山掲載してあります。その中には、四国五郎さんの名前も何度かでできました。やはり戦後まもなくの、丸木夫妻の広島での活躍を改めて知らされ、感動でした。

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関係者の皆様、ありがとうございました。

私は、もうすぐ家を出て、今日は島根に行きます。寒そうです。雪が降りません様に。



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カープグッズ・軍手

少々しんどいことがあって。思わぬこと、予想できない事が起こって、愕然としています。なので、今日はブログは難しいことは書けません。

どうってことない、少し腹だたしいことを書きますね。カープネタ。そう、新井さんの引退イベント、ファンの集いでやるのかと思っていたら、そうでないとのお知らせで、ホッとしました。ファンの集いは私はいけないのです。来年のオープン戦、どうぞ土曜日でありません様に・・・。

愛するカープ、愛する新井さんですが。今日は、カープグッズについて。まあ、カープグッズ、次から次と沢山買いましたよ。私の唯一の趣味みたいなもので。ずっと真面目に働いているのだから、これくらい買っても、なんて思いながら、グッズであふれております。

ほんとうはこれが欲しかった。でも、売り切れだから、仕方ありません。

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にても似つかないけど、これにしました。軍手です。500円。そして、送ってきました。

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まあしょせん500円のものなのですが。これが嫌で。縫製の糸の端がぽよぽよと出ています。切るとダートほつれてしまうし。中に入れ込むのも難しい。糸で抑え込んで縫うしかなさそうです。

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それで、カープのグッズの担当に電話をしたのですね。私は、取り換えてほしいというのではなく、縫製をもう少しきちんとしてほしいと、制作する会社に言って欲しいと。 だって、送って来る時に、誰が見ても直ぐに分かるのだから。そしたら、お返事がこうでしたよ。

「もともと軍手というのは、縫製は荒い物ですから。一つ一つ縫製がどうなのかと見ることはしません。」だそうです。

まあ、そうですか、それは失礼しましたね。ですよ。たった500円の物にクレームをつける当方がおかしいのでした。

でも、そんな王様の姿勢でいると、カープにガッカリする人は次々に出てくるのではないかと思いますよ・・・。どんなに安い物でも、カープのグッズは大切に扱うというのでなければね。

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原爆の図丸木美術館

一昨日、日曜日の午後は「原爆の図丸木美術館企画いのちを観るいのちを歌う」に参加しました。

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撮影禁止でしたが、これは始まる前に撮った写真です。館内はいっぱい。

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二階堂和美さんの美しく悲しい歌声。そして、岡崎弥保さんの司会、朗読。若い芸術家お二人の対談。

入場料が当日券3500円(前売り券3000円)と少々お高いなあと思いましたが、」「原爆の図丸木美術館 会館50周年記念誌」等の沢山の資料をいただいて、これならO.K.と思いました。

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会全体については、私が今行われている「広島市現代美術館」での「丸木位里・俊≪原爆の図≫をよむ」を観に行ってからにします。なんとしても見に行かなければ。でも、5時閉館だから、厳しいのです。何とか。いつかは埼玉の「原爆の図丸木美術館」に行きたい、行きたいと思いながら果たせないでいます。せっかく、広島に来ているのだから。行かなければ。


会の後、司会、朗読の岡崎弥保さんと、8.6ヒロシマ平和の夕べのスタッフで食事会をしました。楽しい会でした。願わくば、あの会は、対談をもっと短くして、岡崎さんの丸木夫妻の文の朗読が沢山あった方が良かった。という話だけご紹介しますね。

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すみません。今日のブログは、写真の紹介だけになってしまいました。

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観音高校演劇部OB会

少し遅くなりましたが、16日の金曜日に、観音高校演劇部OB会を行いました。いつまでたってもかつての仲間というのは、楽しいものです。多くの人がはせ参じました。

暫くぶりの陶芸の波多野洋壯さんも元気な姿を見せてくれたし。演劇「河」を上演した板倉さんの河をめぐる話、知らなかった裏話もとても面白かったし。オフィス青野の青野さんの広島で撮影された映画のオファーにいかに応えて行くかの話も、とても楽しくて。

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OBのメンバーの多くの人がオフィス青野のタレントとして時々出演している話がうらやましくて。

この年齢になると、いろいろと健康の問題が出るのも、恒例で。がんになった人も何人か。皆さんが克服した闘病の話も、興味深いものでした。それぞれ克服しては、また活躍するのですが、克服できなかった人が脇田さんなのですね。もう13回忌になると。ずっと前のOB会の時に脇田さんの顔色が悪いなあと思っても、何も言えなかったこと。あの時に、脇田さん、顔色が悪いよ、病院には行ってる?と何故言わなかったか、ずっと私の中に抱えていました。あの時にすぐに病院に行って!!と言っていたら、少しは早くに見つけることができたでしょうに。

そんな時、板倉さんから一枚の写真が出ました。わあっ。みんな若い。みんなええ男じゃねえ。早速接写させてもらいました。公にしてもいいとの許可ももらったので。いい写真です。夏の合宿の時だと。

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左端が脇田さん。またアナウンサーとして広島テレビに入社される前の大学生の時でしょう。右端が板倉さん。その隣が青野さん。今ならさしずめジャニーズ系じゃねえと。その隣の青野さんと脇田さんの間が伊藤勝昭さん。お元気で変わらず東京で劇団を していらっしゃると。今度「父と暮らせば」をするらしいという話も聞きました。

やはりOBの蒔村三枝子さんも父と暮らせばをしているよという話になりました。広島で上演されるかもと。

みんないいなあ、高校時代にしていたことがしっかり生きている生活をしていますよ。皆さん、またお会いしましょうね。楽しい会話で、すっかり元気が出ましたよ~。いつか私もオフィス青野のタレントになることを夢見て頑張りましょう。

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「さくら会」でした。

昨日診療後「さくら会」に行きました。オペラ歌手の藤田真弓さんが主宰される公演ももう16回目。今年は「~日本の山河・・・そして海をうたう」の趣旨で日本の歌が沢山歌われました。

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この枝垂れ桜は、今年私も見に行った神原の枝垂れさくら。 毎年藤田さんがお連れ合いと一緒に撮影に行かれるのだと。お連れ合いの田中穂蓄さんの司会も、ほんとうに素敵なお声でした。

