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前川喜平さん

昨日のこと。東京駅を広島までは最終だという午前8時50分発ののぞみに無事乗りました。その前夜、東京駅に着いてすぐにチケットをそののぞみに変更していたので、私は座れましたが、最終という事で、もう、超満員。デッキや通路にも立っている気の毒な人が沢山でした。

東京に行くだけ行って、ホテルに泊まって朝ごはんを食べて帰ってくるという、何とも間抜けなことになりましたが、それでも、いいことが一つ。ホテルに着いた時、右肩から頭にかけてコッチンコッチンに凝って、痛くて涙が出そうでした。その数日前に、強い片頭痛があって、以来肩がつらかったのですが、もうどうにもならないほどつらくて。マッサージを頼むと、女性の方が来て下さいました。その方が、東北、岩手の出身の方で、それは力強くて、お上手で、3.11.のことなど、会話も蘊蓄があって楽しくて。本格的なマッサージをして頂いたのは、何年ぶりでしょうか。本当にありがたいことでした。

さて、少しだけ何か分からないままに非常停止の合図があったと、停まりましたが、5分遅れくらいで広島に無事到着しました。到着直前に、ふと思い付いて山下氏にメッセンジャーで連絡をしました。「五日市の前川さんの会は予定通り開かれますか?」と。実は、9月30日の午前中は広島の国際会議場で、前川喜平さんの講演会が開かれることを以前から楽しみにしていたのですが、この東京行きであきらめていたのです。でも、午後の会が中止にならなければ、それには間に合うかもしれないと思ったのです。

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すぐに山下氏からは返事がありました。予定通りと。でも、駐車場はほとんどないからと。即決心しました。いったん家に帰って車でなんてしていたら、遅れてしまう。これは、JRだと。

12時55分に広島駅について、とっとと在来線の方に行っていたら、13時0分発の大野村行きの列車があると。走りましたよ。キャリーバッグを持って、階段も。で、無事それに乗って、五日市駅まで。そこからはタクシーで、素晴らしい。5分前に到着です。大荷物を持ったまま、会場に入りました。夫には、そこから電話しました。

そして、3時間。前川さんを堪能しました。

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午前は講演ですが、午後は対談形式で。「前川喜平さんと語る!~今、変わりつつある教育と法~」。二部の構成で、一部は東京シューレの奥地圭子さんと。そして二部は、「檻の中のライオン」の弁護士楾大樹さんと。楾さんのお話は、以前弁護士会館で聞きましたが、奥地さんのお話は初めてです。

これが、すっごく良かったのです。素晴らしい会でした。前川さんもすごい人。そして、奥地さんのお話は、目からうろこでした。この歳で、私、多いに教えられることがありました。

で、結局昨日は、とても有意義な一日をすごすことができたということなのです。前川さんの対談、暫くお伝えしますね。

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コメント

被爆73年:沖縄知事選、「8・6ヒロシマ平和の夕べ」に参加された皆さんの思いが通じましたね。私は今、「仏教では怒りは抑えるべきだとされるが、他者に思いをはせるきっかけとして怒りは必要だ。」この知花昌一さんの言葉をかみしめています。この4月、北九州での前川さんの講演、司会の女性市会議員さんに下着が送ってきたりネットを通して罵倒の数々、広島ではこのようなことが無いことを望みます。週末には台風25号が、先生、気をつけて下さいね。

投稿: 小倉っ子 | 2018年10月 1日 (月) 10時58分

お疲れ様でした。
会場でお姿を拝見いたしました。
私も長年広島市の教育に関わったこともあり、前川氏の講演(対談)に興味があり、風雨の中、参加しました。
1部のフリースクール、教育機会保障法については、目から鱗の感がありました。
残念ながらⅡ部については、弁護士の主義・主張がほとんどで、前川氏の”対談”は成立せず、がっかりしました。午前仲の講演も聴いていたので、その落差に落胆しました。前川さんの教育論、教育行政(文科省)から見たヒロシマの平和教育、あの是正指導などについて話してほしかった。会場には知り合いの学校の先生の姿もありました。
午前中の講演の中の言葉「賢明な国民が賢明な政府(政権)を選ぶ」。その通りだと思います。

投稿: 黒柴こたろう | 2018年10月 1日 (月) 18時02分

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