藤田さんの美しいソプラノは、ますます円熟味を増しています。

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第一部の最後に歌われたソプラノとテノールの二重唱「むじなに嫁女がくるそうな」は、とても楽しい、まるで愉快なオペラを観ているようでした。

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学生時代からずっと歌って来られ、今は藤田さんの門下生である元広島市民病院の院長岡崎富男先生、ご病気もすっかり快復されて、またまた素敵なテノールを聞かせていただきました。特に、私の好みですが、なつかしさもあって「北上夜曲」、胸キュンでした。ピアノの松本寛美さん、フルートの土井晃さんと共に。

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さくら会ではいつも、安佐南区を活動拠点とする「コーロ・フェリーチェ」の方たちも歌われます。勿論、藤田さんの指導、指揮で。ピアノは山縣圭井子さん。

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森の水車、船頭さん、波浮の港、城ケ島の雨・・・懐かしい、多くの美しい歌を聞かせて頂いて、すっかり心が癒されました。本当にありがとうございました。また、来年を楽しみにしています。

私は今日は、午前中、赤ちゃんに会いに行きます。午後は丸木美術館の「いのちを観る いのちを歌う」です。楽しみです。

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福山の特別養護老人ホームで。

福山の芦田中学校での講演の帰り、特別養護老人ホームに行きました。同じ福山だからと思って行こうとしたのですが、ずいぶんと離れていました。ナビを頼りに、狭い道、渋滞の中をずっずっと行って、最後は車が落ちないように気を付けなければならないあぜ道のような所を通って、うんと最後は急な山道で。

そこは、人里離れた、小高い山の上にありました。

私が、前の病院に勤務していた時から、30年以上診ていた患者さんが、この度、そこのホームに移られたのです。

彼女は重度の脳性麻痺でした。車いすの生活で、一人暮らし。訪問介護等の力を借りて、自立していました。この頃は、あまり食欲もなく、食べられない時には、点滴に来られていました。しかし、介護の人の人手不足もあり、夜そばについてもらえる人もいないこともあって、ホームに入ることを決心されたものです。

移られるにあたって、そこへの紹介状、これまでの経過を書いてお渡ししなければなりませんでした。突然、「お別れに来ました」と言われ、福山のホームに移るからと。膨大なカルテを見ながらの紹介状を即座に書くことはできませんでした。彼女の書類だけでも、沢山ありました。定期的に書かなければならない生活保護医療の申請書、障がい者区分認定申請書、訪問介護指示書、訪問看護指示書、おむつ使用に関する書類などなど。それらを包括した紹介状が必要でした。

時間をかけて作り上げたその紹介状を持って行くことも一つの目的でした。それに、ちゃんとお元気でいらっしゃるかも心配でしたし。


彼女はお元気でした。ちょうど夕食のためにみなさん食堂に集まっていらっしゃる時でした。私の突然の訪問にびっくりされました。まだ時間があるという事で、お部屋に行って話をしました。車いすで移動です。両手が使えない彼女は電動車いすを顎で操ります。前には、いっぱいお人形がぶら下がった楽しい車いすです。お部屋にはベッドが四つ並んでいて、カーテンで仕切られています。

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車いすに差し込んでおいてある箸を口にくわえて、携帯の番号を押して、電話をかけることもできます。

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2人並んで写真も撮りました。今度現像してもって行きます。心配していた食事は、「おいしいよ」という事で安心しました。何よりいつも職員の方がいらっしゃることが安心でしょう。職員の方たちは皆さん明るく親切です。

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帰る時には、もう真っ暗。どうぞ宜しくとお願いして、帰りました。道から落ちないようにと真っ暗な中をソロソロと運転しながら。長い付き合いだったけど、最後まで見てあげることができなくてごめんねと胸が痛い思いで・・・。

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福山市の中学校で

昨日は、福山市の芦田中学校に講演に行きました。府中市の奥、静かな環境にある中学校で、全校生徒164人。初めに、教頭先生のお話がうれしかったです。

もう35年以上も前、教頭先生が教師になりたての時に、私がその学校で話すのを聞いたと。生徒を指導する上で性の話をしなければならないと思っていたけど、どうしたらいいのか、さっぱり分からなかったと。その時に私の話を聞いて、目からうろこだったと。今の私は、そのころと全然変わっていないと言われて、私、照れましたね。後で聞いたのですが、その中学校は、1200人も生徒のいる大規模校だったそうです。

講演の後、聴きに来て下さっていた保護者のお一人が話かけて下さいました。その方が30年前、高校生の時に私の話を聞いたと。そして、今、お子さんがこの中学に通って来ていて、今日話を聞いたと。そうか、親子で私の話を聞いて下さったと。長くやってると、こんなこともありますねえ。

そういえば、私の「さらば悲しみの性」に登場する当時の高校生も、もう孫ができている人もありますもの。

今回の講演は、福山市保健福祉局保健部保健予防課の主催で行われました。ここの予算で、私を学校に派遣して下さったという事です。講師の選択等は、学校に任せていると。二週間後にはもう一校中学校に行きます。性教育のバッシング以来、文科省関連からはなかなか予算がつかない性教育ですが、こうして行政の方からの予算化をして下さることは、とてもうれしいことです。

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生徒たちはよく聞いてくれました。一年生、少し分からない言葉が出て来て難しかったかもしれませんが、「これから、ああ、これはこういうことだったのかとわかる時がきっとくるからね」とお話しました。何しろ、情報社会です。それも間違った情報にどっぷりつかるであろう中学時代にしっかり話を聞いてもらうことが、大切だと思います。

校長先生の机にこんなのが張ってありました。

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これは、教頭先生と一緒に赴任された校長先生のお二人が考えて、英語の先生とも一緒にこれを考えたと。同じものを教室に貼って、生徒と共にこの実践を心掛けていると。

家に帰って改めて見てみると、これはよくできているなあと思いました。私も、昨日の最後に言いました。

「困ったことがあったら、どうぞ一人で抱え込まないで。一人、一人でいいから誰か大人の相談相手を探して。」と。だから、特にこの「Diversity」に感銘を受けました。多分、先生方が考えられたことの意味とは少し違うかもしれませんが。

この中の「Helpful」についても「Independence」についても話したなあと思いました。

これらを具体時にどう実践していくかが問われていることですね。

私の話も、一回だけで全てわかったでしょうとは思っていません。少しでも、これからの彼ら彼女たちの成長にお役に立てれば、うれしいことです。

関係者の皆様、中学生の皆さん、ありがとうございました。

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「命の大切さ」

先日から続けて若い人2人の訃報に接しました。二人とも、私の患者さんです。事故なのか、事件なのか、自死なのか・・・。どちらの方も病死ではありません。
その二人について、それぞれ警察と検察に報告を書かなければなりません。気が重く、とてもつらい作業です。一体なぜ?カルテを見ながら、ああ、この時にもう少し話をすればよかった。悩んでる?とか、あなたがしていることはアブないことだとか、もう少し話し込めばよかったのか。

一体何があったのか、お話を聞きたくて連絡を取ったご家族は泣かれます。こちらは、かける言葉もなく・・・。そう、いずれにしても、死んでしまってはおしまいではないの!!という思いでいっぱいになります。私は、もっと時間を取って話し込めばよかっただと、自分を責めます。

こんな時、どなたが初めに言ったのか分かりませんが、「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉が頭いっぱいになります。そう、死んでしまっては、傷をいやすこともできやしない。かすり傷の間に、何とか対処できなかったのかと。


今日、福山の中学生に話に行きます。

よく、「命の大切さ」と言われます。特に性教育の現場で、性教育をよくわかっていない人が、人工中絶を「殺人」と脅し、若者の性行動を抑えてやろうと。命を大切に、中絶は殺人だと。違う、そんなことで若者をの性行動を抑えられるわけが無い。そもそも、彼らは、「妊娠したらら中絶しましょ」と思っているわけではないのに。脅せば脅すほど、若者たちは中絶ずできなくなります。若者たちは「産みたい」と言います。殺人は嫌、と。それをよってたかって「おろしなさい」というのは、大人たちなのですね。中絶しなければならない時は仕方がありません。その後、また強く生きていけるように、その立ち直りこそ大切なことだと思います。


「命の大切さ」は、何より「自分の命」を大切にしてほしい、死なないで。生き抜いて欲しい。生きていればこそ、と思うのですね。生きる底力を身に着けて欲しいのです。それになにより必要なのは、人間関係ですね。コミュニケーションづくり。

そんなことを私の話を聴く中学生が感じ取ってくれればと思います。


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先日、ミカン狩りに行った時に、友人の一人が図書館の本交換会で私の初代の「さらば悲しみの性」が出ていたと。持ってきて下さいました。捨てられる所を拾ってくれたのですね。その本の初めには、写真が出ています。赤ちゃんが生まれる所です。そこに写っている私、若いです。ああ、33年前です。まだ私が30代でした。はは、若いはずですね。懐かしい。


そのころから、ずっとずっと同じことを繰り返し言って来て、でも、ちっとも変わらないで。いえ、ますます若者をめぐる状況はひどくなってきて。まあ、それを嘆いて、この本のあとがきにも書いているのですが。


「命を大切に」・・・?頑張りましょう。

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小野瑛子さんと西村利信さんの原爆体験記

昨日のブログの続きです。岡崎弥保さんから小野瑛子さんと西村利信さんの手記が送られてきました。

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炎のメモワールは、同名の小野瑛子さんの著書に収載されている、お母様山本信子さんが原爆投下2年後に英文で書かれ、アメリカの「TIME」に送り、それがGHQの検閲に引っかかり、没収されて厳しく叱られたというものです。  1978年にお母様が亡くなった後、遺品を整理してそいた瑛子さんが、その手記を発見し、英文を和訳して小冊子にまとめられました。小野瑛子さんのご好意で、この手記は、昨年の8.6ヒロシマ平和の夕べでも、参加者の皆様にお配りいたしました。

その手記の朗読のことを知った西村さんの息子さんの妻から、義父が書いた手記がありますと連絡が入ったのだそうです。西村さんは、小野瑛子さんのお父様、広島二中の教師をしていた山本信夫先生の教え子でもあります。当時、広島二中の二年生であった西村さんは、「いしぶみ」に記録されているように、一年生の弟さん正照さんを原爆で亡くしています。


西村さんがその手記を書かれたのは、1949年。まだGHQの検閲が厳しい時。でも、発表されたのがその後転校された千葉の高校の文芸誌であったために、奇跡的に残ったものでありました。


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その手記があることを聞いて、小野瑛子さんと岡崎弥保さんが西村さんを訪ねて行き、それを見せて頂き、この貴重な手記を世に出して多くの人に読んで戴きたいとお願いされました。

この手記の「はじめに」に小野さんが書かれています。


「B5版の機関紙はガリ版印刷で、ふれればバラバラになるほど劣化し、茶色に変色していましたが、被爆当日のことや、その後の十日余りのことが、十六ページにわたって克明に書かれています。ことに正照さんを探して歩いた当日の爆心地の惨状は目を覆うばかり。私も多くの被爆手記を読んで来ましたが、ここまで詳細に書かれたものは少ないのではないかと思います。」

そして、「はじめに」の最後に書かれています。

「西村さんは八十六歳、私は七十九歳。
被爆者が高齢になり、原爆の悲惨さを語り継ぐ者が減少の一途をたどっている今、西村利信さんの手記をこうして世にだすことができることを心から嬉しく思っています。
        二〇一八年五月  小野瑛子  」

その小野瑛子さんがこの10月30日に、そして西村利信さんが翌31日にお亡くなりになったのです。これらの手記を残して下さって本当にありがとうございました。


西村さんの手記の発行人は小野瑛子さんと岡崎弥保さんです。私の手元には岡崎さんから送って頂いた小野瑛子さんと西村利信さんの手記があります。ご希望の方はどうぞ声をかけて下さいませ。

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丸木美術館の「いのちを語るいのちを歌う」

11月18日(日)、広島市平和祈念館で、丸木美術館主催の会が開かれます。丸木美術館のお知らせをこに転載したいのですが、無断転載は禁止と出ていますので、残念です。以下のアドレスをクリックして下さいませ。

http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2018/hiroshima.html

二階堂和美さんのフェイスブックから。これは、禁止されていませんでしたので。

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丸木さんご夫妻の原爆の図についての対談も、二階堂さんの歌も、とても楽しみです。そして、司会、朗読、岡崎弥保さんです。俳優であり、「ひろしまのピカ」「夏の花」「新しい憲法のはなし」などの朗読をもなさっています。

ここに岡崎さんの公式サイトがあります。

http://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha

ここでは、10月30日に亡くなった小野瑛子さんと、31日に亡くなった西村利信さんの「原爆体験記」、追悼の朗読が聞かれます。

小野瑛子さんについては、もう、言うまでもありません。何回かこのブログでも、書かせて頂きました。昨年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で体験を語ってをいただきました。お父様は、当時広島二中の教師、山本先生、あの合唱曲「いしぶみ」で、「君は頑張って家に帰るんだ、先生はもう歩けない、さあ、握手して」と生徒に語り、そこで亡くなった方。その遺児が小野瑛子さん。

あの合唱曲の先生の遺児が生きていらっしゃる!!それを聞いて、直ぐに8.6ヒロシマ平和の夕べで語って頂こうと思いました。

私の父は同じ二中の教師で、偶然にも助かりました。小野さんのお父様は亡くなって。あの原爆で、亡くなった人、偶然生き延びた人、それぞれの家族のその後は何と異なることでしょう。写真では、とても幸せだったご家庭がうかがえます。

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当時、小野さんは、もう肺がんと闘っていらっしゃいました。抗がん剤でいったん抜けた髪がまた生えて来て、今、こうなのよとウィッグを取られました。あら、その髪も素敵です!!と申し上げました。その後も、ギリギリまで語り部を続けられました。福島の子どもたちへ被曝者手帳を交付するようにという運動も続けられました・・・。小野瑛子さん、本当にありがとうございました。

18日は、私も会に参加して、皆さんをしのびたいと思います。


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江田島のミカン狩り、「ひらの」での食事。

昨日は、楽しみにしていたみかん狩りとお魚を食べる会。宇品港からフェリーに乗って江田島へ。江田島の港ではちぬ釣りをしている人たち。こんな姿を見るだけでも、喧噪から逃れてホッとします。遠く広島が見えます。

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江田島のみかん農園は三つあったけれど、この夏の豪雨災害で壊滅的な被害を受けたと聞いて、心配していました。切串のこの一軒は大丈夫だと。その久保農園は港から歩いて行ける距離にありました。

500円の入場料で食べ放題。持ち帰りは1キロ250円で。

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お昼が食べられなくなると心配しながら、それでも採れれたてのミカンをたらふく頂いて、そこから「ひらの」へ。私は四回目です。ミカン狩りは10人。ひらのでの食事会は15人も。

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これは、乾杯直後。机には、ヒラメの姿づくりが。

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そして。次々と沢山のお料理が。カキフライ、アナゴの天ぷら、江田島ミカンのカニサラダ、タイのかぶと煮。

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ヒラメの骨が菊の花と共に、ぱりぱりになって出てきました。飲む人は飲む、飲む。ビール、冷酒、熱燗、焼酎、私は梅酒。刺身の盛り合わせは写真撮り忘れです。

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ごはんは、牡蠣丼、海鮮巻。

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これで、アルコールを飲んだ人は3000円、ウーロン茶の人は2500円。安い!!

帰りは、すっかり夕暮れです。船から、あーあ、楽しかったのも終わったなあと。

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宇品に帰り着きました。コーディネートして下さった山下さん、ありがとうございました。今度は2月に牡蠣を食べる会をすると言って下さって。楽しみにしますね。

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障がい児の性教育の実践

少し前のことになります。いつか皆さんにお話をと思っていて、すっかり遅くなりました。手をつなぐ育成会で「障がいのある人の性」のお話をして帰りに多田直子さんから修学旅行で広島に来ているという連絡が入りました。何かの因縁を感じ、直ぐに用意をしてお話しに行きました。

生徒たちは青少年センターの地下で被爆者の証言を聞いていました。多田さんは、ちっとも変わらずかわいくてお元気で。

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というのも、障がいのある人の性の話をする時に、障がいのある人の性教育について、私のスライド原稿のプリントの他に、私自身が勉強した参考図書の表紙のプリント、それから友人の性教育仲間の実践のプリント、さらに七生養護学校で性教育を受けた軽度の障がいのある生徒の感想文等をプリントして配布して頂きました。その中の実践のプリントが多田直子さんの実践だったのですね。

多田さんには、皆さんにお配りした資料全てをもって行きました。そして、使わせて頂いているとお話をして、事後承諾をいただき、さらにうれしいと言って頂きました。なかなか、こうして系統立てて性教育を実践している特別支援クラスや学校はないのです。すごい実践であり、とても参考になると思います。その一部を。

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他にも、多田さんが丁寧に作って保護者に配布する保健だよりの何枚かもお配りさせて頂きました。障がい児の性教育に迷っていらっしゃる方々の参考になれば幸いです。


その日、多田さんとお会いした後、急ぎ映画館に向かい、映画「1987ある闘いの真実」を見ました。もう、ものすごい映画で。「タクシー運転手」と共に、韓国の民主化闘争を描く映画、深く私の胸に残りました。韓国の人々の今に至る政治活動、不正を許さない熱意等、かつては日本でもあったあの情熱は、今、どこに行ったのだろうと。もう広島では上映は終わってしまったけれど、またいつか再上映されることを期待して。その時には、もう一度、見に行きます。今更ですが、予告変を。



今日は楽しみにしていたミカン狩りです。そろそろ出発します。

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尾関山公園の紅葉

三次市十日市中学から少し時間がありそうだったので、尾関山公園に行きました。尾関山は、もう、ずっとずっと前、わあ、数えと見ると、もう50年前になります。学生時代に桜を見に行ったことがあって、それ以来です。

少し迷って駐車場に車を止め、ここを通って、山の登り口に行きます。もう、ここから美しくて。

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あら、登り口にお団子やさん。私は二時間近くしゃべってとてもおなかがすいておりました。串がとがっているから気を付けてと、優しいお兄さんでした。白いお団子にクルミのたれをしっかりつけて、持ちやすいようにと袋に入れてくれました。花より団子、いえ、もみじも団子も両方大事。食べながら山道を登りました。香ばしくてとても美味。

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もう、燃え立つような赤、少しパステルカラーの優しいグラデーション,色々な紅葉と緑の対比。本当に美しくて。三次の先生たちは、今年はもう少し色が、とか、もうちょっと経ったらきれいになるのだけれど、などと色々と教えて下さいましたが、これ以上望んだらバチが当たりそう。

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ブランコや滑り台がある公園の横を通って。

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曇ってて、青空でないのが少し残念。昇る途中からの景色です。

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一番上の展望台にも登りました。

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ほっとするひと時を持つことができました。尾関山、平日の夕方でほとんど人はいませんでしたが、多分、この週末はにぎわうことでしょう。


下に降りたら、もうお団子のお兄さんはいらっしゃいませんでした。ありがとう、美味しかったよと言いたかったのですが。


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車に戻る時には、すっかり夕暮れです。夜には、産婦人科医会の研修、「妊娠高血圧症候群」について。高速道を急ぎました。三次の皆さん、ありがとうございました。次回の三次は、布野中で12月。すっかり冬でしょうね。


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三次市十日市中学校で。

昨日は、三次市の十日市中学校の三年生130人に話しに行きました。三次市では、教育委員会の文化と学びの課が、毎年中学二校に私を派遣して下さいます。

行く途中の山は紅葉の真っ盛りで美しくて、とても幸せな気分で運転できました。

十日市中学は、三次市の真ん中にある学校です。生徒たちはとっても良く聞いてくれました。

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性教育に反対している大人たちは誤解していると思いますが、今、若者たちは主にスマホなどを通じて、ものすごい性情報を得ています。それも、きわめてまともでない情報を。その彼ら、彼女たちに真正面からちゃんと伝えないと、大変な世の中になってしまうと思います。いえ、すでになっているかも。何よりも知らないままに行動をとってしまう彼ら彼女らがかわいそうでもあります。今回は、緊急避妊やLGBT等についても、しっかり話すことができました。彼らの健やかな成長を祈ります。

話が済んで校長室のソファに座ると、こんなタオルが。

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サッカー部が県大会で優勝したと。すごい。さらにびっくりしたのは、こんな新聞を見せてもらった時です。

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すごーい。将棋で全国制覇。二年連続の優勝ですって。しかもこの三人のメンバーのただ一人の三年生の熊谷君は、サッカー部でもあるのだと。すごいすごい。中学校に行くと、こんな楽しい話が聴けてうれしいことです。

それに、続いて嬉しいことが。20年前に患者さんで手術をした方が訪ねて来て下さいました。手術後に生まれた赤ちゃんがもう19歳の大学生になっていると。ご本人は、被爆二世の平和活動をしていて、今年の夏のNHKの番組にも出演されました。三次市在住ですが、広島市の平和公園のガイドもしていると。頑張っている人はどこにもいるなあと。とてもうれしくって。

そして、学校を辞して、尾関山に行きましたよ。素晴らしい紅葉を見ることができました。また続きますね。



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全国シェルターシンポジウム⑤食べた物など

この度のシェルターシンポジウム初日は、午前11時から午後5時までほとんど休憩なしでするので、お昼ご飯を済ませて参加するようにとの通知がありました。千歳空港から電車で札幌駅に行き、以前食べたスープカレーを食べたいと探しましたが見つからず。ふと見た小さなラーメン屋さんに入りました。

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普通の味噌ラーメンです。これが大正解。もう、美味しくて。広島で北海道展があるたびにラーメンを食べますが、はずれが多くて。でも、本っとにこれがおいしかったので、絶対にまた食べて帰るぞと思ったのですが。見かけは濃いですが、そんなに味は濃くなく、まろやかでした。

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一日目の後の懇親会。とてもごちそうでした。それに、ご一緒したテーブルで、サバイバーの方の壮絶で、今の活動に至るすごいお話を伺ったりして、またまた感動。世の中はすごい人たちがいっぱいなのだと。お話して下さった方、ありがとうございました。ごちそうは、沢山写真を撮ったけど、一部だけ。

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泊まったホテルは、新しく気持ちがいい、それに大浴場もあって良かった!と思ったのですが。朝ごはんはホテルの下にある「やよい軒」でと。なんと、いくつかの定食から選ぶようにと。仕方なくですが、唐揚げ定食。うーん。広島から行った方たちのホテルでは朝ごはんはバイキングで海鮮丼を食べていると聞いて、うらやましい。朝からから揚げはきつくて、一個食べただけ。その後すぐにタクシーで二条市場に行ったら、そこには海鮮丼のお店が一杯あって、ああ、失敗。朝ごはんはなしにして、ここに来ればよかったと。市場は外国からのお客さんがたくさん。その場で貝や牡蠣を調理してもらって食べていましたよ。北海道の牡蠣はまるでミルクなので、食べたいなあと思うも・・。ここでは、メロンなどのお土産を買いました。

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二日目のお昼、お弁当を頼んでいましたが、それは夜家で食べることにして、岡山の市場さんたちのグループに入れて頂いて、会場のすぐ近くにある旅館中村屋で皆さんと一緒に頂きました。

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札幌をはじめ、皆さん、全国で活躍している素敵な方たちばかり。市場さんの人徳でしょう。短い時間で大急ぎですが、皆さんの活躍を聞かせて頂きました。中でも、DVの加害者プログラムを実践なさっている方のお話がとても興味深くて。まだまだ私たちのこれからの課題だなあと思いました。ワンストップセンターだけでなく、私の診療の場でも、気がかりな方がいるので・・。

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素敵な方たちとのひと時。市場さん、皆様、本当にありがとうございました。

そして、その時に聞いた話。よつばバターの会社のしているパフェがとてもおいしかったと。札幌駅の地下にあるのだと。よしっ。帰りは味噌ラーメンでなく、それだ。パフェ、パフェ。探しました。何人にも尋ねながら、やっとたどり着いたそこは大変な行列でした。飛行機の時間を逆算しながら、待つ!と決めて、並びました。ひとしきり待って、狭いお店のカウンターで、頂きましたよ。沢山の魅力的なメニューから迷った挙句、広島で食べられないもの、「白いパフェ」です。

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ふふっ。満足満足。これで心おきなく帰れたのだけれど、もう一つ。家での晩御飯用に空港でこれを二つ買って帰りました。 朝のリベンジです。

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帰りの飛行機は、北仲先生とご一緒でした。広島まで私の車に乗って頂きました。理事長として、大変なご苦労をされたこともお伺いしました。外国のお客様のエージェントも。本当にご苦労様、お疲れ様でした。素晴らしい会をありがとうございました。

私は今日は三次市で中学生にお話します。

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全国シェルターシンポジウム④と私たちは買われた展

高齢者のDVの分科会では、全体会のシンポジウムで話して下さったシンガポールのハムザ アブダル ムタリブさんが、自分たちが取り組んできたことの報告をして下さいました。

何よりも、虐待を開けた多くの高齢者は、自分は価値がないと思いこんでいます。その彼女たちに自尊心を取り戻してもらうこと。そして、自分がどうしたいのかを明確にしてもらう事などの支援をします。

離婚であったり、和解であったりそれぞれですが。ケースレポートでびっくりしたことがありました。

65歳の方が夫からの性的虐待で、病院から「Family Violence SpecIalist Center」に報告があったと。

、彼らのシェルターにいる間に、彼女とも彼とも話をしたと。夫婦間の支配関係があり、それを是正するために、彼女のエンパワメント、力をつける様にしたと。ケーキやクッキーを作るプロジェクトで働いて、お金を得ることができるようになって、自信を取り戻していったと。


私は、産婦人科医なので、このような高齢の方の性的なトラブルは沢山見て来ています。高齢者の離婚は性的な理由が隠れていると言われています。妻が、性的には全くその意欲もなく、痛いし、したくない、でも夫に迫られると。

しかし日本では、なかかな夫婦間の性的なDVは暴力としては対応されたり、取り上げられません。


それが、シンガポールでは医師が通報すると。これにびっくりしたのですね。で、質問をしました。

答えがまた素晴らしかったです。


実は、シンガポールの法律でも、夫婦間の性的なことは免責されるのだそうです。それは、今、やはりよくないのではないかと、論議されていると。それに対して、変えるなという反対の声を出す人達もいると。イスラムの法では、性的な暴力は離婚の理由になるのだそうですが。


そして、性的な暴力をする人は何らかの暴力もする物ですと。診察をした医師は、暴力を感じたら、それはソーシャルワーカーに報告してもいいことになっているのだと。


うーん、日本だったら、少しでも苦痛を緩和するために女性ホルモンやぜりーがあるよとかの方に向かってしまいます。あなたも、セックスをしたいのであれば、こんな方法があるけれど、でもしたくないのなら、無理に応じることはないよ、と言います。でも、家庭内での立場の問題や、経済的なこと等、いろいろと大変なのですね。

やはり日本はまだまだだと思いました。

まだ札幌でのご報告、とくに食べたもの、美味しい味噌ラーメンとか、パフェとかのことがあるのですが、明日にして。

昨日、私たちは買われた展にやっと行きました。滋賀での展示と全然違って、ますます進化していました。壮絶。少女たちの性的虐待、これはなんといっても大人の問題です。あまりにひどい。胸が痛みます。日本って、こんな社会なんだと改めて情けないし、怒らなければと思いました。全ての人が見るべきです。もう広島の展は終わってしまいましたが、まだ他の地域で次々と行われますので、ぜひ。

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全国シェルターシンポジウム③

さっぽろは私は一泊二日で行ってきましたが、駅、ホテル、会場は全て歩いて行ける範囲でした。その行き帰りで、こんな紅葉が見られて幸せでした。旧北海道庁の赤レンガの庭です。

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庭の中に入ると

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二日目の分科会の午前に私が出席したのは、「若年層へのDV予防教育の内容と効果」でした。日頃性教育に関わっている身、そして診療の場では、望まない妊娠をする女性たちの姿を見ている身としては、基調講演にもあったように、「同意のない性」はDVであるということを基本に、産んでも育てられない状況にある時には「避妊の無い」性はDVであることをしっかりと伝えて欲しいと思っています。DV、身体的暴力、言葉による暴力等には、必ずと言っていいほど、性がくっついています。その性にも突っ込んで欲しいし。それに、避妊の内容、例えば膣外射精や「安全日危険日」は避妊ではないくらいのことは、高校性のプログラムであれば、必ず入れて欲しいことだと思います。

その意味で、「性教育」と「DV予防教育」は、本来一体のものなのだけれどなあと、少々残念でした。

そして、午後の分科会「高齢者虐待?それてもDV被害?」これは、私にとっては刺激的でした。この講座を受け持ったのは、室蘭のNPO法人「ウィメンズネット・マサカーネ」。まさか-ねは、南アフリカのズールー語で「みんなで力を合わせよう!」「お互いに信頼し、強力し合おう」という意味だそうです。

ここからは、事例の報告もなされました。「同居している息子からの暴力で行き場がない」「酒乱の夫からの自立を決意」「介護中の夫からの暴力で避難、介護放棄?」などなど。中には、自立~施設入所まで15年間支援を続けたという方もあると。

高齢のDV被害者の課題として

・一人で生活する能力があるか?(社会性、経済力、健康など)
・加齢に伴う能力の低下の度合いは?

・家族(子世代)との関係は?
・高齢福祉の制度(介護保険制度)の複雑さと決定までの時間の長さ
・シェルターを出た後の受け皿が少ない

尚、大切な提言として家庭内の暴力に対して、日本では児童虐待防止法(2000)、DV防止法(2001)、高齢者虐待防止法(2005)、障がい者虐待防止法(2012)と個別に対応しているが、世界的にはファミリー・バイオレンスという視点で、包括的な対応をしていると。


これについて、前日の全体会のシンポジウムでも発言されたシンガポールのハムザ・アブダル ムタリブさんのお話がとても示唆に富んでいました。

まだ続きますね。

今日は、どうしても「私たちは買われた展」に行かなければ。広島では今日が最終日です。以前、滋賀県大津で展示を見ましたが、せっかく広島であるのですから、もう一度見ておかなければ、です。

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全国シェルターシンポジウム②

昨夜広島に帰って来ました。今回の全国シェルターシンポジウム。様々な人との出会いがあり、私にとってとっても有意義なひと時でした。全国、いえ、世界で多くの人たちが頑張っていることを知ったこと、とても勇気を頂けることでした。

懇親会での、世界からの参加者の方々。。

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ついでに、懇親会の様子。沢山の人。

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アトラクションの一つ。十勝の方々の踊り。

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この後、函館の方々の「いか踊り」もあったのですが、いい写真が撮れなくて残念。

福島みずほさんと。彼女は、この会の21回全てに参加しているそうです。すごい。

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そして、二日目は分科会でした。

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これらの中から、私は午前中はA-5の「若年層へのDV予防教育の内容と効果」、午後はB-2の「高齢者虐待?それともDV被害?」を選びました。どれも魅力的で、全部聞きたい所でしたが、若い人への性教育と重なることと、診療の場での高齢の方々の悩みと重なること、これらのの勉強をしたいと思いました。まだ続きますね。

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全国シェルターシンポジウム①

おはようございます。札幌にいます。昨日と今日、全国シェルターシンポジウムが開かれています。

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NPO法人 全国女性シェルターネット 代表理事はわれらが北仲千里先生。シェルターシンポジウムは、今回で21回目。今回のテーマは「官民の境を超え、地域を超え、国境を超える、女たちのネットワーク~#We Too,#With You~」。
沢山の参加者。女性がほとんどですが、男性も多くいらっしゃいます。外国のお客様も沢山。これだけ多くの人が集まって、そしてそれぞれの地域で頑張っているのだから、なんかできそうな、変われそうな気がします。素晴らしい講演とシンポジウムでしたが、撮影禁止なので、残念。


基調講演はオーストリアのローザ・ローがーさん。テーマは『欧州評議会「女性に対する暴力及びドメスティック・バイオレンス防止条約」(イスタンブール条約)と欧州における女性シェルター』

どのようにして、この条約が生まれたか、その歴史が語られました。10年以上の長い時間をかけて書かれ、検討されて出来上がっています。そして2014年に40000人の女性たちに対してのインタビューが行われ、女性に対する暴力の実態が明らかにされました。

これは、初めての女性たちに対する暴力とドメスティックバイオレンスに法的拘束力を持った文書であると。現在、33か国が批准し、12か国が署名をしていると。また、欧州だけでなく、全ての国に開かれた条約であると。

この講演を聞いて、ため息が出るほどの感動、そして日本ではどうなのかを考えると、また絶望的になりそうなほどの遠い遠い距離を感じました。

例えば、レイプの定義ですが、「暴行、脅迫があること」が日本の強姦の定義となっています。が、イスタンブール条約では、「同意のない性は全てレイプである」、そして、これが法律に書かれていることが大切なのだと言われました。正に。


そして、これも大切なことと思いました。日本での「DV防止の保護命令」は裁判所の決定によりなされます。しかし、これには時間がかかると。即座に対応することが大切なので、駆け付けた警察官にその権限を与えると。トレーニングを受けた警察官は、その場で2週間の接触禁止の対応を取り、その間にさらなる対応がとられると。


それから、DVは日本では婚姻関係と同等の状況にある二人の間での暴力しか対応されません。が、イスタンブール条約では、恋人であろうが、元彼であろうが、全ての関係にある二人の間での暴力とされています。

更に、大切な役割を担ってする民間NPO、これらの活動に対してかかるお金は100%国から出されると。今、日本でも多くのNPOがこれらの活動を行っていますが、どこも資金難で・・。


こんな講演を聞いた後、質問で、「日本ではまだ50年かかりそうな気がします」という発言がありました。そしたら、この回答が素晴らしかったですね。

「もの事には、いつか急に動くこともあるので、あきらめないで」と励まされましたよ。この素晴らしい講演の全てをお話することはもちろんできませんが。また、報告集を楽しみにしましょう。

この後のシンポジウム、官民の協力については、シンガポールと北海道からの報告がありました。また、続いてご報告しますね。後の懇親会もとてもおいしくて楽しかったですよ。



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ヤフオクドームは疲れます。

ヤフオクドームに行って、ひどく疲れて、ホテルに入ると午前0時を過ぎていました。もう何をする気力もなくって。はて、どうしてこんなに疲れたのだろうと考えました。まあ、午前中に立ちっぱなしで講演をして、車を飛ばして帰って、それから新幹線に乗って、などというハードなスケジュールではありました。それでも、そんなことは私にはよくあること。懸命に応援して、挙句の果てが負けてしまったということもあるでしょうが、それも時にあること。ドームからの臨時バスがギューギューの立ち席だったこと、それもあるでしょう。


でも、そもそも、延長10回くらいでどうしてそんなに遅くなったのか、それはあまりに多いピッチャー交代、その度に時間がかかります。それにね、チアガールがとてもうるさい。度々出て来て、半分は外野、レフトまで走ってきて、半分は一塁側の内野に並んで踊ります。その度に大音量の音楽がガンガン。この写真を見てもらうとわかるでしょうか。もうカープの選手の守備の準備ができているのに、チアガールが並んで踊っているでしょ。赤いのが点々といるの、あれ、チアガールです。試合の初めや、7回の裏の始まりだけでなく、9回の裏が始まる時も、10回の裏が始まる時もですよ。


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それに、はじめっから最後まで、男のなんていうのでしょう、ちょうどプロレスの名前を呼ぶような調子の、またはディスコで大音量であおるような、あんな風に叫ぶのですよ。選手の名前をあの語尾をながーく叫ぶのがあるでしょう。それだけでなく、さあ、メガホンをたたけ!!だの。それも大音量ですよ。そんなことがわかっていたら、私耳栓をもっていってたわ。もう、うるさくてうるさくって。

私は野球を見に来たのですよ。それから、周りの壁の広告もけばいし、それにレーザーの光が球場内を走るのです。まるで、東方神起やサザンオールスターズのコンサートのように。壁を伝って走り回るだけでなく、光線があちこち照らして、私自身も何度もまぶしい思いをしました。失礼ね、客に光線を向けるなんて。この写真のように、バックスクリーンの上なんて、広告に埋もれて、点数や選手の名前がとてもみえにくいのです。


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孫さんの若い人向けの戦略なのでしょうか。だからでしょうか。私の周り観客は、若い人ばかり。年よりがいません。おそらく、球場中若い人ばかりだったと思います。広島だと、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年代の人達が仲良く観戦します。野球以外で楽しませようとするのは、私たちには邪道ですね。ズムスタのおとなしいのに慣れているから。広島にはチアもいないし、叫び回る男もいません。神宮にも英語混じりに叫ぶ男がいましたが、ここまでひどくはなかったです。ドームだから、ガンガンに響くのでしょうか。あのうるさいのと、ダラダラ長いので、それが一番応えたと思うのです。

もう、ヤフオクにはいかない。行くとしたら、今度は耳栓を持っていきます。


それと、座席が狭いのにもまいりました。座席の前は足を置くだけのスペースしかありません。トイレに行くのに、とても苦労しました。それにね、トイレが・・・。ズムスタの様にウォシュレットがついていません。あんなに広告をとって、儲かっているのなら、トイレのウォシュレットくらいつけてと思います。広島も初めはなかったのだけれど、少しゆとりができたから、ウォシュレットをつけるとオーナーが行ってくれて、それはうれしかったですね。


球場は野球を楽しむ所。邪道は少しにしてもらいたいものです。さあ、明日からまた広島。私は朝一で札幌なので、球場に行くことは出来ないけれど、北の地から応援しますよ。

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江津の講演とのどぐろ

昨日は忙しい日でした。もう、くたびれてくだびれて。福岡ドームでのことは、また書きます。気分が悪い。情けない。明日改めてにします。


作日の朝は、島根の江津での講演でした。
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先日の広島県の講演もそうでしたが、LGBTについて知ることや対応を考えることの基本を、人権としてとらえようとする動きを好ましく思います。そもそも、この問題だけでなく、性教育というのは、やはり人権教育と一体のものであると。人権の無い性教育はとてもみじめだし、有害でさえあると思っています。


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島根県下の沢山の先生方に聞いて頂いてありがたく思いました。写真は講演前の所。私はまだ座っています。担当の先生に撮って頂きました。

ところで、夜ラジオを聴きながら運転して行ったのですが、途中山の中は聞こえが悪くなります。少しだけアナウンサーが「ホームラン!!」と叫んだのが聞こえたので、ああ、これで2対2に追いついたと思ったら、何のことはない、山を下りて海辺に行ったらまたラジオが入って、ホークスのホームランだったと分かって、ガッカリでした。

ホテルに到着してもiPadをバッグに入れてイヤホンを片耳入れて試合を聞きながら食事に出ました。江津の駅のそばには、沢山の料理屋さんがありました。まったく分からないままなのですが、うろうろしたあげく一軒に入ってみると。そこはこぎれいな小料理やさんで、感じいい料理人とやはり元気で感じの良い若い女性二人で切り盛りされていました。一人でカウンターに座らせて頂きました。


メニューを見ると、とても豊富な海の幸が並んでいました。で、うれしいことに「のどぐろの煮つけ」がありましたよ。梅酒のソーダ割りと、トマトのスライスと何とか海老のから揚げ、それにのどぐろの煮つけとごはんをお願いしました。


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海老は小エビかと思ったら、結構立派なのが五匹も。からっと挙げてあるので、頭からしっぽまで全部ガリガリと頂きました。

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そして。のどぐろとごはん。立派ななどぐろでした。

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油が乗って、それは美味でした。やはりのどぐろは干物や焼いたのよりは、煮つけです。ごはん以外は全部きれいに頂きましたよ。


講演の帰り、山道を通るのに、紅葉が楽しみでした。まだ紅葉しかけで、薄いグラデーションが美しかったけれど、運転していて写真が撮れなくて残念でした。


西風新都で、高速をおりて、信号で止まった時、右の道路沿いが紅葉していたので、窓を開けて撮りました。紅葉の写真はこれだけです。まだこれからですね。

Photo


その後、家に帰り着いて、福岡に行きました。もう、こんな無理はするものではないと。また明日。


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風工房・斎藤洋さん③

おはようございます。島根県江津です。ホテルの部屋から遠く日本海が見えます。

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今日は午前中に高校の先生たちに講演をします。

そして、広島に帰って福岡に行きますよ~。

昨日もカープは負けちゃったけど。でも、大丈夫。今日は私が行くから勝ちます。で、五分になって広島に帰って来ますよ。それにしても、監督は新井さんを使いませんねえ。せっかくのDH制なのだから、何とかならないのかと思いますが・・・。

さて、京都の斎藤さんのがら紡の展示会です。フェイスブックで見ていて、惹かれていたのが、真っ先に目に飛び込んできました。もうどなたかが持って帰ってられるのではないかと思っていたのですが。

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纏わせて頂きました。

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もう、素敵すぎて。これは、斎藤さんのフェイスブックでの説明です。

玉糸入りがら紡の大判ショールです。
ラックダイの赤を何回も重ねました。たくさんの命が重なっている布です。線の赤は弁柄です。
★玉糸・二匹のお蚕さんがそれぞれ糸を出しながらひとつの繭・玉繭を作ることがあります。その糸は絡み合いながら通常より太い節糸・玉糸となります。光沢は劣りますが丈夫で厚手の織物に適します。その玉糸と木綿を紡ぎ織られたこの布は本当に貴重なものです。
★ラックダイはラックカイガラムシがその分泌物で木の枝に作った巣です。硬くなったその巣を木槌で叩き粉状になったものを水につけておくと赤色が出てきます。私はラオス産のラックを使っています。

ものすごく手が込んだこのショールに一目ぼれ。買わせて頂きましたよ。うれしくて。

それに。作品が展示してある多くの衣文掛けが、木の枝に糸を巻き付けて作ってあります。これは、以前斎藤さんに連れて行って頂いた法然寺の樹の枝なのだそうです。先日の台風21号で、法然寺の木々も沢山倒れて、悲惨なことになってしまったと。それは、斎藤さんのフェイスブックで存じていました。斎藤さんもも呼びかけて、多くのボランティアの人たちが集まって、修復していると。その枝なのだそうです。本当に斎藤さんらしい素敵な衣文掛けです。


それから、前掛けと、ショールで舞い上がってしまって、大切なことを忘れてしまいました。がら紡の糸。カンボジアのがら紡のオーガニックコットン、それに草木染のとても貴重な糸たちを買って帰ろうと思っていたのに、忘れてしまいました。後で連絡して、送っていただくことにしました。これで、暫く封印していた帽子を作ります。

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斎藤さん、束の間でしたが、本当に素敵な時間をありがとうございました。また、機会があったらお伺いしますね。今度は、また遠方で野染めなのですね。お互い、若くなくなりました。気を付けながらもう少し頑張りましょうね。

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